雲取山 ヨモギ尾根から奥多摩小屋へ

2018年11月23日(金) 〜 2018年11月24日(土)

• GPS: 12:53
• 距離: 26.7km
• 登り: 2,819m
• 下り: 2,335m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:06
• 合計: 4:31

距離 14.2km 登り 2,049m 下り 881m

9:22 お祭バス停
9:53 片倉橋
10:24 塩沢橋
12:12 12:13 塩沢右岸上段巡視路分岐
12:47 12:52 奥後山
13:53 奥多摩小屋

2日目

• 山行: 4:26
• 休憩: 0:51
• 合計: 5:17

距離 12.4km 登り 771m 下り 1,474m

6:57 奥多摩小屋
7:06 7:09 ヨモギノ頭
7:31 7:33 小雲取山
7:54 8:04 雲取山避難小屋
8:07 8:17 雲取山
8:35 8:47 雲取山荘
9:02 大ダワ
9:50 9:55 白岩山
10:08 10:13 白岩小屋
10:29 前白岩山
10:39 前白岩山の肩
11:03 11:04 お清平
11:18 11:20 霧藻ヶ峰休憩舎
11:26 霧藻ヶ峰
11:30 地蔵峠
12:03 12:04 妙法ヶ岳分岐
12:14 三峯神社バス停

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：奥多摩駅より丹波行きバス「お祭」バス停下車
復路：三峯神社バス停より西武秩父行きバス

コース状況／危険箇所等

鉢焼場尾根・ヨモギ尾根は枝道が多く注意．上りの場合基本的に山側のルートを選ぶ．山と高原地図の赤破線は最後の部分以外ほぼ正確なので，こまめに位置をチェックする．

写真

11/23 9:24

お祭バス停からすこし西に歩いた分岐からスタート．

11/23 9:42

後山林道のまわりは紅葉が見事だった．

11/23 10:25

1時間ほど，塩沢橋で林道とおわかれ，沢沿いを進む．

11/23 10:35

すぐに尾根に取り付く分岐がある．

11/23 11:03

針葉樹林帯にある巣箱を交換している人たちに会った．
来春に備えて小鳥の住まいも準備．

11/23 11:43

破線ルートの鉢焼場尾根・ヨモギ尾根，道そのものは明瞭だが枝道が多く道標もあちこち壊れていた．
ここで間違えて一度左に進んでしまったが正しくは右．

11/23 12:16

高度が上がると落葉樹はすっかり葉を落としているが馬酔木は青々と茂っていた．

11/23 12:20

稜線に出ると勾配も穏やかになる．

11/23 12:50

奥後山山頂付近にはモノレール終点がある．

11/23 13:11

主稜線が間近に見えてくるとあと少し．

11/23 14:05

そして奥多摩小屋．

11/23 14:30

テントを設営．
小屋閉鎖前に訪れる人が多いのか，大変な賑わいで場所を探すのに苦労した．

11/23 14:42

水場もこの通り．30分待ち．
水量自体もすくなく2Lを満たすのに4分かかった．

11/23 16:18

夕方，雲がおおくなって来たが見事な夕焼けだった．

11/24 6:15

で，翌朝．テントの入り口を開けてびっくり．
嘘でしょ，という感じの雪景色．

11/24 6:47

確かに降れば雪の気温だったが，降水はないかなと踏んでいた．

11/24 6:50

朝焼けに輝く白い木々．嬉しい誤算でもある．

11/24 7:08

十分日が差してから出発．ヨモギの頭から振り返る．

11/24 7:34

高度を上げると少し雪も多い気がする．

11/24 7:37

飛龍山方面を見る．山頂は隠れているが雪をかぶった稜線がよく見えた．

11/24 8:03

そして山頂．
しばらく粘ったら富士山が顔を出してくれた．

11/24 8:10

奥の山頂の碑．

11/24 8:15

ここの三角点は内務省管轄だった明治時代の石標が残っている．

11/24 8:35

雲取山荘まで降りて来た．
Webサイトにもあったが水は枯れていた．
でも雨樋から雪解け水がたくさん落ちて来ていた．

11/24 8:50

テント場．みんなどこにテントを張ったか一目瞭然．

11/24 9:16

東斜面には積雪はなかった．

11/24 10:12

白岩小屋まで下りてくる．
閉鎖されて久しいが，もう相当な損傷度合い．よく今年の台風で倒れなかったと思う．

11/24 11:04

お清平まで降りると雪はなかった．

11/24 11:24

霧藻ヶ峰のところの秩父宮様のレリーフまえはコンクリート舗装され歩きやすくなっていた．

11/24 11:56

三峰神社が近くなるとこんな気持ちいトラバース道になる．

11/24 12:00

日も当たって，時間があればのんびりしたい雰囲気．

11/24 12:04

妙法ヶ岳の分岐の鳥居．

11/24 12:16

三峰神社のところまで来た．
干し柿に大根まで干してある．

撮影機器：

PENTAX K-5 II s PENTAX

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 携帯トイレ

感想

Trail Walker

奥多摩小屋閉鎖のタイムリミットが近づいていた．存続や建て替えの話も聞こえて来ない．いよいよダメか．
初めてのテント山行は奥多摩小屋だった．首都圏の山屋には同じ人が多いのではないかと思う．
雲取に至る登山道は鴨沢，富田新道，三条の湯，主脈，三峰神社，長沢背稜と一通り歩き，通行止めの大ダワ林道，唐松谷林道を除くと残すは今回の破線ルートのヨモギ尾根ルートだけとなった．ヨモギ尾根は奥多摩小屋に直通ルートだし，このルートで最後の奥多摩小屋テン泊と決めた．下山は下りで使ったことがない三峰神社ルート．

ヨモギ尾根は，最初に会った小鳥の巣箱の交換の人以外誰にも会わなかった．コースタイムよりは短く済んだが勾配はきつめで，枝道に注意が必要だった．
奥多摩小屋は予想通り大盛況，場所探しに苦労したが細長いテントなのでなんとか平らなところを確保できた．
夜は冷え，寝る前で−8度，翌朝-10度だったが真冬用の寝袋でしのぐ．テントのジッパーを開けるときにバサッと音がするのでもしやと思ったら案の定雪景色だ．アイゼンが必要な積雪にはならず，寒さを除けば素晴らしい雪景色に出会えて嬉しい誤算だった．
3連休2日目なので下山中もどんどん登る人とすれ違った．三峰神社も大変混んでいてバスは増発．駐車場待ちの車もたくさんだった．