伊吹山(冬はソリ滑りがたっぷり楽しめる山!)
- GPS
- 07:07
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,322m
- 下り
- 1,312m
コースタイム
天候 | くもり、時々雪 山頂 -3℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
<駐車場> 上野会館付近の民家の駐車場 500円 帰りにお茶とお菓子をごちそうになりました |
コース状況/ 危険箇所等 |
<道の状況> ・登山口には雪は無し、道は前日の雨で泥だらけ ・一合目手前で雪の残りがチラホラ ・1合目より上は雪道 ・2合目でアイゼン装着 ・7合目〜9合目 (稜線まで直登の冬道、傾斜がキツ〜イ) ・下りは、午後は多少気温上昇した為か5合目〜1合目にかけて何度も踏みぬいた ・12本爪アイゼン&ダブルストック使用 |
写真
感想
この冬、登りたかった伊吹山、お天気のタイミングを待っていたら、だんだん雪が少なくなってきたようで、
どんなお天気でも行くぞ〜、と思い立ち、やっと来れて良かった。
去年一回登っているから、今年は少し楽になるかな?と期待したものの、
いえいえなんの、伊吹山を侮ることなかれ、今回も十分すぎるぐらい鍛えられました。
私が写真をぱちぱち撮っている間に父さんと息子は随分先に行ってしまって、
一人でヒーフー言いながら登るハメに。
8〜9合目の斜面、絶対に後ろを向けません。
(見てしまったら前にも進めず、後ろにも戻れなくなります。
えっ?下山の時?それは後で考えることにして、っと、、、)
ひたすら足元と前を見て登ります。
去年登った時は、雪が足を包む感じだったのですが、今回はザラっとした雪で下のほうまで足が潜りません。
私としてはかなり不安、ピッケルがあったら心理的にはもっと安心できそうですが、、、(はい、忘れました〜)
今日は12本爪のアイゼンで本当に良かったです。
ストックで登り続けていき、途中地面にへばりつきながら、なんとか稜線に出ました。
あ〜、無事についてよかった(ゼイ、ゼイ(息切れ))。
いつものことですので、もちろん覚悟の上ですが、山頂は強風。
天候はあまり良くありませんでしたが、このような日にもかかわらずある程度の下界が見えていました!
ヤマトタケルの像の雪はすっかり落ちていましたが、まだたっぷり雪のある山頂。
冬のうちに登ろうと思っていた伊吹山の山頂に来られたことに、大満足です!
避難小屋でもあるお堂の中に入って、昼ごはんをササッといただき、
お天気が変化しないうちに下山します。
本日一番の問題は9合目からの下山です。
登るときは絶対に見ないようにしてきた急斜面の下、下るときはどうしても見下ろさなければなりません。
去年の下山時はどうしてたかというと、幸か不幸か、ガスがかかって下のほうまで見えなかったので、
高度感は薄かったので下山時はそれほど気にならなかった記憶が。
しかし、今回は天気は悪いのになぜか下界の絶景が見下ろせるようなコンディション。
足がすくんで、腰が引けてしまい、普通に前へ進めません。
山側にしゃがんで、へばりつきながら、一歩一歩ゆっくりしか下りることができないのです。
追い抜かして行く他の皆さんの中には、大丈夫?と私に声をかけて下さる方も。
父さんと、息子は、とっくの昔に先へ行ってしまってます。
下山に何時間かかるのか、、、と思いやられて、心の中が半ベソになっていると、
お一人の女性の雪山歩きをご指導していらっしゃったガイドさんかと思しき男性が、
心配してアドバイスしてくださいました。
「山側に体重をかけるとアイゼンがきかなくなるから、怖いかもしれないけれど
どちらかというと前に体重かけるようにして歩くとアイゼンがしっかりききますよ。
ストック持っているんだったら、1本だけ使うより2本つかったほうが安定しますよ。がんばって。」
そのとおりに歩いてみると、なるほど先ほどよりもずいぶん歩きやすくなりました。
アドバイスに感謝です。
その男性登山者さんがご指導されていた女性は、雪山歩き、今日で3回目だとか。
(えっ〜、3回目でもう伊吹山なんですか〜)と、半ば驚きです。
良い指導者に恵まれたら、雪山歩きも上達が早いのだろうなぁ。
その後、苦労して私が下山したとは知らず6合目の小屋で待っていた息子から、
「母さん、遅すぎ〜」との一言(--〆)
気分を入れ替えて、slowlife一家、本日は通常サイズのソリと、ヒップソリを持参です。
6合目からはソリで一気におりるのです。
目論見どおり、下山は早い早い〜。
登山の充実感と、ソリ遊びたっぷりの楽しみが一杯つまった冬の伊吹山。
この冬を十分に満喫しきった一日でした。
帰りに駐車場に戻ってみると、駐車場の奥さんが玄関先に呼んでくださいました。
なんと、熱いお茶とお菓子を用意してくださっていたのです。
気持ちをこめて入れてくださったお茶の美味しかったこと。
心も一気に温かくなりました。
今日はどこにも立ち寄らず、一杯のお茶の暖かさを感じながら帰途につきました。
伊吹山、来年の冬にはピッケル持参で、今度こそは、今度こそは、クールに登頂を目指したいです〜
下りの急傾斜の取付き直下で、雪の斜面にしがみついていた女性に「大丈夫ですか」とお声を掛けましたが、あの方かな?まあ、あの雪質なら転げ落ちることは無いし、時間的にも余裕はありましたので、無情ながら捨て置き(失礼)ましたが、小屋のあたりで相方と「あの人だいじょうぶかな」と見上げたところ、下山中の点々(人)を見る限り、取り残されているらしき「点」はありませんでしたので、「苦労してます」的なご返事どおり、難儀ながら突破されたのでしょうね。
あのガイド風な男性と女性はとても軽装でしたが、小屋にデポして速攻ピストンはこの山ではアリだなと思いました。
青ソリの父子とは前後していましたが、若干傾斜が緩くなった辺りで、ソリを使わずすっ飛んでいく突貫小僧が見て取れました。私たちも含めて廻りの多くがスベリ試みるものの、おとな達が上手くスベれないなか、羨望のスベリっぷりでした。
伊吹山は濃尾平野中西部にお住まいなら、東の恵那山同様、窓から見える「気になる山」とお想い方も多いのではないでしょうか、私もその一人ですが、夏冬併せて今回初めて登りました。
間もなく、長らく住んだこの地を去ることになりますが、この冬、まだ何とか白いままの伊吹山に登っておいたことで、昨年秋の恵那山とともに「気になっていた山」にすることができました。
slowlifeさん こんにちは。
いやぁ〜先越されました。
息子の大学入試も終わり(と言って親父は結構楽しんでいたのですが、女房の手前試験日位は・・・)満を持して来週伊吹に行こうかと思っています。
お楽しみは、新兵器ヒップソリでの大滑降です。
9合目からそんなに傾斜があるのですか?ビビりの小生としては怖そうです。
雪山ももう少しで終わりですが、目いっぱい遊んできますよ。
まだまだ雪たっぷりの伊吹山に行けてよかったですね♪今回もたっぷり滑ってこられたようで
遠くから真っ白な伊吹をいつも眺めていますが、色んなドラマが生まれ楽しませてくれる伊吹山ですね
下山時、9合目からの下り・・・色んな経験を積んでいらっしゃるslowlifeさんでも
足がすくんでしまうくらい、高度感たっぷりの斜面
・・・遠くから見ていても怖く思いますが、やっぱりそのまんまなんですね
無事に下山できて、本当によかったです♪
皆さん、登られた方は下ってみえますが、あれは慣れなのでしょうか ?
私には未知の世界ですが、次回はクールに登れるといいですね
それにしても、息子さんの登山の上達もさることながら、ソリ滑りの上達ぶりも素晴らしいですね
もう、一人前の山男 息子さんの成長も楽しみですね
お会いしたかったです
9合目からの下りの恐怖はかなりのものですよね!
私も3回しりもちをつきました。
(山に登るようになって高所恐怖症が消えてきたことに驚いています。)
伊吹は登るほどに楽しくなる山で、何度でも行けてしまいます
どこかでお会いするチャンスがありますように
slowlifeさん、こんばんは
今週は伊吹だったのですね
我が家も一瞬考えたのですが天候で断念
写真拝見するとさすがの伊吹も春が近付いてきた感じがしますね
それでも直登の怖さは変わらないんでしょうけど・・・
息子さんに置いてかれましたか
さすが男の子 逞しいっす。
立派なセッピのトコ、こないだ崩れたのソコです
コメントありがとうございます!
下山時に斜面にへばり付きスタイルでしがみついていたのは、きっと私に違いありません
声かけしてお気遣いいただき感謝しますホントご心配おかけしましてスミマセン。
取り残された“点”にならなくてやれやれです。
冬の伊吹山には、颯爽と登れるよう来年も特訓いきます
青ソリの親子も、しっかり目撃されていましたか〜。
冬の伊吹山は辺り一面広い登山道なので今回はハッスルしたんですよ
otomatuさん、気になっておられた恵那山と伊吹山に登ることができて良かったです。
日曜日の伊吹は、曇りではありましたが、
思った以上に周りの景色が見えていて綺麗でしたね
これまで長くお住まいになられた場所を離れるのはお寂しいかと思いますが、
これからお住まいになられる新たな土地でも、
otomatuさんに、新たな気になるお山とのたくさんの出逢いがありますように
息子さんの大学入試、終わられましたか〜。
お疲れ様でした。やっとホッとできますね。
次の伊吹山のチャンス、思う存分楽しんで登ってください〜
伊吹山は2回目の冬で余裕かと思ったのに、景色が良く見えすぎていたせいか、
去年ガスの中、下山した時よりも怖かったです〜
いや〜、このハラハラ がまた良いのかもしれません。
なんで、怖い思いをしたのに再チャレンジしたくなるのか、
自分もよくわからないんですが、伊吹山が素敵だからです、きっと
ヒップソリ滑走は最高です〜
確かに、伊吹山にはたくさんのドラマがありますね〜 今回こそ、カッコ良く登るつもりだったのですが、
やっぱりいつものようにズッコケました
登りはそれなりなんですが、下りは高度感がありすぎでした 、、、。
前に足を出す勇気が必要です
父さんと息子は、高い所は大丈夫なので、ビューっ と下りて行ったんですよ。
息子のソリ、知らないうちに上達してるかも。
左右のカーブや、ブレーキのかけ方が、絶妙になってきました
雪山で色々、学んでますね〜。
なんと、同じ日に同じ山に登れたなんて光栄です〜
monsieurさんは、山に登るようになって高所に慣れてきたのですね。
私も、随分登ってきたかな〜と思ってみたものの、
まだまだ修業が足りないことを実感
何度も登ってみたくなる伊吹山。
毎回コンディションが違うだろうから、いつも違った伊吹を楽しめますね
どこかのお山で、次こそはお会いしましょう〜
あ、あのセッピでしたか〜
ギョギョギョー、コワすぎます。
小さな雪玉が上からコロコロおちてくるだけでも冷汗かいたのに、
セッピの一部が落ちてくるなんて考えただけでも、、。
よくぞご無事で。
utaotoさんファミリー、伊吹山は今年2回登られてますね。
utaちゃんも、otoちゃんも、やっぱりすごいな。
あの斜面を2回も〜。
息子には山歩き、完全に追い越されましたよ。
これからのslowlife一家 →
父さん&息子がサクサク登山、後から、単独の母さんが、えっさほいさ〜
毎週毎週山ですね(笑)伊吹山…名前が素敵過ぎます…しかもかなり景色もいい感じですね…それになんと言ってもソリ向きの山…来年息子連れて行きたいと思います写真でお父さんと比べるとなんだか昨年会った時よりもだいぶ身長が伸びた感じがしますね(*^o^*)
息子は育ちざかりです。
再来年あたりには私の身長抜かされそうですよ
伊吹山、景色が良いのですが、なかなか晴れてくれないんです
数えたらもう5回登っているのですが、山頂はいつもガスってることが多くて。
あいにくの天気だったのに、山頂から景色を見ることができた今回が一番良かったんですよ〜
teteteさんも伊吹山に、またいつか息子さんと来てくださいね〜
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