快晴そよかぜ登り初めの赤岳 地蔵尾根↑文三郎尾根↓
- GPS
- 11:23
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,410m
- 下り
- 1,401m
コースタイム
- 山行
- 10:25
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 12:00
天候 | 快晴そよかぜ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・去年より雪はかなり少ない ・南沢の雪が出てくるまでの登山道が土と氷のミックスで危険(チェーンスパイクがあると良いかも) ・美濃戸山荘までの林道は多少凍結があるものの三ツ星クラス |
その他周辺情報 | 行きも帰りも小淵沢インター出口にあるセブンを利用 |
写真
感想
登り初めはふじさんの近くと決めているのだけれど、あまりにも天気予報が素敵なので少し先の八ヶ岳へ。
美濃戸口の駐車場はかなりいっぱいで、この先の林道は凍結もしてそうだし、駐車できなかったら困るし…という不安からここに停めることに決定。
暗い中を歩き出す。見上げると木立の間から満天の星空。1時間ほど歩いて本格的な登山道へ。八ヶ岳は何度も来ているけれど、美濃戸から入山するのは初めてだ。
雪はしっかり踏み固められて道も明瞭。ツボ足で問題ない。キンキンに冷え切った行者小屋からは陽が当たって輝く阿弥陀と横岳がみえた。震えながら朝ごはんを食べて装備を整え、地蔵尾根へと向かう。どんどん高度を稼いで阿弥陀岳と並び、凜とそびえる赤岳を見上げる。すごく楽しい。稜線に出るとなんと無風。今日はお地蔵さんもぽかぽかと気持ち良さそう。
営業中の展望荘で一休み。こっからがすぐなのにマジでキツかった。何度も休みながらようやくたどり着きお参りをすませると、ため息の出るくらいの絶景。特に権現岳とその向こうに並ぶ南アルプスから富士山の眺めが秀逸。
気温はマイナス6度で、手袋なしでも平気なくらい。あまりにも気持ちが良いのでついまったりと過ごしてしまった。
下りは文三郎尾根で。最初だけ雪と岩のミックスで緊張したものの、分岐からは雪たっぷりの歩きやすい道。中岳から阿弥陀岳へと続く稜線に何人かの人が取り付いている。
1時間ほどで行者小屋。初めはここに泊まって、明日は赤岩の頭まで行こうかと思ってたけど、久しぶりの冬靴で足も痛いし。明日は休養日にしようと帰ることに。
南沢下りの途中で土が出てきたのでアイゼンを外したが、そこから先が見た目にはわからない凍った場所が所々に隠れていて、何度もスリップした。ここがいちばん怖かったかも。
ゆっくりと慎重に美濃戸山荘まで降りたら試練の林道。ここまで車で入ればよかったと激しく後悔するが仕方がない。
夕陽が綺麗な道を足を引きずってトボトボ歩く。後から見たらマメが4ヶ所潰れていた。やはり冬靴で歩くのは7.5kmが限界と知る。
試練の登り初めとなったが、無事に帰れたし最高の景色を楽しめて素晴らしい1日だった。今年も安全に山を楽しみたい。
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