すずらん峠から蓼科山周回
- GPS
- 04:29
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 873m
- 下り
- 891m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 4:27
天候 | 快晴 無風・微風 気温低し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は少ない。駐車場から山頂を経由して天祥寺原を経由して駐車場まで戻るコースを歩いたが、標高の低い所はあちこちで地面や岩が露出していた。アイゼンは使った方が楽できるが、標高の低いところでは上記のような状態なので使うところは限られる。 |
写真
感想
昨年と同様に正月に蓼科山を訪問した。前回の登山から約1ヶ月時間が空いたため、体がすっかりなまってしまいこれを書いている今は体中あちこちが痛く、体が悲鳴を上げている感覚。その他の詳細は以下に。
すずらん峠の駐車場には6時過ぎに到着。日の出の遅い時期なので6時過ぎでも真っ暗。クルマの外気温計はマイナス12℃を示している。外に出ると当然とても寒い。今年は仕事で北米の寒いところには行ったが、山には寒い時期になってからは全く足が向かなかった。クルマはこの時間としては多く、八割方埋まっている。後で分かったのは、初日の出山行の人が多く、暗い時間に出た人が多かったようだ。こちらも車中で食事と準備をし、明るくなった6:35頃に出発。日の出前だがライトは要らない。駐車場から歩き出しは雪の上。久々の雪の感覚に嬉しくなるがじきに雪がなくなり地面を歩くように。雪が少ない。ここ数日関東周辺は毎日良く晴れていたので、この周辺も新雪はなかったに違いない。しばらくは雪と地面や岩の上を交互に歩く。どこでアイゼンを着けようか迷うが、山頂直下付近まで上がってきて、樹林が切れてから風に吹かれつつ寒い思いをしてアイゼンを着けるのが嫌だったので樹林帯の中で装着。アイゼンがなければ歩けないほどではなかったが、アイゼンの着け外しやアイゼン歩行の訓練もしたかったので利用することに。滑り止めで良ければチェーンスパイクでも十分上がって降りてこれると思うが、一部急傾斜もあるので、そのようなところはチェーンスパイクでは外れやすいかもしれない。今日はここまで追い抜いたパーティはゼロ。その代わり続々初日の出を拝んだと思しき人達が降りてくる。日の出前の駐車場でマイナス12℃なので、日の出待ちの山頂は相当寒かったと思うが、今日は比較的風が弱くて、防寒着をしっかり着込んでいれば案外凌げたかも知れない。この時期風が弱くて天気も良いなんて滅多にないから、自分も早出して初日の出を山頂で見れば良かったかと少し思った。樹林帯が終わり山頂付近に近付いたことが分かる。天気は快晴。風も弱いので思ったほどは寒くはないが、ザックに着けた腕時計の温度計はずっと検出限界のマイナス10℃を下回っていて、それ以下であることは明らかだった。露岩地帯は当然雪で埋まっていなくてアイゼンではむしろ歩きにくい。しかし雪と岩のミックスを歩くのも訓練と割り切りそのまま進む。出発からちょうど2時間で山頂に到着。昨年は標高の高い所は雲に覆われていて墨絵の世界だったが、今年は快晴ほぼ無風。周囲のアルプスやお隣の八ヶ岳など全部見えた。正月早々来て良かった。やはり山は天気に限る。山頂の神社に初詣しつつ、山頂付近をぶらぶらする。日の出目当てのひとはほぼ下山したと見えて、山頂付近には人の姿はなく、貸し切りに近かった。ひととおり景色を楽しんだら山頂ヒュッテの方に向かい、将軍平方面へ下り始める。この先は雪が増えたがトレースはばっちりありラッセルは全く要らなかった。アイゼンをどこで外そうか思案しつつ将軍平の蓼科山荘前に到着。ここで今日初めての栄養補給。これまでは持参したお茶を少し飲んだだけだった。飲み食いした後天祥寺原へ向けて下り始める。ここは無雪期にも歩いたことがあるが、雪がないと岩がゴロゴロしていて歩きにくかった記憶がある。でも今日は雪があり適度に均されていて歩き易い。それでも岩は完全には埋まっていないので、ボーッとしていると時折アイゼンを岩に引っ掛けそうになる。ひとしきり下ると後はなだらかになるし、雪も減ってきたので、天祥寺原付近に到着した際にアイゼンを外す。あとは消化試合的に沢沿いの樹林帯の道を歩き車道を目指す。ここも日当たりの良いところは地面が出ていた。今日は久々重登山靴で歩いたためか、途中から足が痛くなってきた。昨年は日帰り山行の時は専らローカットの軽いトレッキングシューズを履いていたため、重登山靴の出番はテント泊山行くらいで、テント泊の時もローカットで歩いた時もあったくらいだった。今日はアイゼンを使うだろうとのことで重い靴を引っ張り出してきたが、あまりにも久々だったので足が慣れてない感覚。それに1ヶ月ぶりの山行であることもあり、背中のザックも徐々に重く感じるように。肩が痛くなってきた。体中あちこち痛めつつも無事に車道に出る。この後はしばらく車道を歩いて駐車場を目指す。が、この最後の歩きはずっと登りになっていて案外しんどい。しかも足下が重い登山靴なら尚更だった。11時ちょうどに駐車場に到着。朝よりも車の台数は大幅に減っていた。こんなこと元旦の日にしか考えられない。後片付けして駐車場を後にし、明るい時間に余裕で帰宅。元旦は営業している店も少ないためか、道路の混雑も思ったほどではなく、むしろ空いているくらいだった。これなら2日や3日に出掛けるよりも元旦の方が良さそう。来年以降も天気と自分の予定が合えば1日元旦登山とするつもり。
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