双珠別岳(1383)
- GPS
- 05:23
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 726m
- 下り
- 708m
コースタイム
天候 | 曇りのちときどき小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
もし、あなたの周りに山スキーを始めたばかりで、転んでばかりで自分には才能がなく未来永劫深雪なんか滑れないと思っている人がいればこの山に連れて行ってあげよう。
ずっと緩斜面のオープン疎林帯。意外とパウダー。
めげている人にはちょっと自信とやる気を呼び戻すそんな山が双珠別岳。
そんな山には地形図に山名はない。熊見山の西の稜線をずっとたどっていった1383のピークが双珠別。
9合目付近にある南の駐車帯がスタート地点。
日勝国道(274号線)を横断して樹林帯を分け入ると直ぐに電波塔管理道路の法面が見えるのでそこにのる。茶色の電柱に張られた頭上の電線が目印。
少し単調な道路歩きに飽きた頃、東の樹林帯に入る。直ぐに四の沢林道を横断し更に登るが、ここら辺はオープン緩斜面。
樹氷が綺麗で同行者と「きれいだね〜♪」と繰り返す。
程なくして稜線が見え出すので、ひたすら北東に進路をとる。電波塔の一群や熊見山が目の慰み。
ふり返ると日勝北斜面・堀ゲレンデ・沙流岳なども見える。
頂上付近はどこが三角点なのというなだらかなもの。
私も同行者も初めて踏んだ頂上ではある。残念ながら夕張岳や芦別岳などはガスの中。
夕張ヒュッテの雪下ろしに夕張岳に入っているユウパリコザクラの会のメンバーの顔が頭に浮かんだ。
土曜日に仕事が無ければここにいることもなかっただろう。
てなことを考えながらシールを付けてCo1325まで降りる。
ここから全面パウダーの快適な滑り。
樹林帯に入っても気持ちのいいパウダーなのだが、傾斜緩すぎて自分が少しうまくなっているのかどうなのかも良く分からない。
でも、同行の初心者は自分の思ったように滑れてとても満足そうだ。
1本登り返して少しでも斜度のあるところを探すのだが、地形図通りそんなところはない。
まったりとした滑りであっけなく電波塔管理道路に出たことを頭上の電線で知る。
シールの付け直しもなくあとは日勝国道に向かってひたすら道路を滑っていくだけだ。
こんなに楽に道路滑りが終わるなら、もう一本登り返せば良かったなとちょっともったいない気がしたバックカントリーな一日。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
今度の土曜日に行こうと思っていましたので、最新情報助かります。ありがとうございます。
双珠別岳というのですか。
このピークは空知川(空知)、鵡川(胆振)、沙流川(日高)の三国境で、その南東の1286の肩付近も含めれば、十勝川(十勝)も含めた四国境になるので、四国岳と呼ぼう、というような文章を戦前の北大の部報で読んだ覚えがあります。分水嶺という目で見ると、なかなか行ってみたい山頂ですね。表題の1389は地形図によると1383ですね。
コメントありがとうございました。
私、幕別に住んでましてicyashi1さんの近くの明野が丘スノーシューハイクを笑いながら見てました。
手に凍傷を覆っていて山でしか寒風に体をさらしていませんが、そのうち真似てみたいと思います。
どこかでお会いできるといいですね。
うむー、最近老眼が進んでいるんだろうか?
キーボードの9と3が縦に並んでいるのでタイプミスなのかと思ったら本文にも1389とある。
読み違えてしっかり打ったと思われる・・・
すみません。HYMLにはもう流してしまったので覆水盆に返らず・・・
yoneyamaさん。
出演されていたNHK BSのグレートサミットーも素晴らしかった・・・
岳人のイグルー泊の作法もしっかりと読ませてもらいました。
今度、naokissがイグルー山行を企画してくれると張り切ってます。
雪洞泊まり1回しかしてなかったので楽しみ・・・
双珠別岳をネット上で書いている人はみな1389と書いているようなので、地形図のほうが変わったのかもしれません。地形図の変更はけっこう頻繁なのかな。1389だと1839 みたいで目が止まるんですよね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する