三伏山から塩見岳を望む 烏帽子岳は荒天(↑↓鳥倉林道)三伏峠冬期小屋泊
- GPS
- 49:23
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,633m
- 下り
- 1,638m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 5:11
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 4:22
- 山行
- 3:36
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 4:47
天候 | 一日目:雨、二日目:荒天、三日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
入山日の22日は2台、下山の24日は4台駐車していました。 駐車場のトイレは冬期閉鎖済み。手前の展望台のトイレは利用可能。 ※林道は2018年12月26日で冬期閉鎖予定(要問合せ) 駐車場までは、中央道松川ICから約35km(約70分)ですが、大鹿村からはすれ違い箇所が限定される林道です。積雪は一部ありましたので雪用タイヤでないとツライと思います。 コンビニは、松川町にセブンイレブンが数件あります。IC付近で探すほうがよいです。それ以外、道中コンビニはありません。なお大鹿村には道の駅があります。 http://kabukinosato.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
○駐車場〜鳥倉登山口 あまり傾斜が無い林道です。落石が多数発生しているので注意が必要です(我々はヘルメット着用)。また、アスファルトが凍結時は転倒に注意が必要です。この区間、凍結や積雪がなければ自転車利用は有りだと思います(夏は登山バスが入っているような林道です)。 ○鳥倉登山口〜三伏峠 この時期は登山口にはトイレはありません。登る時は、三伏峠まではズボ足でした。下山時にはツルツルの凍結区間があり、コル付近はチェーンスパイクで下山しました。登山口から番号による案内があるのですが、9番だけがわかりませんでした。危険箇所はありません。 △三伏峠小屋(冬期小屋) 10名は快適に過ごせる大きさの冬期小屋です。二部屋に分かれていました。ゴザが敷かれているので快適です。10m離れていますがトイレも利用できます。 小屋の北側がテント場ですが、今回は誰も利用していませんでした。 小屋内はDoCoMoの電波は入らず。三伏山付近では3Gが4本でした。 ○三伏峠〜烏帽子岳 荒天でしたが烏帽子岳ピストンしました。トレースがあったのでラッセルは不要でしたが、ズボ足だったので踏み抜きは多発しました。鹿柵の所と、烏帽子岳直下は風と雪でトレースは消えていました。特に危険箇所はありません。 ○三伏峠〜三伏山 最終日、下山しようと小屋の外にでると、すばらしく天候回復していたので、カラミでピストンしました。絶景ポイントまで小屋から15分位です。先行者のトレースがありましたが、ズボ足だと踏み抜きが発生します。危険箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 大鹿村には下山後利用に適した立ち寄り温泉は無いようです。残念です。 三伏峠小屋に掲示されていた「山塩館」は宿泊中心の宿です。日帰り利用は午後1時には受付終了です。 「明治亭(駒ヶ根本店)」で、早めで軽め?の夕食としました。 http://www.meijitei.com/ 人気店ですが、クリスマスイブということもあってガラガラでした。サーモンの刺身とソースかつ丼を狙っていたのですが、サーモンは無し。ただしブリ刺しは美味でした。帰宅後の夕食のために、ご飯は「少なめの少なめ」としました! 下山後の温泉は、「こぶしの湯」を利用 https://www.chuo-alps.com/family/kobushi/ なぜか内湯がヌルすぎました。露天風呂からは、南アルプスが一望できます! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
チェーンスパイク
アイゼン
ピッケル
ストック
食料
行動食
非常食
ガスカートリッジ
コンロ
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
テントマット
シュラフ
おたすけロープ
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感想
鳥倉林道が閉鎖される前に、塩見岳を見に三伏峠小屋へ。
塩見小屋、又は天狗岩まで行く計画でしたが、2日目は荒天のため烏帽子ピストンに変更。3日目は好天となり、三伏山まで行って絶景を楽しみました。
初日は、12月下旬にもかかわらず雨です。予報は昼過ぎには雨はやむとのことなので駐車場で待機。別パーティも同じ考えのようでした。12時半を過ぎて時間切れで出発し、落石が多発している林道をヘルメットをかぶって登山口へ。雪が少ないので、ズボ足+ダブルストックのまま進みます。特に危険箇所はないのですが、そういえば昼飯をしっかり食べていなかった、と気が付いた時にはシャリバテ。塩見小屋分岐の手前で3人組パーティに抜かれた後、夕やむ中ヘッドライトを出して最後の急斜面を登ります。ヘロヘロで小屋に到着となりました。同室の方の一人が夜に烏帽子にナイトハイクでアタックに出発されました。数時間後に戻ってきた時に寝袋越しに聞こえた会話から「月が綺麗!」だったことがわかりました。なおザックに付けた温度計では小屋内はマイナスにならず、ゴザも敷いてある木の床なので温かな夜となりました。この日は10人宿泊です。
2日目は、朝からガスで展望なし。午前中は天候が持つとの予報がはずれたようです。塩見岳(小屋)を目指して出発するもガスでつまらないので、直ぐに引き返します。とはいえ、せっかくなので烏帽子岳ならということでピストンへ。途中から風と雪が強くなり、烏帽子岳山頂はホワイトアウト直前。写真だけ撮ってすぐに下山しました。まったく景色が無く、残念です。同泊の大学登山部パーティは、塩見小屋までで風と寒さで引き返したとのことでした。また壁越しに、ビーコンの故障という単語が何回も聞こえてきました。この日は7名宿泊です。
3日目は、朝4時頃に山岳部パーティが塩見岳へ出発するも、我々は下山日なので目覚ましもかけずにユックリします。朝トイレに出た時はガスでしたが、下山準備をして外に出るとなんと快晴! 木々の間から真っ白な塩見岳が望めます。空身で三伏山までピストンして山頂で写真を撮りまくりました。塩見岳の奧には、間ノ岳と北岳、さらには仙丈ヶ岳などの景色が楽します。振り返ると中央アルプスも素晴らしい。昨日登った烏帽子も綺麗に見え、今日ピストンすればと大反省でした(今日はイブの家族パーティが予定されていて早い時間に帰宅する必要がある+信州サーモンの刺身を途中で食べるため、予定変更は却下されました...)。
三伏山で景色を楽しんだ後は下山とします。途中、単独1名、塩見小屋泊予定のペアと烏帽子岳日帰りのペアとスライドしました。コル付近までは締まった雪のためズボ足で、凍結区間はチェーンスパイクを履きました。下山中に気温が下がるのを感じて温度計を見ると、マイナス8度まで冷えましたが、登山口に降りると雪は融けていました。また落石が怖い林道を40分程歩いて駐車場まで戻りました。融けた雪が凍っている北斜面はアスファルトがツルツルで一度転倒してしまいました。
今回の目的の1つは、下山後のサーモンの刺身でしたが、これは時期があるようで明治停では提供されませんでした。代わりの寒ブリとソースカツ丼をおいしく頂きました。中央道の渋滞も徐々に解消され、無事家族パーティには無事間に合いまいた。
こんにちわ
同日 三伏峠非難小屋で泊まった3人パーティの者です。
夜 無風の満月で 夜遊びがてら烏帽子にアタックしてました。塩見 富士山まで夜目ではっきり見えまして 稀な夜でした。
真夜中の帰宅で ご迷惑をおかけしてすみませんでした。
ご来光アタックはガスガスの強風で
気温も高めの南風で雪も締まらず 夜のトレースがなければ 僕らもキツかったです。あの中小学生の息子さんも登ったというのだから 末恐ろしい笑
また何処かで会えるのを楽しみにしています。
Silius さん
こんにちは、ヤマレコ使っていたのですね。
月夜のナイトハイク、うらやましい! 夜中に戻られた時には、寝ながらもなんとなく気が付いていて、景色良かったんだ! と思っていました。
23日の烏帽子岳は強風でまったく楽しくなかったです。息子もブーブー言っていました。
トレースは本当に助かりました。ありがとうございました。ワカンを持って行かなかったので、トレースが無かったら烏帽子岳には行けませんでした。
夜はあの奥の部屋が2人になったので「ちょっと淋しいね」と息子が言っておりました。^^;
雪山ハイキングはよく行きますので、またどこかの山でお会いしましょう!
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