ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1726694
全員に公開
雪山ハイキング
日光・那須・筑波

加波山(真壁城跡から周回+ひなまつり)

2019年02月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:47
距離
21.2km
登り
1,018m
下り
1,017m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:48
休憩
1:00
合計
9:48
7:41
109
スタート地点
9:30
9:42
33
10:15
10:21
72
11:33
11:40
36
12:16
12:17
5
12:22
12:29
19
12:48
12:50
3
13:34
13:38
62
14:40
14:43
22
15:05
15:09
8
16:34
16:35
43
17:18
17:19
4
17:23
17:26
3
17:29
ゴール地点
天候 はれ
https://tenki.jp/past/2019/02/10/satellite/japan-near/
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
常磐道土浦北ICで下りて、国道125号、県道14号、県道41号と北上します。「真壁消防署」交差点を過ぎて右に現れるセブンイレブンの脇を右に入ると、真壁体育館駐車場に着きます。朝は、とうぜん、がらがら。日中は、ひなまつり観光客で相応に混んだのでは(戻ってきたのが夕方だったので、推測です。)
前日降雪でしたが、常磐道冬タイヤ規制は岩間ICより北だったので、決行しました。県道41号では、畑の間を通過するときに、数秒ですが、朝霧で視界不良になったことが二回ほど
コース状況/
危険箇所等
加波山までは「関ふれ 茨城8」:https://www.pref.ibaraki.jp/seikatsukankyo/shizen/shizen/documents/hureai08.pdf
がありますが、基本、林道歩行を想定しており、足尾山を巻いてます。道標はあまり親切でないかも。この山域の達人らのレコを拝読して臨んだので雪道でも事なきを得ました

●真壁城跡〜加波山
私のgpsの出だしの軌跡は、城跡が雪に覆われて歩道がわからず、堀の中を歩いたり(笑)してます。帰路のgpsが、正しい歩道(といっても、遊歩道があるわけでなく、テキトーに踏み跡らしきところを歩きます)です。
「関ふれ」は、車道歩きに始まり、「散策の森」「恵みの森」を抜けて、登山路になります。登ってしばらくで東屋があり、雪装備をするのに助かりました。
きのこ山(なんと、地理院地図に、そう記されてます)は、登山路を登って林道に出会ったところで右奥にちょと入ったところ。東屋がありますが、展望はありません。
きのこ山から少し進んだヘアピンカーブ(二つ目のカーブミラー)で、私のgpsは車道を逸れて短縮を試みてます。雪で撓んだ笹を掻き分けて滑り下り、数分で林道に降り立って、「5minは巻いたで!」と、たぶんどや顔だったんですが、そこから数分歩いたところでザックの背から右のストックがなくなってるのに気付き(何故気づいたかがむしろ不思議です)、雪の笹薮を登り返すことに(とほほ。。)ま、半分ほど登ったところで見つかり、ほっとした表情のストックと喜び合いましたが、差し引き5minのロスという結果にw
松尾山は、赤い境界標と赤杭を目印に笹薮に突っこみましたが、突っ込まなくても行ける道があったかもしれません。松尾山から林道に降り立ったあと、少し林道を下ったところで、あれれ、丸山が右に逸れてくぞ、と気付き、戻って、「関ふれ」道(たぶん、女坂)に復帰しました(「関ふれ」看板から右の東屋へと下ります。)丸山は、踏まずに左を巻きました。
さて、加波山の頂の一連のお社は、
http://kabasan-jinja.jp/image/sandou%20map.pdf
という並びになってますが、真壁側の麓の二つの里宮を含め、真壁側、八郷側双方の陣営に属する社を勉強してから登らんと、筋の通らぬ参拝をしかねません(ぐぐると、詳しい御仁のブログが簡単に見つかります。)本宮拝殿から親宮拝殿までの一部区間の岩歩きは、着雪がなくても注意を要します。なお、本宮本殿で行き交ったハイカーから親宮道(五合目下は舗装路)で登ってきたと聞いたので、本宮拝殿まで戻って本宮道で下山するのでなく親宮道で下山することにしたのですが、もしも本宮道か親宮道を登ってきたハイカーに出会わなかったら、と考えると、結構危なっかしい山行をしてしまったかも(本宮道も親宮道も凍結してたら、下りられんやないの。。)

●加波山〜真壁城跡
さて、親宮道五合目以下の舗装路ですが、さいわい日が当たる道なので、気温はずっと氷点下なものの、凍結はなく、雪解け水で濡れてる場所も少しでした。麓から三枝祇神社里宮に入る道の見当がつかず、私のgpsには、その手前でちょと左(地図上では右(東))に様子を探りに入った軌跡が残ってます。加波山神社里宮に黙礼してその前をそそくさと過ぎて、左に折れた先に三枝祇神社里宮東門があります。が、私は、なんとなく東門から入る気がせずに、そのまま道なりに下ってしまって、横から入るという振る舞いをしてますので、pgsもそうした軌跡となってます。
そこからは、素直に県道41号まで下れば道迷いはしないはずですが、真壁城跡への最短を目指して南下し、途中、煎餅屋仙七前に出たまでは、どや!だったんですが、畑の道を進んで確信が持てずにちょと戻って、鹿島神社の周りを一周、なんてことをしてますので、結果、どれだけ短縮になったか、微妙ですw
その他周辺情報 真壁城跡:http://www.kankou-sakuragawa.jp/page/page000064.html
平城の遺構で本丸に体育館建てちゃったりしてますので、唐沢山城(1月19日山行参照)みたいな胸躍るものではありません

煎餅屋仙七 真壁店:http://www.senshichi.com/shopping/shop_makabe.html
おだんごは休日限定だそう。ぬれせんに力を入れてます、という説明でしたが、試食の結果、昆布だしわれせんを購入

真壁を歩こう:http://www.city.sakuragawa.lg.jp/data/doc/1487569963_doc_23_1.pdf
真壁の登録文化財:http://www.city.sakuragawa.lg.jp/data/doc/1487569963_doc_23_0.pdf
じっくり見なければ、小一時間で回れます。雛飾りは、通りに向けて飾ってくれてます。それを、硝子越しに外から見させてもらいます

真壁さわやか直売所:http://www.kankou-sakuragawa.jp/page/page000195.html
6pmまで開いてます。白菜と米を買って、かみさんへのみやげにしました^^
おはよーございます。凸凹雪原と化した真壁城跡にいます。筑波山、ここからだと、高千穂峰みたく見えるんですね^^
24
おはよーございます。凸凹雪原と化した真壁城跡にいます。筑波山、ここからだと、高千穂峰みたく見えるんですね^^
加波山まで、基本、「関ふれ」を辿ります。霧氷だときれいなんでしょうが、ただの着雪ですw
6
加波山まで、基本、「関ふれ」を辿ります。霧氷だときれいなんでしょうが、ただの着雪ですw
先行者は、兎のみ^^
つぼろ台まで案内してくれました
1
先行者は、兎のみ^^
つぼろ台まで案内してくれました
朝日が射すと、新雪がきれいです
8
朝日が射すと、新雪がきれいです
折よく東屋があったので、チェーンスパイクを装着。これから向かう足尾山から加波山の稜線もそれなりに積雪してる模様
3
折よく東屋があったので、チェーンスパイクを装着。これから向かう足尾山から加波山の稜線もそれなりに積雪してる模様
つぼろ台に登ると、「やー、久しぶりー」予報では荒れてるはずの日本一がうっすら姿を見せてくれました
5
つぼろ台に登ると、「やー、久しぶりー」予報では荒れてるはずの日本一がうっすら姿を見せてくれました
麓は、ところどころ霧が立ち込めてます
2
麓は、ところどころ霧が立ち込めてます
つぼろ台から先、道案内が交替した模様。狐かしら?
8
つぼろ台から先、道案内が交替した模様。狐かしら?
標高が上がると、徐々に積雪も増して、5cmほど。足裏に雪団子つけながら、えっちらおっちら登ります
1
標高が上がると、徐々に積雪も増して、5cmほど。足裏に雪団子つけながら、えっちらおっちら登ります
きのこ山手前で、右に筑波山がくっきり見えました。こちらを「代表写真」にします
14
きのこ山手前で、右に筑波山がくっきり見えました。こちらを「代表写真」にします
関東平野、広いです
立ち止まると寒いけど、無風なのがさいわい
21
関東平野、広いです
立ち止まると寒いけど、無風なのがさいわい
きのこ山からしばし、林道歩き。nasaテイクオフに向かう車がときどき通ります
1
きのこ山からしばし、林道歩き。nasaテイクオフに向かう車がときどき通ります
nasaTOPから、霞ヶ浦方面をパチリ
3
nasaTOPから、霞ヶ浦方面をパチリ
「関ふれ」を逸れて赤目印から笹藪に突っこみます。ちょと藪漕ぎして、無事、足尾神社に出会いました
1
「関ふれ」を逸れて赤目印から笹藪に突っこみます。ちょと藪漕ぎして、無事、足尾神社に出会いました
「水戸驛構内人力車組合」と刻まれてるようです。足の神様ゆえ奉納されたものか
1
「水戸驛構内人力車組合」と刻まれてるようです。足の神様ゆえ奉納されたものか
足尾山にとうちゃこ。社の建つ土塁は、好展望です。裾野を伸ばす筑波山がきれいに見えました
10
足尾山にとうちゃこ。社の建つ土塁は、好展望です。裾野を伸ばす筑波山がきれいに見えました
稜線は、落葉樹林帯です。吉例に従い、令法をパチリ
1
稜線は、落葉樹林帯です。吉例に従い、令法をパチリ
一本杉峠から丸山への登り返し、正午を回り、雪解けの急斜面は、赤土で滑ります
一本杉峠から丸山への登り返し、正午を回り、雪解けの急斜面は、赤土で滑ります
標高530m圏から「関ふれ」木段の上りで100m稼ぎます。いつもは好きでない木段ですが、今日は、ありがたや!
1
標高530m圏から「関ふれ」木段の上りで100m稼ぎます。いつもは好きでない木段ですが、今日は、ありがたや!
木段が終わると、修験の道らしく露岩が現れます。こちらは、かつて民権派が旗を立てたという「旗立岩」
木段が終わると、修験の道らしく露岩が現れます。こちらは、かつて民権派が旗を立てたという「旗立岩」
不動明王かしら?雪などものともせぬ憤怒の形相
9
不動明王かしら?雪などものともせぬ憤怒の形相
ふう、加波山登頂しました。畏み畏み、本宮(三枝祇神社)御本殿に参拝します。
5
ふう、加波山登頂しました。畏み畏み、本宮(三枝祇神社)御本殿に参拝します。
親宮道で下山します。六合目付近、今日初めて赤い色を目にして、ほっとしました^^
11
親宮道で下山します。六合目付近、今日初めて赤い色を目にして、ほっとしました^^
修験の山伏が雨宿りしたりしたのかしら?帰宅して大きい画面で見たら、彩光が写ってて、びっくり
1
修験の山伏が雨宿りしたりしたのかしら?帰宅して大きい画面で見たら、彩光が写ってて、びっくり
麓に降り立つと、三分咲きの白梅が迎えてくれました
19
麓に降り立つと、三分咲きの白梅が迎えてくれました
三枝祇神社里宮、畏み畏み、参拝します。厳粛な気を感じます
2
三枝祇神社里宮、畏み畏み、参拝します。厳粛な気を感じます
が、狛、天狗、飾り龍は、俺たちひょうきん系^^
1
が、狛、天狗、飾り龍は、俺たちひょうきん系^^
道中ランチ場がなく、4pm近くなって漸く、座ってものを食べます。売り切れ寸前だったおだんごをパクリ
15
道中ランチ場がなく、4pm近くなって漸く、座ってものを食べます。売り切れ寸前だったおだんごをパクリ
真壁城跡まで、畑の中を歩きます。真ん中あたりで苗の列がうねってるのは、何故なんだろ
6
真壁城跡まで、畑の中を歩きます。真ん中あたりで苗の列がうねってるのは、何故なんだろ
振り返って、加波山をパチリ。4pm過ぎて、影が長いな^^
18
振り返って、加波山をパチリ。4pm過ぎて、影が長いな^^
さて、町歩き。古城交差点から西に進むと、明治初期の猪瀬家藥医門が迎えてくれます
1
さて、町歩き。古城交差点から西に進むと、明治初期の猪瀬家藥医門が迎えてくれます
向かいに塚本家。明治末期の土蔵だそうです
5
向かいに塚本家。明治末期の土蔵だそうです
硝子越しに、建物より古い江戸時代の雛飾りを拝見します
11
硝子越しに、建物より古い江戸時代の雛飾りを拝見します
こちらは、安永年間。外から見てたところ、偶々ご子息が友人と連れ立って戻られ、私まで「どうぞー」と直に撮影させてくれました(ありがとうございました)
7
こちらは、安永年間。外から見てたところ、偶々ご子息が友人と連れ立って戻られ、私まで「どうぞー」と直に撮影させてくれました(ありがとうございました)
こちらは、村井醸造。近江商人による酒蔵だそうな
5
こちらは、村井醸造。近江商人による酒蔵だそうな
伊勢屋旅館は、明治中期、もと料亭だそうな
9
伊勢屋旅館は、明治中期、もと料亭だそうな
こちらも明治、呉服を商ってた潮田家。入口は、8間もあるそうな
4
こちらも明治、呉服を商ってた潮田家。入口は、8間もあるそうな
ランドマークの旧真壁郵便局。こう見えて木造です。さて、5pmとなったので、撤収します。お疲れ様でした
10
ランドマークの旧真壁郵便局。こう見えて木造です。さて、5pmとなったので、撤収します。お疲れ様でした

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 保険証 携帯 タオル ストック ナイフ カメラ

感想

せっかくの三連休、好天予報は10日のみ、山の天気となると、私の行ける山域で晴れ+微風予報は、筑波山のみ。ということで、真壁ひなまつりと合せて企画したのが今回の山行でした。
雪道では、基本、CTを巻くなんてことはできません(この道程で歩いたときのCTも知りませんが。。)ので、18km歩いて真壁城跡に戻った後の真壁町歩きは4pm過ぎとなってしまい、夕闇迫る氷点下の街中を名所を探してカメラ片手にうろうろ、大学卒業時の欧州旅行を思い出しました^^

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:735人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら