三ツ峠,本社ヶ丸:宝鉱山からの周回。タフなルートでした!
- GPS
- 09:20
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,633m
- 下り
- 1,627m
コースタイム
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 9:16
天候 | 晴れ:午後は雲り気味に |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・6時30分で私の車だけ。戻ってきてもう1台増えていただけでした ・コンビニは都留ICを降りて目的地の宝鉱山駐車場に向かう一本道の県道705号線上に新しそうな711が右手にあります。ルート上、最初で最後のコンビニです |
コース状況/ 危険箇所等 |
最初に:今回時計回りで歩きました。逆回りはお勧めしません。なぜなら!「危険」です。 ・登山口〜初滝:最初は穏やかに北口登山口まで上げて行きます。ここに一台車が停まっていたほど穏やかです。ここから徐々に高度を上げて行きます。川沿いを上げて行くのですが、落ち葉でルートが不鮮明で少し迷ったり、ロープ有り、鎖有り、渡渉あり、とここまでは「アトラクション」として、楽しみながら上げて行けました。 ・初滝〜大滝:ここからレベルが一段あがります。切だったワイヤーのある靴一足分のルートを岩を抱くように歩いたり、「あの壁登るのか」と、高度感のました鎖場とロープ場がチョクチョク出て来ます。ここもなんとかクリア。のぼりに使って良かった。ここ降りるのはやな感じです^^; ・大滝〜山頂:大滝を過ぎるとピタッと赤テープが無くなります^^; 落ち葉でルートが解からず、今までの経験で微かな踏み跡などを頼りに「こっちかな」「あっちかな」で上がって行くとルートミス!それも思い切り迷いました。ここまで小さなルートミスは3ケ所くらいあったのですが、引き返して問題ないレベル。ここでは引き返してもどこでも行けそうで解かりませんでした。傾斜が強いのでGPSを出すポイントを探して文明の利器を活用してどうにかルート復帰!人があまり歩いていないのでしょう落ち葉がとっても危険と再認識!ここにこそ看板必要と思いました。ルートを間違いなく認識できたのは倒木に刻まれた二本の人工的な刻みでした^^; ここをクリアすればもう大丈夫!斜度も緩やかになり看板も出てきて山頂へ誘われます。 ・山頂〜本社ヶ丸:アップダウンを繰り返しますが、特に危険な処ありません ・本社ヶ丸〜登山口:ここから道はグッと斜度を増し下って行きます。少し勢いを着けて歩くとズずっと滑る感じです。ここからのルートは道標が少なくなり、慎重に吟味しながら歩きます。鉄塔が出てくるのですがここも「どっちに行けばいいの?」と少し道を探しました。正解は鉄塔を右に行くと降りる道があります。GPS様様です。 もう1ケ所ルートが解からず作業道を歩いてしまいました。引き返して落ちていた木々を集めて無言の「通せんぼ」を作って下山。この区間も経験が少ないと危険かも知れません。私の持っている地図には登りルートも下山ルートも「急坂(経験者向き)」の文字が…その通りだと思いました。 これからの季節、凍結が進めば特に登りで使ったルートの難易度がさらに上がることでしょう!行かれる方はしっかりした準備を! |
その他周辺情報 | ・温泉は都留ICを利用されるのであれば、「より道の湯」がお奨め! 980円と高めですが、それはいい施設です。 ・35号線で相模湖ICに抜けるのであれば「月待ちの湯」もよいかと思います! 500円でコスパがいいです。今回はこちらに寄りました。 |
写真
感想
高山が雪をまとう季節になって来ると富士山が見たくなってきます。今回は「富士山に一番近い山」?として名高い三ツ峠山に久しぶりに行ってきました。賑やかな御山ですが出来るだけ静かに歩きたくて行くならあまり歩かれていない?今回のルートを温めていました。三ツ峠ってお手軽で、ハイキング的なコースが多いですが、この周回コースは中々タフなコースでした。私の持っている地図には「経験者向き」と書いてあり登り下りとも手ごわかったです。「コースの状況」にも書きましたが逆回りはとても危険だと思います。
山頂付近から富士の絶景はガスが掛かってシャッキリとは見えませんでしたが、その大きさを感じるにはここは一等地です。もう少し静かな御山であれば通う頻度も上がるのですが、この日は看板の前の撮影スポットに荷物を置いている方や、ギターを弾いて歌っている方がいらっしゃって、ゆっくりする環境ではありませんでした。よって昼食は木無山方面に少し下った三ツ峠山荘付近の比較的静かなポイントで戴きました。
ここまで来ると屏風岩も視えて木無山まで行きたい?なんて思ったりしたんですが下りも気を引き締めないと行けませんし、ぐるりと周回するので実はまだ半分も来ていません^^; 巻き道で御巣鷹山に向かう途中女性の方に声を掛けられ「どちらに降りるんですか?」と「宝鉱山に戻るので本社ヶ丸経由でぐるりと」とお話しするとその方も宝鉱山から同じルートで上がって来られたようで、「あのルートを降りるのは嫌ですね」と。同感です!!! 「お気をつけて」と挨拶を交わし先を急ぎます。
御巣鷹山から本社ヶ丸までは一気に300メートルくらい下げてから、アップダウンを繰り返して到着します。(道は明瞭です)ここからの眺めも中々素晴らしい!流石富嶽十二景です。奥秩父に八ヶ岳に南アが綺麗に見て取れます。そして富士山は…ガスガスの中で影も形も視えません^^; ここへはもう一度富士を視に来ることになると思います(^_-) 後はググッと下りるだけ…なんですが、ここから斜度もキツく北口登山道(登りのコース)よりは危険な個所は在りませんが1回尻もちを着いてしまいました。また、こちらのコースも看板や赤テープが少なくて慎重に進む必要があります。
今回、想像していた以上にタフなルートでした。低山にありがちな道迷いの危険性と低山に似合わない急斜面があいまってこんなにGPSのお世話になったルートは初めてでした。久しぶりの三ツ峠の頂は賑やか過ぎて静かな今回のルートとのギャップに少々面喰ってしまいました。私には本社ヶ丸の頂の方が合っているようです^^;
それでも、足を向けたくなる三ツ峠からの絶景は本当に素晴らしい!
次回はホームに戻ってもう少しソフトなルートを歩こうかな?
コメント
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やはり富士山は
雪があって美しさが倍増しますね。
あまりレコにもこのルート歩いてる方は少ないので・・・
初めて、タフなルートを見させて頂きました。
だいたい三つ峠から河口湖にぬける
ベタなルートで下ってましたが
こちらはアトラクションが豊富でイイですね〜
年明け頃に冨士見登山に 行きたいです。
月待ちの湯 はなかなかイイですけど
タイミング間違うとスゴイ混んで人気ですね
ま〜この時期は登山& は最高です
次は奥多摩方面の と ですかね。
キャロさん おばんです(^^)
冠雪した富士の映像を観かけたものですから
行きたくなりまして❗
いつもなら奥多摩や大菩薩あたりに
出没するんですが、このルート凍結すると
行きにくくなるかなぁ❓て思ったら
ステアリング握ってました(^^)
月待ち♨は帰りに中央道が混んでて時間に
余裕がある時はたまに寄ります
今回のルートならここかなぁって
また、何処かで!
ですね
そもそも三つ峠自体最後に行ったのが恐ろしく昔ですが、
こんなハードルートもあるんですね。
三つ峠は、山頂トイレの扉にハエが100匹止まっているのを見てからすっかりご無沙汰なんですが、
この時期はそうハエもいないでしょうから
また行ってみたくなりました
私も三ツ峠へは十数年ぶりで「お手軽な御山」と言う認識でした
あまり賑やかな御山は得意ではないのですが
このルートなら静かに歩けるかなぁ~と!
ペンさん達ならサクッと行かれると思いますよ
ハエ100匹は…今は大丈夫と思いますが^^;
俗なお山なのであり得ますね
また、何処かの で!
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