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Yamareco

記録ID: 1658201
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

テン泊で行く笠ヶ岳1泊2日

2018年11月17日(土) 〜 2018年11月18日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
22.2km
登り
2,246m
下り
2,249m

コースタイム

1日目
山行
8:00
休憩
0:40
合計
8:40
8:40
8:40
10
8:50
8:50
10
9:00
9:10
20
9:30
9:30
240
13:30
13:30
80
14:50
14:50
20
15:10
15:20
50
16:10
16:10
0
2日目
山行
6:40
休憩
0:40
合計
7:20
8:30
30
9:00
9:30
110
11:20
11:20
200
14:40
14:50
30
15:20
15:20
30
深山荘利用だけど…まあいいか
笠ヶ岳山荘は使わず、テン場泊だけど…まあいいか
天候 1日目晴れ時々曇り2日目晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
深山荘駐車場利用。
コース状況/
危険箇所等
秋は水場が全て枯れているので、水を持って上がれるように。
その他周辺情報 ひがくの湯(11月下旬で冬季休み入り)では、利用者を駐車場まで送るサービスを行っている。ロープウェイ乗り場、鍋平などへも送迎があるため、ぜひ。
登山指導センターで登山届けを提出。おじさんと「上は小屋は全部しまっているよ。テント泊かい?」「ええ、テン場で一泊です!」という会話を交わす。あとはザックの大きさを見て装備に問題ないと判断されたか、何も指導されなかった。クリヤ谷に下りると言っても、特に何も言われなかったので、問題ないと判断。
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登山指導センターで登山届けを提出。おじさんと「上は小屋は全部しまっているよ。テント泊かい?」「ええ、テン場で一泊です!」という会話を交わす。あとはザックの大きさを見て装備に問題ないと判断されたか、何も指導されなかった。クリヤ谷に下りると言っても、特に何も言われなかったので、問題ないと判断。
いきなり笠ヶ岳が見えている(一番高いところが笠ヶ岳、登頂してから「ああ、あれが笠ヶ岳だったのか」と気づく
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いきなり笠ヶ岳が見えている(一番高いところが笠ヶ岳、登頂してから「ああ、あれが笠ヶ岳だったのか」と気づく
林道をてくてく歩く。中崎橋手前の水場は枯れている。
林道をてくてく歩く。中崎橋手前の水場は枯れている。
笠新道登山口
ここも一滴も水が垂れていない。死んだ。1ℓしか水を持ってきていない。これでは上に雪がなかったら本気でヤバい。丹沢縦走時に干からびた苦い前世の記憶から、致命傷になると判断してわさび平小屋まで水を汲みに行く。
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ここも一滴も水が垂れていない。死んだ。1ℓしか水を持ってきていない。これでは上に雪がなかったら本気でヤバい。丹沢縦走時に干からびた苦い前世の記憶から、致命傷になると判断してわさび平小屋まで水を汲みに行く。
わさび平小屋
水はどこだ
小屋から延びるホースを辿り、源頭部へ。。。
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小屋から延びるホースを辿り、源頭部へ。。。
ワイルドに藪をかき分け無理やり水場を見つけた。絶対ここじゃない
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ワイルドに藪をかき分け無理やり水場を見つけた。絶対ここじゃない
錫杖岳が見える
登山口まで戻って笠新道へクライムオン
登山口まで戻って笠新道へクライムオン
倒木もこの通り。かなり整備されている
倒木もこの通り。かなり整備されている
焼岳と御嶽山
奥穂高岳
杓子平を振り返る
杓子平を振り返る
抜戸岳に寄り道
雪の下はアイスバーンとなっているが、あまりに気温が低いのか湿度が低いのか、カラカラであまりすべらない。アイゼンはつけずに済んだ。
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雪の下はアイスバーンとなっているが、あまりに気温が低いのか湿度が低いのか、カラカラであまりすべらない。アイゼンはつけずに済んだ。
抜戸岳とブロッケン現象
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抜戸岳とブロッケン現象
抜戸岩。ガスが出ると寒い
抜戸岩。ガスが出ると寒い
笠ヶ岳にきた
黒部源流
うおおおおおおおお
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うおおおおおおおお
雲海に浮かぶ御嶽山
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雲海に浮かぶ御嶽山
雲海に浮かぶアーベントロート穂高岳
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雲海に浮かぶアーベントロート穂高岳
α米最強。
夜は暇なので星を撮る
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夜は暇なので星を撮る
北斗七星
天頂を流れる天の川(薄い)
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天頂を流れる天の川(薄い)
朝を迎える
山荘スグソコ(大嘘)
山荘スグソコ(大嘘)
左端に富士山が見えている
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左端に富士山が見えている
ご来光。ご覧の通り笠ヶ岳テン場の利用者は土曜日にもかかわらず0人であった
ご来光。ご覧の通り笠ヶ岳テン場の利用者は土曜日にもかかわらず0人であった
テント撤収完了
笠ヶ岳山荘
新穂高温泉が見える
新穂高温泉が見える
甲斐駒ケ岳の先鋒と富士
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甲斐駒ケ岳の先鋒と富士
日本百名山57座目、笠ヶ岳登頂!
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日本百名山57座目、笠ヶ岳登頂!
高山を覆い尽くす雲海。その向こうに白山
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高山を覆い尽くす雲海。その向こうに白山
黒部源流。薬師岳・北ノ俣岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳・三俣蓮華岳・双六岳・立山・剱岳・雲の平・野口五郎岳の名山が一枚の写真に収まる
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黒部源流。薬師岳・北ノ俣岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳・三俣蓮華岳・双六岳・立山・剱岳・雲の平・野口五郎岳の名山が一枚の写真に収まる
クリヤ谷下山ルートから笠ヶ岳を振り返る
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クリヤ谷下山ルートから笠ヶ岳を振り返る
笠ヶ岳北尾根クラシックルート。クラシックルートといえば聞こえがいいが、旧道である。
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笠ヶ岳北尾根クラシックルート。クラシックルートといえば聞こえがいいが、旧道である。
北西トラバースは、ところどころ雪が残っていて、滑りやすい上に道が狭い。そしてハイマツがうるさい
北西トラバースは、ところどころ雪が残っていて、滑りやすい上に道が狭い。そしてハイマツがうるさい
ザックが抜けない
ザックが抜けない
笠ヶ岳に別れを告げる
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笠ヶ岳に別れを告げる
文句なし。
とあるブログには「85°の急坂」とか書いてあったが、どこにもそんなところはない。普通にストックもしまうこともなく下りれる。
とあるブログには「85°の急坂」とか書いてあったが、どこにもそんなところはない。普通にストックもしまうこともなく下りれる。
蜂ノ巣岩近くの水場。滑りやすいので注意(ところどころ凍っていたのもあるが…)
蜂ノ巣岩近くの水場。滑りやすいので注意(ところどころ凍っていたのもあるが…)
台風の倒木により、ルートが変わっているところがあり、テープを頼りに迂回したりする箇所がある。
台風の倒木により、ルートが変わっているところがあり、テープを頼りに迂回したりする箇所がある。
錫杖岳分岐
クリヤ谷渡渉地点。谷歩きだというから、ヌクビ沢や斜里岳のような沢歩きを想像していたが、わずか一箇所の渡渉だけ。丹沢以下だ。やはりアルプスは違う。都会的なのだ。
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クリヤ谷渡渉地点。谷歩きだというから、ヌクビ沢や斜里岳のような沢歩きを想像していたが、わずか一箇所の渡渉だけ。丹沢以下だ。やはりアルプスは違う。都会的なのだ。
槍見館付近のトラバース道も、「どうせアップダウンあるんでしょ」と諦めていたが、最後まで非常に歩きやすい植樹帯であった。。。雲取山鴨沢ルート並みに楽。下り2:30のコースタイムも長すぎである
槍見館付近のトラバース道も、「どうせアップダウンあるんでしょ」と諦めていたが、最後まで非常に歩きやすい植樹帯であった。。。雲取山鴨沢ルート並みに楽。下り2:30のコースタイムも長すぎである
新穂高の湯は冬季閉鎖中。残念。
新穂高の湯は冬季閉鎖中。残念。
ひがくの湯。いろいろとすごい(詳細は感想に記載)
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ひがくの湯。いろいろとすごい(詳細は感想に記載)

感想

57/100

無駄にホスピタリティの高い「ひがくの湯」が印象的すぎて全て忘れた。
とにかく荷物が重かったことだけは覚えている。
親指の陥入爪が久しぶりに膿を出した…辛い。

ひがくの湯。いきなり「料金先払いになるが駐車場まで送る」というサービスで始まり、うまい棒無料・歯ブラシサービス・湿布一枚サービス・露天風呂しかない風呂・なぜか50円でジュースが在庫処分・さらに謎のティッシュ箱一個プレゼントなどなど意味わかんない日帰り温泉だった。

笠ヶ岳は展望抜群。特に他に何もいうことはあるまい。
11月とは思えない雪の少なさ。ギリギリ雪があるので、水は3ℓも持って上がらなくてよかったか。それでも余るぐらい水を持っていくと、精神的な余裕が違う。

夕方以降それなりに寒く、テントの中でも物が次々に凍っていく状況だった。
気温はマイナス6℃。ただ、慣れてしまえばそれほど寒くなく、
暖かい格好をしていれば、動かなくても大丈夫だった。
特に、靴下は汗で濡れると足先が冷たくなるが、乾いた物にはき替えることで
だいぶ暖かくなることがわかった。

クリヤ谷に関しては、メインルートではないので荒れていると言う声があるが、
道が無駄に狭い他は一般縦走路である。
危険な岩場や鎖場はなく、淡々とトラバースと急登があるのみ。
最後は森の中をひたすら下る。

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コメント

初めまして lily616です。
感激の笠ヶ岳を思い出して読みましたが
この時期は水が出ていないというのにはびっくりしました。
山を管理する方たちのおかげで夏場は出るということなんでしょうか。
かつて八ヶ岳に行くときに途中で補給しようと思い大変な目にあったことも思い出しました。
100名山楽しんでくださいね。応援しています。
2018/12/22 10:29
Re: 初めまして lily616です。
返信遅くてすみません。

秋と春は水が枯れ、雪もないので苦労する山域があります。
水は最低3ℓは持たないと一泊も持たないことがありますw

ありがとうございます。楽しんでいきます
2019/2/4 15:05
Re: 初めまして lily616です。
返信遅くてすみません。

秋と春は水が枯れ、雪もないので苦労する山域があります。
水は最低3ℓは持たないと一泊も持たないことがありますw

ありがとうございます。楽しんでいきます
2019/2/4 15:05
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技術レベル
2/5
体力レベル
5/5
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4/5
体力レベル
5/5

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