大谷嶺〜山伏の縦走

2018年11月23日(金) [日帰り]

• GPS: 07:52
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,226m
• 下り: 1,601m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:38
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:47

6:32 大谷嶺駐車場
6:38 6:39 大谷嶺登山道入口
6:54 6:55 扇の要
8:20 8:24 新窪乗越
9:08 9:31 大谷嶺
10:01 10:01 新窪乗越
10:22 10:22 大平沢ノ頭
11:20 11:54 山伏
12:02 12:02 西日影沢分岐
12:47 12:47 蓬峠
13:24 13:24 大岩／ワサビ小屋
13:49 13:50 山伏 登山口
13:53 13:58 山伏登山者用駐車場
14:19 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

大阪から新幹線で静岡へ、新静岡から静鉄安倍線で梅ヶ島温泉まで行きます。

コース状況／危険箇所等

台風の影響により、
新窪乗越〜山伏の縦走路は倒木が多いです。
山伏〜西日影沢は土砂で埋まっている地点があり、
また沢を渡る橋は流されたままです。

その他周辺情報

梅ヶ島温泉の梅の家旅館に前後泊しました。
宿の女将には、登山口まで送迎していただきました。

写真

11/23 6:34

これから登る崩れの荒々しい山容。

11/23 6:37

登山口の近くには、幸田文(こうだ あや)の『崩れ』の一節が刻まれていました。大谷崩れは無残で悲愁感が沈殿しているそうです。

11/23 6:37

幸田文の文学碑のそばには、約20年前の梅ヶ島小学校の子供たちの手形が記録されています。「大地に刻む僕らの未来」とある。

11/23 6:39

登山口に続く林道には、大谷嶺の詳しい案内があります。

11/23 6:49

やっと陽が照ってきた。

11/23 6:50

登山口を過ぎるとしばらくは緩やかな登りが続きます。赤く塗られたケルンが点々とあり、これに沿って進みます。

11/23 6:58

扇の要の標識はわりと素っ気ないです。

11/23 7:00

11/23 7:18

11/23 7:27

本日最初の難所。ホントにここ登るんですか？

11/23 8:22

かなりガレてきた。バテバテの歩みも滑ってツラい。。。

11/23 8:23

登って来た道を振り返る。クラクラして転げ落ちそうです。

11/23 8:25

ようやく乗越にたどり着いた。この時点で既に疲弊してます。先が思いやられるなぁ。。。

11/23 8:40

気を取り直して大谷嶺に向かいます。

11/23 8:43

こんな痩せた尾根を歩くと、安倍奥に来たなあと実感します。

11/23 8:55

11/23 8:56

今日は快晴、眺めも最高でした。

11/23 8:58

11/23 9:12

11/23 9:12

新窪乗越から約40分で大谷嶺に着きました。

11/23 9:12

11/23 9:13

11/23 9:13

11/23 9:14

南アルプスのどの山だろう。

11/23 9:15

11/23 9:16

11/23 9:16

11/23 9:17

大谷嶺から見えた富士山

11/23 9:21

11/23 9:52

11/23 9:52

11/23 10:04

新窪乗越に戻り、

11/23 10:26

山伏への尾根道を歩きます。

11/23 10:26

この「大」とは大平沢の頭かな？

11/23 10:51

蓬沢の頭の標識もあっさりしている。

11/23 10:52

窪地と頭を何度か上登り下りして、

11/23 11:23

大谷嶺から2時間で、無事に山伏に到着〜

11/23 11:25

山伏からもくっきり見えるなあ

11/23 11:25

11/23 11:26

11/23 12:00

さて、西日影沢ルートで下山します。

11/23 12:06

11/23 12:09

先達の記録。2月に来たときより増えてます。

11/23 12:40

九十九折りの坂が延々と続きます。

11/23 12:52

蓬峠で一休み。

11/23 13:07

ほとんど崖です。ロープと倒木を伝って降ります。

11/23 13:19

大岩まで降りてきた。つっかえ棒は増殖中。

11/23 13:20

11/23 13:25

11/23 13:52

山伏登山口に到着〜

11/23 13:53

11/23 14:06

山中の紅葉はいまいちだったけど、麓は紅葉が鮮やかに色づいてます。

11/23 14:10

大谷嶺分岐〜駐車場の林道はまだ崩れたままです。

撮影機器：

PowerShot SX710 HS CANON

感想

namajuntaha

この日は安倍奥には珍しくガスもない快晴で、美しい山景をながめながら気持ちのよい山行ができました。

　山伏には積雪期に登ったことがあるのですが、その時は雪があまりに深く辛かった記憶しかなかったので、改めて山伏の秋の紅葉を楽しもうと思い、ふたたび登ってみました。

　大谷嶺に登るのは初めてです。崩壊地を直登するコースは、トレーニング不足の私はとても辛いものでしたが、荒々しく雄壮な崩れの眺めには圧倒されるばかりで、苦労した甲斐があると感じました。

　山行の過程で、私と同じく単独で安倍奥を周遊する何人かのお方に出会い、情報交換をしたり励まし合ったりすることができたのは、日頃人付き合いが苦手な私にはとても新鮮でうれしい経験でした。出会った皆さんありがとうございました。