斜里岳(西尾根)
- GPS
- 15:35
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 1,865m
- 下り
- 1,843m
コースタイム
神社前(6:58)-清岳荘(10:25)-Co1075(11:59)-Co1282(12:56)-北西尾根合流点(13:27)-斜里岳頂上(14:07)-北西尾根合流点(14:44)-Co1282(15:00)-Co1075(15:32)-スキー滑走-清岳荘(16:34)
(2日目)
清岳荘(9:08)-Co1075(11:02)-スキー滑走-清岳荘(12:34)-神社前(13:51)
天候 | 晴れときどき曇りか雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
後は看板で導いてくれます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
フィックスロープが必要(あるいはあったほうがいい)と聞かされていたので、ハーネス・ロープ等を持参した。 この時は条件がよく必要はなかった。 帰りは「清里温泉」ホテル清緑荘 http://www.ryokuseisou.com/ お風呂はバリエーションがあり、レストランはとてもボリュームがあって美味しかった。 |
写真
感想
この記録はHYMLには流さなかった。
私が参加したことで不快に思う人もいると思ったのだ。
実はこの山行日程は北海道雪崩講習会の最終講習と重なった。
講師陣・事務局の方には本当にご迷惑を掛けたが、私にとってはこちらを優先させなくてはならない理由と動機があった。お許しを頂きたい。
前日までしつこく天気予報をチェックするが、一向に好転の兆しは見えない。
厳しい山行になる予感にリーダーとしては緊張していた。
ところが斜里岳登山口に向かう道すがらにも斜里岳はその優美な姿を見せている。
除雪終了点である神社前で風はなく高曇りながらも眺望はクリアだ。
長い林道歩きも日帰り登頂を目指して先行するT氏のトレースで楽々としたもの。
途中で斜里の眺望が開け流氷で白く閉ざされた海に興奮の一同。
立派な清岳荘で最低限の荷物にまとめ、泊まり道具などはデポする。
樹林帯はふかふかパウダーで帰りが楽しみになる。
Co1075付近から尾根は急激にスラブ状に変化してスキーをデポし、アイゼン・ピッケルに切り替える。
Co1282付近で頂上から下山してきたT氏に出会う。
極めて厳しそうな雪の壁に見える北西尾根(玉石沢ルート)合流点まで以外にスピーディにラッシュできたので、登頂成功を確信する。
この間、どんどんと天気は良くなる一方で、頂上では知床連山の海別岳を中心とした白い山並みがすばらしい。
360度の眺望に明日の北稜・北壁パーティの奮闘に話しながら興奮を抑えきれない。
スキーは沢形を滑ると快適だ。
テントでは思いもかけない幸運に一同喜びの杯を交わして楽しい一夜を過ごした。
翌日も良く晴れていて風もなく暖かい。
パウダーを求めてCo1075まで登行し沢を中心に滑り出す。
私も含めて2名が極めて硬いバーンで滑落した。
仕事で牛に突かれたアバラに激痛が走り、力がはいらない。
しかし、樹林帯は本当に素晴らしいパウダーだ。
GPSの地図転送を娘のパソコンでやったのだが、ファイルがカスタムマップフォルダーに見えるのだが表示されずストレスが溜まる。
位置をパートナーのGPSで確認して程なく清岳荘に出る。
帰りはほとんど登りかえしのない快適なスキー帰路である。
清里温泉 ホテル清緑荘で温泉につかり美味しい食事をレストランで待つ間、窓いっぱいに広がる斜里岳の素晴らしい眺望にパーティはうっとりと見入っていた。
斜里岳三昧の二日間はこうして幕を下ろした。
帯広への5時間の車中は幸福感に包まれていたのは言うまでもない。
コメント
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憧れの厳冬期の斜里岳。
天候も良く、最高の写真ですね。
実際は、もっともっともっと美しいのでしょうね。
行ってみたーい!!
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