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Yamareco

記録ID: 169497
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

雪の大菩薩嶺 へなちょこバリエーション

2012年02月01日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:22
距離
12.7km
登り
1,234m
下り
1,222m

コースタイム

裂石バス停 番屋茶屋7:58 - 9:18上日川峠9:36 - 10:04富士見平〜新道入り口 10:05 - 11:00唐松尾根1880m地点11:02 - 11:30雷岩11:33 - 11:39大菩薩嶺11:45 - 12:27丸川峠12:40 - 13:26林道休憩地点13:52 - 14:20裂石バス停 番屋茶屋
天候 裂石バス停〜福ちゃん荘までは曇り、富士見新道入り口〜直登〜唐松尾根1880m地点までは小降りの雪、雷岩〜大菩薩嶺〜丸川峠までは雪、丸川峠からは曇り。
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
塩山駅から始発7:28のバスで裂石の大菩薩登山口
コース状況/
危険箇所等
先週とはうって変わってトレースがばっちりですから、前半は楽な登り。
上日川峠までのタイムが先週より50分も短縮。丸川峠からの下りで数カ所アイゼンがあった方がいいかな、というところあり。
林道ゲート
2012年02月01日 08:13撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 8:13
林道ゲート
林道から登山道へ
雪がな〜い
2012年02月01日 08:15撮影 by  MOND, KDDI-SN
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林道から登山道へ
雪がな〜い
千石茶屋
春にオープンです
2012年02月01日 08:21撮影 by  MOND, KDDI-SN
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千石茶屋
春にオープンです
尾根への入り口
2012年02月01日 08:25撮影 by  MOND, KDDI-SN
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尾根への入り口
10分ほど登ると展望もあり
2012年02月01日 08:37撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 8:37
10分ほど登ると展望もあり
第二展望台
2012年02月01日 08:51撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 8:51
第二展望台
第二展望台のベンチ
先週は埋まってました
2012年02月01日 08:51撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 8:51
第二展望台のベンチ
先週は埋まってました
見えていた上日川峠のロッジ長兵衛
2012年02月01日 09:17撮影 by  MOND, KDDI-SN
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見えていた上日川峠のロッジ長兵衛
凍らず流れている水
2012年02月01日 09:18撮影 by  MOND, KDDI-SN
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凍らず流れている水
ここまではジーンズ
2012年02月01日 09:20撮影 by  MOND, KDDI-SN
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ここまではジーンズ
装備を整える
2012年02月01日 09:28撮影 by  MOND, KDDI-SN
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装備を整える
穴の開いたトレランシューズにテーピング(笑)
2012年02月01日 10:02撮影 by  MOND, KDDI-SN
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穴の開いたトレランシューズにテーピング(笑)
お地蔵さん、行ってくるよ
2012年02月01日 09:59撮影 by  MOND, KDDI-SN
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お地蔵さん、行ってくるよ
フジマヤの見えない富士見荘
2012年02月01日 10:04撮影 by  MOND, KDDI-SN
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フジマヤの見えない富士見荘
福ちゃん荘〜富士見荘間
2012年02月01日 09:42撮影 by  MOND, KDDI-SN
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福ちゃん荘〜富士見荘間
富士見新道入り口
2012年02月01日 10:05撮影 by  MOND, KDDI-SN
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富士見新道入り口
富士見新道のくぼみ
2012年02月01日 10:07撮影 by  MOND, KDDI-SN
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富士見新道のくぼみ
ここ辺りまでは富士見新道
2012年02月01日 10:07撮影 by  MOND, KDDI-SN
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ここ辺りまでは富士見新道
新道を外れ、斜面右手を斜上
2012年02月01日 10:14撮影 by  MOND, KDDI-SN
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新道を外れ、斜面右手を斜上
鹿道を追う
2012年02月01日 10:15撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 10:15
鹿道を追う
吹雪いてきた大菩薩峠周辺
2012年02月01日 10:28撮影 by  MOND, KDDI-SN
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吹雪いてきた大菩薩峠周辺
尾根から谷への鹿道
2012年02月01日 10:22撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 10:22
尾根から谷への鹿道
途中で遭遇した人工物(水源?)
2012年02月01日 10:29撮影 by  MOND, KDDI-SN
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途中で遭遇した人工物(水源?)
途中の林(向こうは親不知の頭)
2012年02月01日 10:45撮影 by  MOND, KDDI-SN
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途中の林(向こうは親不知の頭)
モナカ状態の斜面
2012年02月01日 10:44撮影 by  MOND, KDDI-SN
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モナカ状態の斜面
下は笹の原になってきた
2012年02月01日 10:52撮影 by  MOND, KDDI-SN
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下は笹の原になってきた
深さは60cm
2012年02月01日 10:53撮影 by  MOND, KDDI-SN
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深さは60cm
Den(鹿の寝床)
下が熱で固くなっていました
2012年02月01日 10:58撮影 by  MOND, KDDI-SN
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Den(鹿の寝床)
下が熱で固くなっていました
登り切ったプラトー
2012年02月01日 11:00撮影 by  MOND, KDDI-SN
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登り切ったプラトー
左下から登ってきている唐松尾根の踏み跡
2012年02月01日 11:00撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 11:00
左下から登ってきている唐松尾根の踏み跡
荒れる大菩薩稜線
2012年02月01日 10:41撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 10:41
荒れる大菩薩稜線
目的の神成岩は遠くなり
2012年02月01日 10:51撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 10:51
目的の神成岩は遠くなり
唐松尾根上部
2012年02月01日 11:18撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 11:18
唐松尾根上部
唐松尾根最後の登り
2012年02月01日 11:26撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 11:26
唐松尾根最後の登り
風雪の雷岩
2012年02月01日 11:31撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 11:31
風雪の雷岩
大菩薩嶺からの下り途中の巣箱
2012年02月01日 12:16撮影 by  MOND, KDDI-SN
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大菩薩嶺からの下り途中の巣箱
やっと見えてきた下界
2012年02月01日 12:17撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 12:17
やっと見えてきた下界
もうすぐ丸川峠
なのに、段々ひどくなる新雪
2012年02月01日 12:22撮影 by  MOND, KDDI-SN
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もうすぐ丸川峠
なのに、段々ひどくなる新雪
丸川荘が見えてきたよ〜
2012年02月01日 12:25撮影 by  MOND, KDDI-SN
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丸川荘が見えてきたよ〜
ところが手前がすごいラッセル
2012年02月01日 12:24撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 12:24
ところが手前がすごいラッセル
丸川荘(本日はお休みです)
2012年02月01日 12:28撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 12:28
丸川荘(本日はお休みです)
わかりやすいバス時刻表
2012年02月01日 12:29撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 12:29
わかりやすいバス時刻表
ルートから外れ、雪の多いところを歩いてきました
2012年02月01日 12:51撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 12:51
ルートから外れ、雪の多いところを歩いてきました
林道堰堤まで下山
その後少し歩いて河原でランチ
2012年02月01日 13:45撮影 by  MOND, KDDI-SN
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林道堰堤まで下山
その後少し歩いて河原でランチ
林道ゲート前のルート掲示板
2012年02月01日 14:03撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 14:03
林道ゲート前のルート掲示板
暖簾のかかる番屋茶屋
2012年02月01日 14:20撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 14:20
暖簾のかかる番屋茶屋
秋田美人のおかみがつくるほうとう
2012年02月01日 14:35撮影 by  MOND, KDDI-SN
2/1 14:35
秋田美人のおかみがつくるほうとう
まぼろし?の炊飯釜と甘酒
2012年02月01日 14:27撮影 by  MOND, KDDI-SN
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まぼろし?の炊飯釜と甘酒
撮影機器:

感想

先週、新雪直後の大菩薩に登り、大菩薩峠から賽の河原までのラッセルで敗退した山行のリベンジです。

裂石でバスを降り、残りの登山者一名の方と話すと、今日は丸川峠からの時計回りで縦走とのこと。小生は反時計回りなので、途中であうかも知れないと思いつつ、先にスタート。

先週べったりついていた道路の氷、雪もなく、林道ゲートに到着。駐車場には三台の車。すべて県外ナンバー。

今まさにスタートしたばかりのカップル登山者がいたが、先に行かせてもらう。それにしても雪がない。舗装された林道から山道に入るところでは雪が溶けて、下の枯れ葉が露出していてびっくりする。

しっかりしたトレースが出来ているので先週より一時間近く早く上日川峠に着き、装備を調えて、福ちゃん荘〜富士見山荘に到着。

前回は体力というよりも食料をほとんど持っていなかったため途中から帰ったのだが、今回は十分な食料と燃料も携帯しているので、万全。

逆に、楽しみにしていたラッセルがないので、そのまま大菩薩峠からの縦走では何をしにきたのか分からなくなるから、あらかじめ想定していた富士見新道から入ることにする。

人気のないルートであるがゆえに、当然踏み跡はない。いきなり膝までのラッセル。ところが数分歩いただろうか、登山道らしきくぼみが不明瞭になり、元来のルートが分からなくなる。

十数年前に一度登ったことがあり、その時の印象では沢筋をかなりのあいだ登っていったという記憶があったのだが、少し先で適当に尾根に取り付く。どっちにしてもラッセルはするのだから(笑)

程なくして鹿の足跡があり、しばらく追いかける。これが非常に合理的なラインを描いて、尾根から谷、谷から尾根へと移動している。

先週に比べれば雪が締まっているので、ラッセルもそれほどきつくない。

大菩薩峠から親知不の頭までの稜線が林間から見えるので、それを参考にコース取りを決めるのだが、どうも目標にする富士見新道上部の神成岩、あるいはその周辺から若干離れていくのを感じる。しかしどうにもならない。

神成岩へ続く尾根らしきものが向こうに見えているが、そこまで谷をトラバースするのは時間がかかりそうで、その気になれないのだ。

40分あまりそんなこんなでラッセルを続けて登っていくと、笹の原の雪原になってくる。どうも尾根の終点が近い。

どんどん傾斜が緩くなって、10分ほどでポンと台地状の箇所に出る。

はぁ〜? 左手からものすごい踏み跡が登ってきて、さらに右手の平坦地へと続いていくではないか!

唐松尾根だ。後で調べてみると唐松尾根1880m地点のプラトー。いつの間にか唐松尾根の枝尾根に入っていたのだ。

本日のバリエーションがあっという間に終了。

不完全燃焼だが、これも小生のミスなのだからしょうがない。気持ちを切り替えて、大菩薩嶺へ向かう。

途中ロープの出てきた雷岩手前の最後の斜面から吹雪き始める。

稜線に出るとさすがに風が強いが、すぐ林間になり6〜7分で大菩薩嶺に到着。

ビデオを撮ったりして時間をつぶし、いざ丸川峠へ。ここから先は初体験ゾーンです。

下り始めて5分ほどしましたら、朝バスで一緒だった山ガールさんと遭遇。まだまだ元気な様子でした。そのすぐ後ろにおじさんが一人つかず離れずで登っていきます。こういうときは人の気配を感じて歩くのが安心でしょうね。

大菩薩嶺〜丸川峠の部分はいかにも森の中という感じでいいですね。フィトンチッドをたっぷり吸い込んで、ずぼずぼ足が埋まる丸川荘手前の斜面をひぃひぃ言いながら下りてきました。

開けた峠の雰囲気がまたいいですね。天気の良い日なら正面に富士山を見ながらの下山なのでしょうが、今日は何も見えません。

小屋は休みでしたが、ちょっとお世話になっている管理人さんにメモを残し、下山。

最初の5〜10分くらいの区間が岩と凍結部分があって、アイゼンがあった方が歩きやすいですね。

できるだけ雪のべったりついている部分を拾い、時に藪を突破して、一気に林道の堰堤のところまで下りました。

吹雪いていたので途中食事を取るチャンスがなく、このまま裂石まで行って番屋茶屋で何か食べても良かったんですが、せっかくだから河原に下りて、お湯を沸かし、どん兵衛きつねでランチです。

そこからは5分もかからず、林道ゲート。朝の車はそのままでした。

裂石まで下りていくと番屋茶屋に暖簾がかかっています。

やった〜。ほうとうが食べられる!

それと、約束の炊飯鍋が手に入るぞ。

炊飯鍋ですか? 実はこれが今回の山行の目的の一つでして(笑)

丸川荘限定のシンプルかつディリシャスなご飯が炊けるスグレモノなんですよ。

ただいま50%オフの2500円。ちょっと大きなコッフェルと思えばいいわけで、40Lのザックだとそのままスッポリと入り、空間部分も利用すれば邪魔にもならない逸品でございます。

早くこいつで飯を炊きたいぜ。

前もって連絡をしておりましたら、小屋は休みだけど、下の番屋茶屋に一つだけ個人的に取り置きしているのがあるので、それを持って行けるようにしておく、ということだったんですね。この場を借りて、ありがとうございました。

秋田美人のおかみさんのつくってくれたほうとうをはふはふ言いながら食べ、14:52発のバスに少し待ってもらい(ペコリ)、甘酒までゴチになりました。

また来るね〜♪

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