やっと青空♪横岳〜硫黄岳 周回 地蔵尾根から

2019年02月05日(火) [日帰り]

• GPS: 10:59
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,458m
• 下り: 1,445m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:48
• 休憩: 1:14
• 合計: 11:02

5:38 美濃戸口
8:28 9:00 行者小屋
10:29 10:30 地蔵の頭
11:48 11:48 三叉峰（横岳）
12:06 12:06 奥ノ院（横岳）
12:47 12:47 硫黄岳山荘
13:19 13:25 硫黄岳
13:46 13:47 赤岩の頭
14:23 14:57 赤岳鉱泉
15:59 15:59 美濃戸山荘
16:40 美濃戸口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八ヶ岳山荘の駐車場を利用。
早朝着の為、代金は後払い。帰って来るとワイパー等に券が挟まっているので、それを持って山荘にて精算(1日500円)。
精算後に頂ける券は、山荘にてコーヒー無料券となるのでお得です♪

コース状況／危険箇所等

スマホのGPSが誤動作!?の為、写真の時間を見て時刻を手入力しました。

前日は気温上昇し、その後は低温の為、樹林帯はガリガリ(雨降ったそうです)。稜線上もサラッとしているのは吹き溜まり等で、表面が少し溶けてその後固まったような感じ(この後斜面に多量の新雪が積もると良くないかも)。
美濃戸の林道はアイスバーンと砂利が入り交じり、信頼のおける4駆以外は入らない方が良いと思います。

●美濃戸口〜美濃戸の林道 ガリガリで砂利も露出箇所あり。
●南沢 雪固めでスケートリンク状態になっている箇所も多数。チェーンスパイク活躍。
●地蔵尾根 雪少なく階段露出。
●地蔵の頭〜横岳〜硫黄岳 適度な雪で特別危険を感じる箇所無し(積雪状況的にということです。岩場やトラバース、梯子があるので文三郎〜赤岳よりレベル高いです)。
そして硫黄岳山荘周辺は強風地帯なので状況によっては危険箇所となります。
●硫黄岳〜赤岳鉱泉 雪量的に問題なく普通に歩けます。
●北沢 林道はガリガリでやや歩きにくい。

その他周辺情報

八ヶ岳山荘までの道路は5日時点で積雪はほぼ無し(一部凍結除く)

写真

2/5 7:02

南沢、雪少ないです。

2/5 7:32

つるつるで綺麗です♪

2/5 7:46

割れて落ちたら最悪ですね…避けて歩いた方もいるようです。

2/5 8:19

今日は期待出来る！

2/5 8:28

行者小屋でピッケル、アイゼン準備。指先冷え冷えで痛い…

2/5 9:33

地蔵尾根を登ってると体も暖まり、指先の冷えも解消。

2/5 9:42

ふと振り返ると、お〜北アルプス♪

2/5 10:02

凍てついてる感じ。

2/5 10:06

阿弥陀岳に中岳。今シーズンも登る予定。

2/5 10:11

色んなものが綺麗で♪

2/5 10:12

風も弱く、写真で足を止めてばかり。

2/5 10:20

地蔵尾根、好きです♪

2/5 10:24

全然足が進まない(笑)

2/5 10:28

間もなく尾根に出ます。

2/5 10:29

風は弱めでした！

2/5 10:32

今日は赤岳ではなく横岳〜硫黄岳へ。

2/5 10:55

下界もよく見えます。

2/5 10:55

今日はどこの山も好天のようで♪

2/5 10:58

赤岳、中岳、阿弥陀岳のセット♪

2/5 11:21

曇もほどよく出ていて良い感じ。

2/5 11:27

トラバースです。

2/5 11:28

慎重に歩きます。

2/5 11:29

こうやって見ると何てこと無いように感じますが、転倒したらかなりマズイです。

2/5 11:32

鎖は太いです(笑)

2/5 11:37

富士山も出ていぃですね〜♪

2/5 11:53

良い白さ。

2/5 11:56

赤岳にはずっと曇。

2/5 11:57

厳冬期を感じますね♪

2/5 12:00

南アルプスも綺麗に見えます♪

2/5 12:06

雲上！

2/5 12:08

全部入り♪

2/5 12:11

横岳。基本的に…

2/5 12:16

振り返ってばかりです(笑)

2/5 12:17

進むべき方向はこちら。

2/5 12:17

ここは雪が柔らかめで慎重に歩きました。

2/5 12:18

が、未練たらしくまだ振り返る(笑)

2/5 12:22

この辺りも慎重に。

2/5 12:23

そ〜っと。

2/5 12:25

岩場はもうありません。

2/5 12:35

風が弱めで助かりました。

2/5 12:41

硫黄岳って大きいですね〜。

2/5 12:59

ここの登り返しが…

2/5 13:00

けっこうキツい。

2/5 13:17

よれよれ登って…

2/5 13:22

硫黄岳到着♪

2/5 13:23

風が弱いですから、爆裂火口を覗く。

2/5 13:23

浅間山方面。

2/5 13:23

なにか荒涼感がある硫黄岳。

2/5 13:25

空が広い！

2/5 13:25

良い日に登る事が出来ました♪

2/5 13:31

横目でチラチラ見ながら〜

2/5 13:41

たまに石にアイゼン引っかけて(笑)

2/5 13:46

赤石の頭！ここから下降。

2/5 13:49

ザクザク歩く！

2/5 13:53

とても歩きやすい。

2/5 14:05

案外長く感じますが…

2/5 14:53

無事に赤岳鉱泉到着♪泊まりたい！しかし翌朝白鳥を撮りに行きたいので休憩したら下山！

2/5 15:12

北沢はあまり通らないのでやたら嬉しい(笑)

2/5 15:13

何だかんだ足を止めてしまいます。

2/5 15:17

歩きやすいですね♪

2/5 15:34

林道は雪がガリガリで歩きにくかった。

2/5 15:50

ショートカット出来る所つるつるでけっこう怖い。

2/5 16:00

いかつい車ですね(笑)

2/5 16:06

美濃戸の林道は砂利露出だったり、凍っていたりです。

2/5 16:37

雪が少ないと歩きにくく林道が長く感じますが 、何事も無く美濃戸口に到着。ほっとする瞬間です♪

撮影機器：

PENTAX K-30 ペンタックス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 靴 ザック サブザック アイゼン ピッケル ビーコン 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ゴーグル タオル ツェルト ナイフ カメラ ヘルメット

備考

気温の上がり下がりが大きく、降雨もあったようなので、念のため雪崩ビーコン持って登りました。

感想

shironekoshiro

3週連続で八ヶ岳へ通い、ようやく青空を見る事が出来ました♪

暖冬とはいえ、行者小屋はこの日も
『なんでこんなに寒いの！？』
という感じで、12本、ピッケルの準備しているうちに指先は冷え冷え。

ただ地蔵尾根以降、風も少なく、体、末端共にあまり冷える事無く、快晴の南八ヶ岳を楽しむ事が出来ました♪

このルートとなれば、気にされるのは横岳周辺の岩場や積雪状況、トレースあるか無いかだと思いますが、コンディションとしては特別難易度が高いという事はありませんでした。
この日は数名すでに歩かれてる様子で迷う事は全くありませんでしたが、基本風が強い場所でトレースが消える事もありますから、正しいルートを判断する技量や岩場を丁寧に歩く慎重さはある程度必要かと思います。


横岳までは東側〜西側とルートがころころ変わるので、案外風の少ない場所がどこかしらありますから、そう感じた所が休憩適地です。

横岳を超える時にはしっかりエネルギー補給をしておく事を強くお勧めします。
何故なら、硫黄岳山荘周辺は強風地帯なうえ、硫黄岳頂上までの登り返しが案外キツい為、シャリバテに陥ると歩行スピードが落ちて長時間強風にさらされる事による体温低下が怖いと感じます。
この日は穏やかでしたし、自分は休んでませんが、硫黄岳山荘の陰はもしかしたら強風時に休憩出来るかもしれませんが未確認です。

赤石の頭からの下降点は状況によって判断しにくいと聞いてましたが、この日はトレースがあったのでそれ通りに。
熟知していなので正確な事は解りませんが、基本赤石の頭から樹林を目指すように下降すれば良いと思います。
全く樹林の無い斜面を下降し続けるのはルート的に違うと思います（この辺り雪崩注意箇所）。

出発遅いと赤岳鉱泉に着く時間は案外遅いですから、翌日お仕事休みなら無理して下山せず一泊するのもおすすめです！
以前同ルート歩行後に宿泊させて頂いた事がありましたが、美味しい夕飯とビールを飲みながらその日の行程を振り返る時間は格別でした！
なのでこのルートを使う場合はちょっとしたお泊まりセットもザックに入れておくと、急遽宿泊させて頂く場合も快適に過ごせて良いと思います♪
あとお金もお忘れ無く(笑)


日々天候や状況が変わりますが、この記録が何かの参考となれば幸いです！