塔の岳、鍋割山(初めて丹沢、雪山)


- GPS
- 08:25
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,467m
- 下り
- 1,466m
コースタイム
8:05大倉・秦野戸川公園駐車場-8:10大倉尾根登山口-8:50大倉高原山の家-9:00見晴茶屋-9:15一本松-9:30駒止茶屋-9:50堀山の家-10:05戸沢分岐-10:30花立山荘10:40-11:00金冷し-11:15塔の岳山頂
・下山
12:00塔の岳山頂-12:10金冷し-12:35小丸尾根分岐13:15-13:40鍋割山13:55-14:40後沢乗越-15:15山の恩人-15:35黒竜の滝-16:15残り20分-16:30大倉・秦野戸川公園駐車場
天候 | 晴れ時々曇り、帰りに雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト情報…大倉バス停・どんぐりハウス脇、鍋割山稜0(二股)にあります。 ・トイレ情報・・・大倉バス停(きれい)、鍋割山荘、他山荘はありそう。 ・水場情報・・・大倉高原山の家にありました。 ・山道情報 登山口⇔見晴茶屋・・・なだらかな山道、まだまだって感じです。 見晴茶屋⇔花立山荘・・・傾斜はきつくなります。花立山荘手前から雪に埋もれ滑り易いです。 花立山荘⇔塔の岳山頂・・・ガラッと変わり完全な雪道(みなさん、こちらでアイゼン装着) 塔の岳山頂⇔金冷し⇔鍋割山頂・・・ずっと雪道、トレース完全にあり、良く踏まれていて歩き易いです。 鍋割山頂⇔大倉・・・山頂直下は雪あるがびちゃびちゃ。程なく、ぬかるみ。その後は無雪。 全般、危険と思われる場所ないです。 今回の雪道では、花立山荘から鍋割山頂直下まで軽アイゼン(snow peak:TREK-8)装着。特に不安はなかったです。 |
写真
感想
私は、毎朝、大山を見ながら会社に出勤しています。この地に移り育ち30年になるのです。
それくらい、身近な山。その背後にそびえ立つ丹沢の山々も見ている。
なんだけど、遠足で登った大山くらいでその先丹沢方面には足を踏み入れた事がない。
20日過ぎからの積雪で、秩父、奥多摩同様首都圏から近いこの丹沢山系へ雪山を楽しみに行かれているみなさんの
レコ見ていてとても行きたくなった。
しかし、雪山の経験はなく行ってもいいものか悩んだりもした。
軽アイゼンは、記念すべき第1回目の焼岳での山行で購入していたため持ち合わしていた。
使用経験済み。でも、その後の鳥海山で使ったかどうか以来。
でも、アイゼン買うか毎週のように山屋に通っていた。他にも欲しい物もあったのだけど。
友人に話しを聞いたり、こちらのみなさんのレコを参考に考えた末、ダメなら帰ろうダメもとで行く事にした。
さて、当日はと言うと、バイクで30分と近いので、こう言う時は朝起きるとグズグズしてしまう。
予定より30分は出発が遅れた。案の定、国道246号線が混んでいる。
大倉に到着し駐車場のゲートがオープンしていないが、バイクはゲートないので、準備していた係員の方にバイクの置場を聞いて難なく駐車。
バイクは、この辺とても融通効きます。
年末以来の山行。来れて良かったと思った。
ここから登る大倉尾根は「ばか尾根」と呼ばれていると耳にしていたので、登りはどんなものかと思っていた。
まぁ、登り一辺倒でも初めてなので、特に気にならなかった。それより、雪道歩くのが楽しみで仕方がなかった。
そんな中、今回も、なるべく汗をかかないようゆっくりペースで歩く様心掛けた。
しかし、やはり暑い。汗を拭きながら歩いた。次回は思い切ってもっと薄着にしてみる必要があるようだ。
時折、南に相模湾。西に富士山を眺めながら気持ちよく歩みを進める。
あたり、徐々に雪も見え始めた。そして、歩いている登山道も雪に埋もれてきた。しかし、歩き易く整備されているので多少の積雪でも何とか歩けた。
そして、みなさんが腰を下ろして足元の準備。そう、花立山荘に到着です。ここからはアイゼンを着けて歩く人が多かった。
私も、軽アイゼンだけど付けてその場を歩いてみた。「いや!凄い全然違う!あるのと無いのでは全く違うものなんだな。」と感心した。
もう、そこから先は歩くのが楽しくって仕方がなかった。もちろん、ちゃんと気を抜かず注意しつつ。
金冷しに到着し塔の岳を目指す最後の登り、風が吹き付けると顔が冷たくって大変だ。
でも、周りの景色は最高に素晴らしいし、気分も最高!
そして、白と青の世界、そこは塔の岳山頂でした。ここから眺める景色は最高で360°どこを見渡しても知っている所ばかり。
とても感動した。あ〜でも、山方向は何の山だかさっぱり。
寒いけど、ずーっとここにいたかった。
しかし、そろそろかな。やむなく下山に掛かる事に。この後は、鍋割山を目指し、しばし、尾根歩き。
金冷しから鍋割山へ向かう人は少ないようで、すれ違った5人の方のみ。途中、小丸尾根分岐は眺望よく陽も当たっていて気持ち良かったので
持ってきたカップラーメンにお湯を注いで…
あぁ〜温い。確かに6時間しか持たないと言う事だったのだけど。初めてだったのでここまで冷めてしまうとは。
でも、ぬるま湯を注いで準備するも固形のルーが溶けない。仕方ないのでかじりながら湯をすすって食べました。
やっぱり、ストーブが必要だと言うところまで追い込まれた。
まぁ、そんな間抜けな経験をしつつも、雪道歩きの再スタート。とにかく、気持ちいい、楽しい。何がって言葉に出来ないけれど。
鍋割山では、山荘の鍋焼きうどんの事を知っていたのでどうしようかななんて思っていたけど「アイゼンは外す…」に面倒くさがってしまいそのままスルーしてしまった。
そして、雪道歩きもここまでで終わり。
下りは多少雪がある物の程なくぬかるみ。今思えば、山頂で話していた人たち「アイゼン着ける?折角だし訓練も…」なんて話していたのを思い出した。
鍋割山頂まではノーアイゼンで登ってきたみたい。山頂で外していれば、鍋焼きうどんも食べれたし、その場でアイゼンもしまていればグッドタイミングだったのになぁ。
結局、アイゼン汚れまくった中袋にしまった。
あとは、ひたすら下り。林道歩きは長かった。一人だと結構しんどいなぁ〜と思った。
大倉まであと20分にもあぁ〜まだか。
でも、民家が見えてきたので大分近づいて程なく大倉のバス停に到着。
実は、即効でトイレへGO!結構我慢していたので最後は辛さが増していたんです。
今度は、無理しないようにしよう!さて、次はいつかな。毎週飲み会だからいつ行けるか。
しかし、雪道歩きは楽しいですねぇ〜!
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