武奈ヶ岳〜良くいえば水墨画風な西南稜〜


- GPS
- 06:57
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 984m
- 下り
- 985m
コースタイム
天候 | 下界は晴れ、でも山は雲の中で小雪。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
葛川市民センターの駐車場をお借りしました。 R477途中付近から路面一面積雪でした。 帰りにはかなり融けていましたが、雪は降ったあとは積雪があると思ってください。 なので、冬タイヤ、チェーン等の用意を。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
さすがメジャールート、トレースは坊村から武奈までしっかりありました。 西南稜東側(琵琶湖側)は雪庇が発達しているので、寄らない方が賢明。 コマヤノ分岐手前に東側雪庇下にトレースがついているのですが、崩落の危険があるのでよろしくないです。 ○明王院登山口〜御殿山 往路:踏まれた新雪でアイゼンなくても大丈夫な感じでした。 固い場所があるので保険でアイゼン装着。 復路:踏み固められて固いので、アイゼン装着が良。 私はワカンで新雪の所を下りました。 ○御殿山〜武奈山頂 往路:踏まれた新雪でアイゼンなくても大丈夫な感じでした。 復路:踏み固められて固いので、アイゼン装着が良。 |
写真
感想
金曜(2/17)に夜から降り始めた雪で、土曜(2/18)の朝には京都市でもあんまり降らない方の我が家周辺も20cmの積雪。
ハーウー作の雪だるまも畑に出現しました。。
近所にはデッカい(高さ1.5m)白戸家の犬のお父さん(ソフトバンク)もいました(笑)
こんなに降ったんは一昨年の大晦日以来かな。
裏山?の大文字山でも新雪が楽しめそうなので、飛んで行きたいのは山々なのですが、
土曜はハーのスケート(目指せ浅田真央(笑))教室につき合うので、山行きはおあずけ。
帰宅後、日曜行けたら行きたいなぁ〜と交渉すると、
イロイロ(まぁイロイロです(笑))ありまして、オヤジ一人の山行きとあいなりました。
行先はあれやこれや考えたのですが、
候補は、武奈ヶ岳、赤坂山、綿向山の三座。
日曜(2/19)は北に行く程天気が悪そうなので、朝起きてからの天気次第で考える事にして就寝。
朝起床して天気予報をみると、午前中はなんとか持ちそう
武奈か綿向かなと思いながら取りあえず、湖西道路を北上して真野ICまで決めればいいやぁと見切り発進しました(いい加減)。
冬晴れの晴天で、161バイバスからは琵琶湖越し大陽が停車しようかと思ったくらとてもキレイでした。
そうこうしているうちに、朝日をあびた真っ白な比良山系が見えきたのが決め手で、
武奈ヶ岳に決定。
ただ、権現〜ホッケ山は見えるのですが蓬莱が隠れているの不安要素。
不安は結構あたりません?
真野ICからR477に入り、途中の手前で路面は真っ白!。
当然、R367(鯖街道)も真っ白で、「ここは、信州?」って感じでこんな雪道は白馬通いしていた時以来です。
花折トンネルに中には50cm越えるようなツララがぶら下がっていて、落ちたら車の屋根を貫通しそうでアブナイし怖い。
平には南稜線に登られると思われる、山行きの方がおられて、
「南稜線もいいなぁ〜、天気良さそう、でも先月登ったし」と思いながら坊村へ。
葛川市民センターの駐車場に車を止めさせてもらい準備。
抜けるような青空と雪景色にテンションが上がります。
明王院からの道は、雪があろうと無かろうが嫌になる勾配・・・。
標高差500mの一気登り下りは足に堪えます(年?)
さすがに、メジャールートだけあってトレースはしっかりあり、南比良のようにラッセルで四苦八苦することが無いのがまだましです。
踏まれた新雪で歩きやすいく、アイゼン、ワカンなどしなくても大丈夫なほど、
でも、所どころ固いとこもあり、保険でアイゼンを装着。
トレースをたどっていくと奇妙なワカン(歯が○)の踏み後があり「何やろう?」と思っていましたが、
答えは後でわかりました。
時折、木から落ちる雪やキツツキのドラミングの音(今回も姿は見えず)を聞きながら、
木漏れ日の中を登って、P846へ。
御殿山への冬道に入ると、育った雪庇が出始めます。
御殿山手前で武奈〜西南稜線が見え、陽に照らされているので写真撮ろうかとおもいましたが、
御殿山からでいいかと思って先に進みました。
が、コレが本日最後の山頂見るチャンスだったとは・・・
御殿山に到着すると、山頂はガスに覆われ見えなくなっていました(涙)
天気、昼まではもつと予想してたのに・・・甘かった。
ガスに覆われはじめた西南陵を望みながら小休憩。
汗を拭おうとタオルで髪を拭くと、髪はパリパリ。
脱いだソフトシェルも秒殺でパリパリ。
まてども待てどもガスはとぶはずもなく、真っ白な西南陵をトレースをたよりに山頂へ。
時折視界は50m程度になり、まわりはまるで水墨画のよう。
これはこれでキレイなもんです。
コマヤノ分岐のピークの手前で下りてこられた方と声をかわし、
足下を見ると不思議な踏み後のワカンでした。
塩ビ管製で手作りワカンのようで、塩ビ管ならしなるし、強度もあって安価(重要)なので「ハーウー用」に作っていいかもしれません。
ほとんどホワイトアウトしたなか、山頂に到着。
当然のことながら展望0。
積雪の為、お地蔵様は見当たらず。
ってことは、お地蔵様の頭の歩いている?
罰当りなことですな。
風がない(ないのでガスが飛びにくいんですけどね)ので、それほど寒くないので、
展望はききませんが、一緒になった方としばし歓談。
(ヤマレコユーザーのtamaoさんもおられました。はじめてのを積雪時に単独登るなんて、恐がりは私はようしません、すごい!)
調理がめんどくさいの行動食でお昼にするつもりが、大阪和泉からのご夫婦(keitakuさんご夫妻)にお昼を頂きました。
ありがとうございました。
ゆっくり休憩した後は、モノトーンの中を下りるだけです。
お昼すぎてもガスの中を登ってきはる方が多く、やっぱりメジャールートと再認識。
新雪下りをしたワカンで下りはじめましたが、ベルトが外れる等トラブルありで、
軽快にといかず、ちょっとイライラ。
御殿山まで戻ってくると薄日が射すので、ガスが飛ぶかと待ちますがやはりダメ。
P846からは踏み固められてしまっていてアイゼンにしようかとも思いましたが、
ワカンのまま、トレースを見失なわない程度(ハーとの蛇谷で
調子ににって大きく逸脱)に新雪部を直線的に駆け落ち、無事明王院まで下山。
すると、空は青空・・・雲は山の上だけでした(残念)
葛川市民センター駐車場に戻り、お昼頂いた方にあいさつをと探すと、
ウチの車の後ろの車の方でした。
片付けて、あいさつをして帰途につきます。
途中から真野ICに向かわず、伊香立に寄り道して比良をみると、
ホッケ山では見えますが、後は雲の中で琵琶湖の対岸鈴鹿の山も見える!
「あ〜、やっぱり綿向山にしとくんやったかなぁ〜」と後悔。
でも、
モノトーンの水墨画風の風景も楽しめ、人にも出会えたので楽しい山行きとなりました。
まっ、一期一会ですね(笑)
晴天の武奈と綿向は次の楽しみとって置くことにします。
でも、蛇谷のリベンジもあるし、いつも宿題をもらう山行きですなぁ〜
はじめまして(レコでは)、tamaoです。
山頂で比良山系について根ほり葉ほり聞いていた物です。
色々教えていただき、どうもありがとうございました。
こちらの山の感覚がないのでとても貴重な情報です。
今後も駅から歩いていけるということでちょいちょい行ってしまいそうですので、またお会いするかもですね。
今後ともよろしくお願いいたします
まぁイロイロ・・・気になります。。。
ズバリ!! 新雪を満喫したくて、イロイロされたんですね!?
快晴には恵まれなかったようですが、
モノトーンの世界もいいじゃないですか
僕は炬燵でゴロゴロするだけでした
次は快晴を狙って、ハーちゃんウーちゃんも連れてって下さいねぇ
他の方の山行を参考にさせてもらってばかりの、ヤマレコユーザーです。
先日はこちらこそ下山引きとめてしまい、申し訳ありませんでした。
カメラ忘れてしまっていたので、同時間帯の写真に、「こんなんやった」と楽しく写真見させて頂いております。ありがとう御座います。
これからは、たまに比良山系にも行こうと思っています。
またお逢いできれば、よろしくお願いします。
tamaoさん<
コメントありがとうございます。
山頂ではイロイロ余計な事をしてしまったと、チョット後悔してます。
でも、ご参考ななるのなら良かったです。
はじめての比良を楽しまれたようですね。
レコ拝見しました。
はじめての山を冬にそれも単独で登るなんて、
恐がりの私にはマネできないです
比良はウチから直ぐにいけるので、またお会いするかもしれませんね
nobuchiさん<
雪が降ったので、てっきり音羽山でも歩かれてると思ってました
音羽山も
また、前日ハーのスケートの帰りに瀬田の某山屋に買い出しに寄ったので、
もしかしたらなんて思ったりしたりして
イロイロ・・・
大人と家庭の事情のイロイロです
で、山いって風邪をひいてしまったので、
「最近、遊びすぎっ!」と山ノ神からお叱りをうけました
モノクロ
モノクロの世界も良いもんでしたよ。
冬山解禁になったら「イクメンの会、京都支部」を名乗りますので、
つき合ってください
keitakuさん<
お昼を頂いて、ありがとうございました。
お話できて楽しかったです。
湖西道路、混んでませんでしたか?
途中から雄琴に抜け、のろうかと思ったのですが、
結構混んでそうだったので裏道で坂本からのりました。
山頂での写真にkeitakuさんご夫婦が写ってられるのがあったので、
大きめでアップしときますので、落としてくださいね。
比良は長女と夏に縦走しようか目論んでおります
ので、見かけたらお声をかけてください。
今回はお一人でガッツリ雪山ハイク
イロイロあったんですね
お子様の習い事にもちゃんとお付き合いされて,お疲れさまでした
将来が楽しみですね♪♪♪付き添いも何かと大変だと思いますが,頑張って下さいね
夏山もそうですが,なかなか1日晴れていてくれることがなくて
この天気なら!!と思っても,なかなか思うようにはなってくれませんよね
そんな中でも,“水墨画のよう
これもまた一興 楽しんだもの勝ちでしょうか
次回は晴天に恵まれるといいですね
また ハーちゃん・ウーちゃんとのお山行きも楽しみにしていますね♪
tomokikiさん、こんばんは
コメントをいただいた通り皆子山に登っていました。
朝は本当に快晴の空でちょっと期待してしまいましたね
7:40頃の平バス停だと・・・どうやら私ではなさそうです。
その頃は
たくさんの人に会われたのですね
tomokikiさんの人柄が伝わってきますよ
どこかでお会いできたらそのときはよろしくです
こんばんは。
比良山系のお天気はホント難しいようですね
以前、湖西線の車窓から、周りは快晴なのに台地状の山系のところだけ
ぽっくりと雲がかかっていたのを見たことがありますよ
ほんの少しでも寒気が残っていると不安定になるのかなぁ〜
武奈さんにも行ってみたいですが、まだちょっとハードルが高そう
わたし的には早く春山になってほしいです〜
kayo-piさん<
京都は久しぶりにたっぷり
町のあちらこちらに雪だるまが出没してましたよ。
イロイロありまして、オヤジ単独行にまりました
まぁ〜条件が悪かったので一人の方が気楽でしたがね。
スケート
ハーは真央ちゃんにあこがれてはじめましたが、
「ヘタノヨコズキ」って奴です
天気
旅(ツーリング)とかって天候がキツイ時の方がよく覚えてません?
天気が悪いからって悔やんでもしかたないので、楽しむのが一番かと
でも、
monsieurさん<
ニアミスでしたね。
行動範囲が似ているので、そのうちお会いしそうです。
賑やかなムスメ付きかもしれませんが、よろしくお願いします
天気
ほんと朝の晴天
山や旅は人に会うのも楽しみの一つですね
pokopenさん<
比良は本当によく雪雲が引っかかりますね。
日本海からの湿気った北風がまともに当たるので、仕方ありません
それで雪がふるんですが、もう少し晴れてほしいですね。
南比良に比べて人が多く踏み固められているので、登りやすい思います。
もちろん、天候次第ですが。
そろそろ色味のある春山が恋しくなって来ましたね
日曜日、我が家は土山ICで朝を迎えました。
天気は快晴
でも・・・日曜日の鈴鹿のレコを拝見してると昼には曇ってたようです・・・
なんだか二週続けて下界の天気とかけ離れた天気だったようです・・・
でも下山後の南比良の写真を拝見すると・・・
山頂からの景色も素晴らしいのでしょうね
来週こそ晴れて欲しいですね
utaotoさん<
鈴鹿も
仮眠のつもりが朝まで爆睡
あります、あります。
起きた時のやっちまった感は結構良いもん?です
下界から見ると、
輝く権現山のトップにはいつも誘惑されます
ホッケが天候の境になってることが多いですね。
tomokikiさんこんばんわ^^
tomokikiさんも自分と同じ日に雪山にいっておられたんですね、しかも気になるなぜかの単独w
さすが比良山系は雪がこんもりですね。
登山者もメジャーだけあって沢山。ヤマレコユーザーも
多くてうらやましいですっ。
展望は残念でしたが、次回は晴れるといいですね^^
また、レコ楽しみにしております
jin411さん<
山ボーイ育成計画は順調のようで、なによりです
なぜみなさん、 オヤジ単独に引っ掛れるんでしょうか?
たまに単独もしないと、こゝろのバランスがとれなかったりしません?
武奈はほんとメジャーですね。
同時刻にご夫婦の方と私を含めて、6人のユーザーが山頂におられました。
山でヤマレコユーザーにお会いしたのははじめて
いつもマイナーな山、行ってるからかなぁ〜
やっぱり武奈ヶ岳素敵だな。雪景色を見せてくださってありがとうございます。
私も家族&家猫の機嫌をとるためイロイロ策略をめぐらしてます
子育て中はご夫婦協力して、お互いの時間を少しでも持ったほうがいいですよ。と年上なので偉そうに
そしてどうぞ、奥様とお二人だけの時間もぜひ
neko-obabaさん<
裏工作?根回し?は大切ですよね
時々怠り、大変な事に
一人で行きたかった時ほど、ムスメたちを連れて来てやりたくなります(矛盾してますね)
雪景色。
晴れてほしかったですが、後で振り返るとモノクロの風景もいいもでした
残雪の武奈ににチャレンジしてみてください。
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