また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1682309
全員に公開
アイスクライミング
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳 黄蓮谷右俣

2018年12月21日(金) 〜 2018年12月22日(土)
 - 拍手
tanukigo その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
18:53
距離
20.7km
登り
2,959m
下り
2,955m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
13:51
休憩
0:44
合計
14:35
1:44
1:46
105
3:31
3:32
81
4:53
5:01
17
5:18
5:18
65
6:23
6:24
2
6:26
6:35
484
14:39
14:59
5
15:04
15:06
38
15:44
15:45
30
16:15
2日目
山行
3:49
休憩
0:05
合計
3:54
8:12
46
8:58
9:00
5
9:05
9:05
44
9:49
9:50
20
10:10
10:10
46
10:56
10:56
63
11:59
12:01
5
天候 21日 快晴
22日 雨
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
七丈小屋
竹宇神社
安全祈願して登山開始
2018年12月21日 01:47撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
12/21 1:47
竹宇神社
安全祈願して登山開始
六丈沢下降地点の石碑
2018年12月21日 06:47撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
12/21 6:47
六丈沢下降地点の石碑
薄っすらとトレースが残る
2018年12月21日 06:47撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
12/21 6:47
薄っすらとトレースが残る
途中、ナメをクライムダウン
2018年12月21日 07:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
12/21 7:52
途中、ナメをクライムダウン
六丈沢下部の弾斜面より右岸から左岸へトラバース
2018年12月21日 08:02撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
12/21 8:02
六丈沢下部の弾斜面より右岸から左岸へトラバース
坊主の滝はパスして黄連谷に降り立つ
2018年12月21日 08:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
12/21 8:16
坊主の滝はパスして黄連谷に降り立つ
15m程の小滝
フリーで抜ける
2018年12月21日 08:18撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
12/21 8:18
15m程の小滝
フリーで抜ける
tanukigo妻もフリー
2018年12月21日 08:23撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3
12/21 8:23
tanukigo妻もフリー
すぐに二俣
2018年12月21日 08:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
12/21 8:27
すぐに二俣
右俣へ進路を取る
2018年12月21日 08:32撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
12/21 8:32
右俣へ進路を取る
奥千丈の滝入口
2018年12月21日 08:56撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4
12/21 8:56
奥千丈の滝入口
出だしのみロープを出す
2018年12月21日 09:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
12/21 9:12
出だしのみロープを出す
すぐにナメが現れる
2018年12月21日 09:27撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3
12/21 9:27
すぐにナメが現れる
氷の回廊は半分雪に埋もれていた
2018年12月21日 09:31撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
5
12/21 9:31
氷の回廊は半分雪に埋もれていた
順調に高度を上げる
2018年12月21日 09:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
12/21 9:31
順調に高度を上げる
振り返って
2018年12月21日 09:40撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
12/21 9:40
振り返って
ナメだけど滑落は許されない
2018年12月21日 09:48撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
12/21 9:48
ナメだけど滑落は許されない
奥千丈の滝を越えると一気に雪が深くなる
2018年12月21日 09:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
12/21 9:50
奥千丈の滝を越えると一気に雪が深くなる
ラッセルにしながらの登高
2018年12月21日 10:04撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
12/21 10:04
ラッセルにしながらの登高
氷の回廊は何処へ
2018年12月21日 10:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
12/21 10:30
氷の回廊は何処へ
雪の回廊を振り返って
2018年12月21日 10:34撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
12/21 10:34
雪の回廊を振り返って
雪面か氷床は別として
黄連谷スケールは大きい
2018年12月21日 11:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
12/21 11:13
雪面か氷床は別として
黄連谷スケールは大きい
奥の滝手前の左岸からの支流
2018年12月21日 11:59撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
12/21 11:59
奥の滝手前の左岸からの支流
支尾根に逃げた所で奥の滝を左に見る
2018年12月21日 12:06撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
12/21 12:06
支尾根に逃げた所で奥の滝を左に見る
ピークは間近に見えるが此処から以上に遠い
2018年12月21日 13:05撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3
12/21 13:05
ピークは間近に見えるが此処から以上に遠い
ハイ松を漕ぎながら高度を上げる
2018年12月21日 13:54撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4
12/21 13:54
ハイ松を漕ぎながら高度を上げる
稜線へ抜けると太陽に出迎えられる
心地良い日差し
2018年12月21日 14:24撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
12/21 14:24
稜線へ抜けると太陽に出迎えられる
心地良い日差し
ピークまで稜線を進む
2018年12月21日 14:34撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
12/21 14:34
ピークまで稜線を進む
甲斐駒のピークに立つ
緊張と不安から一気に解放された
2018年12月21日 14:42撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
7
12/21 14:42
甲斐駒のピークに立つ
緊張と不安から一気に解放された
2018年12月21日 14:42撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
5
12/21 14:42
2018年12月21日 14:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
5
12/21 14:43
2018年12月21日 14:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
12/21 14:43
2018年12月21日 14:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
12/21 14:43
良い所取りのtanukigo妻
2018年12月21日 14:59撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
11
12/21 14:59
良い所取りのtanukigo妻

感想

計画を立ててから何年越しだろう。
ようやく休みの日程と天候が噛合い、黄蓮谷へアイスを楽しみに行ってきました。
用意した日程は2日。予報によると初日は移動性高気圧に覆われ快晴、翌日は崩れる予報の為、初日いっきにピークまで抜ける強行を組みました。
仕事を終え直ぐに車を走らせ登山口である尾白川渓谷へ車を走らせます。到着後すぐに準備を整え午前1時半よりヘッデンの明かりを頼りにアプローチ開始。静寂に覆われ自分の足音だけが心地良く響く中、高度を上げて行き五合目小屋跡付近にて日の出を迎えます。アプローチだけでも約5時間。しかしこれからが本番、気を引き締め黄連谷へ挑みます。
 本日中にピークまで詰める事から時間短縮を優先。黄連谷には五合目からの下降は見送り六丈沢より下降開始。六丈沢と右岸を絡めながら高度を下げ、下部にて左岸へ渡ると坊主の滝上へ降り立つ事が出来ました。  
遡行開始。すぐに現れる15m程の滝をフリーで越えると直ぐに二俣。本来は左俣を予定していましたが氷が例年より育ちが悪いという事前の情報より確実で有ろう右俣へ進路を取ります。しかし、これが選択ミス。
所々雪に覆われたナメを詰めるとルート上の核心というよりハイライト的な奥千丈の滝へ到着。 トポではアイザイレンで登ると記載されていたためロープは出すもののプロテクションは取らず結局フリーで抜ける。ロープを出したのは出だしの1Pのみ。終始重りと化したロープを背負い上部を目指します。 奥千丈の滝を超えると一気に積雪が増え厳しいラッセルを強いられます。氷の回廊とも言われ快適な登高とは一転、雪の回廊と化しラッセルに努め高度を上げインゼルを過ぎ、埋もれかけた10m程の氷壁を越えると奥の滝へ。氷は薄いものの登攀可の様だが取り付きまで雪が深く断念。右より派生する支尾根へ取り付き稜線を目指します。所々木登りを交え、ハイ松を漕ぎながら雪との格闘を強いられながら甲斐駒ヶ岳のピーク近くの稜線へ突き上げました。
 深夜のアプローチから黄連谷の遡行と終始日差しを浴びる事が出来なっかった為か、傾く太陽の日差しが何とも心地が良い反面、緊張と本日中にピークまで抜けれるかという不安から解放され一気に疲れが襲う中、7丈小屋まで下降し行動終了。
睡眠を取らず、終始ラッセルに喘ぎ行動時間を見れば14時間半の登高はまさに激闘の一言。 
翌朝、予報どうり天候は悪化。前日ビバークせず抜けられた安堵感と共に、ひたすら雨の中、長い黒戸尾根を辿り下山。
次回は左を狙おう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1818人

コメント

凄いものを…
tanukikoさん
こんばんは。ご無沙汰してます。
久しぶりに凄いものを見せてもらいました。
この積雪時に甲斐駒ヶ岳に登るだけでも難しいと思いますが悪天候の中、バリエーションルートで登るとは…レベルが高過ぎです。
雪山にも挑戦したいと思っていますが一歩が踏み出せません。

レベルが低い私が言うのも何ですが遭難しないように気をつけて下さい。

お疲れ様でした。
2018/12/24 21:57
Re: 凄いものを…
お久しぶりですZenjinsaさん
久々に体力を出し切った感が有り充実した山行でした。ちょっと氷の露出度が少なかったのは残念でしたが
雪山挑戦してみてください。また違った山が楽しめるかと思いますよ〜

事故を起こさないよう安全登山を心掛け山と向き合って行きたいと思います ありがとうございます。
2018/12/25 8:19
こんにちは。
tanukigoさん、こんにちは。
レコ見てビックリしました!!土曜日に黒戸尾根ですれ違いましたねー
尾根を下ってきたアイスを登ってきたであろうお二人がtanukigoさんたちだったとは・・・わかりませんでした
今回私たちも右俣でアイスを楽しみに来たのにロープを出したのは坊主の滝と奥の滝の2か所だけでした。。
アイスというよりは微妙な雪山登り・・・まさしく雪の回廊(笑)

長時間行動&ラッセルお疲れさまでした。
また何処かでお会いしましょう。
2018/12/25 8:36
Re: こんにちは。
すれ違ったんですか〜 声かけられなくて残念です。とはいいつつ土曜日は、上がってくるパーティーが多くてヤマパンさんがどちらに居たのか分かりませんでしたが
坊主の滝、奥の滝と登攀されたんですね🎵私たちは、両方とも巻いてしまったので、雪の回廊をラッセルしに行った感でした
でも、力を出し切った感でこれは、これで充実した山行でしたが
お会い出来れば、山について色々お話したいですね✨
2018/12/25 16:08
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら