サプライズ!!〜〜御在所岳藤内沢〜〜ついにやってしまった。


- GPS
- 04:42
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 1,451m
- 下り
- 1,468m
コースタイム
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 4:42
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
暖かい日が数日続くと、ルートの状況がガラリと変わります。一週間ほど前の山行記録とは雪の状況が全く違っていました。雪解け真っ最中で、踏み抜き続発。藤内滝もコウモリ滝も水ザーザー、ザレザレの腐れ雪。このまま暖かい日が続くと、歩きにくくなること確実でしょう。 |
写真
感想
今回はエッセイ風に・・・
2月上旬なのに、鈴鹿の山は雪解け真っ盛りの頃のような、温もりさえ感じる陽気だった。例年より少ない雪の裏道をいつもよりゆっくり進んでいくと、やがて藤内小屋の屋根が見えてきた。火曜日の10時過ぎ、こんな時間に誰か来ている方が珍しいと思っていたが、小屋の玄関前には男性が一人いて身支度をしている。石段を降り、小屋の正面に進みながらその男性に目をやると、向こうもまたこちらを見た。そして、双方ともほぼ同時に「あーっ!」と声を出した。そこにいたのは、かつて同じ山岳会に所属していたA君だった。当時、彼はまだ大学生で、私は30代後半。山岳会ではいじられキャラ的なところがあったせいで、まだまだ子供だなと思ったものだが、目の前の彼はすっかり大人の顔の「Aさん」になっていた。ただ、こんな場所で再会するのは、私にとっては全く意外なことだった。というのは、彼は大学4年の時に、故郷の東北に戻って就活するためと言って、山岳会を退会していたからだ。挨拶がてらに近況や今に至る様子を聞くと、結局この地方で生活の基盤を築き、頻度は少ないながらも以前と変わらずクライミング指向の山を続けていることが伝わってきた。今日の目的は3ルンゼへ行って氷瀑の状態を見てくることだと言うので、「じゃあ、ご一緒に行きましょう。」となった。
藤内沢は、ここ数日の暖かさで雪解けが進んでグズグズの腐れ雪になっていて、踏み抜きが多発。けっして快適とは言いがたい登高だったが、20数年ぶりにAさんと話しながら登ったおかげで、そんな状況もさして気にはならなかった。
3ルンゼでは、いろいろお喋りしながら40分近い休憩を取った。アイスクライミングをしているパーティーをじっと見ていたら、よほど私がやりたそうに見えたのか、「もしROCKさんが登りたいのならロープもスクリューもあるから確保しますよ。」と言ってくれた。今の自分の状態ではとても登れないので(二人ともバイルが無かったが、Aさん「シングルアックスでも行けないことはない。」だって)、残念だったが遠慮しておいた。休憩後は周遊路まで上がって、またしばしの間語り合った。かつての山岳会のメンバーのこと、仕事のこと、住んでる所のこと(意外にも近かった!)・・・。彼も今は仕事や家庭の事情もあって、「1ヶ月に1回は山に行けるようにしたい。」というのが現状らしい。最後に連絡先を交換して分かれたが、ぜひまた一緒に山行できればと思っている。
20数年ぶりの再会は懐かしさだけでなく、刺激も貰った。特に女性クライマーのOさんの近況には驚いた。Oさんは山岳会では古株で、私が初めて滝谷へ行った時、第四尾根でザイルパートナーになってもらった人だ。当時50代後半に差し掛かる齢(よわい)だったから、もう80を越えていることになる。Aさんによると、なんと、今でもOさんを岩場で見かけることがあるというのだ。80を過ぎてもクライマーであり続けるというのは、無条件に凄いことだと思う。凄いと思うと同時に、いつまでも自分らしく山と向き合っていることが嬉しくもあった。そこで自分を見つめ直すと、ここ最近、山に出かける回数が減ってきているが、その理由は多分、モチベーションが落ちてきているからだろうと思う。この日も、強く「行こう!」と思ったわけではなく、なんとなく出かけ、「なんなら、行き先を変えてドライブにしてもいいか。」と考えながら向かっていたぐらいだった。そんな状態だったからこそ、Aさんとの再会やOさんのエピソードが刺激になっているのだ。
グズグズ雪の裏道を一人下りながら、ある思いが湧き上がって来ていた。長いブランクの後、登山を再会するとき、雪山や岩登りはしないでのんびりと歩こう、と自分で自分に言い渡したが、それで良かったのか?雪山はしばらくして再会したが、ロープを使う登山には一線を引いてきた。年を取るにつれ、登山も穏やかになっていくものだと決めつけてきたが、もうその年齢なのか?・・・自問自答せずとも気持ちは明らかだった。(・・・・そして2枚目の写真に続く)
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