大滝山 北北東尾根
- GPS
- 07:38
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,355m
- 下り
- 1,360m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 7:39
林道合流地点で尾根に取りつくのに時間がかかった。
天候 | 曇り時々雪 山頂付近強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
取付の植林地は雪が少なく尾根に取りつくまで苦労した。下山時はツボ足で歩いた。 尾根に取りついても藪がうるさく氷結のため横滑り多用。 550m付近では小さな沢が埋まっていなく、ハマることもあるので注意。 750mの林道に合流から尾根に取りつく箇所では取りつき箇所は急斜面で雪の着き方が悪く、藪も多いため尾根に這い上がるまで苦労した。東側から取り付こうとしたが弱点が見つからず引き返し、西側から何とか突破。 750mの尾根に取りついてからは特に危険個所はなく、雪も豊富にある。 |
その他周辺情報 | 五箇山荘500円 |
写真
感想
年の功と本ルートの経験者であるため、本日のパーティーのリーダーと言うことに出発直前の相談で決まっていた。しかし職責を果たせたかと言うと、幾つか失敗があり、反省点が多かった。
しょっぱなでルートミス。前回尾根の突端から取り付こうとして斜面状態が悪く苦労したので、その意識から道路から上がった直ぐの斜面を登って行ったのだが、今度は突端から離れすぎて目的の尾根に行くには沢が横切っている。そのまま登り続けても尾根に上がれたかもしれないが、斜面の状態も行くが少なて悪く、上の状況も分からないねと一旦下まで戻る。30分ほどの時間と労力のロス。
登り標高750mで林道に出てどこから尾根に戻って行くかが問題。林道横断点の正面は壁で登れない。僕が行った過去2回はいずれも少し西に逸れて斜面を上がったのだが、そこが今日はデブリがありやばいねと、東に回って取り付きを探す。こちら側ではここしかないが相当厳しいねと言う場所で突破を僕が試みるが、スキーを灌木の枝に乗せてスリップ、滑落する有様。やっぱり無理だと西側に戻って、581さんの切込みで上がることが出来た。
山頂からの滑降、上部はまずますのパウダーで楽しく下れる。しかし進んでいくと落とし穴とか雪質の変化などで、どこかで転んだりは他の人もしているのだが、早くに一番派手に転んだのが僕だった。雪中の見えない異物か硬い雪に引っかかったのかと思うが、転倒して木の間に入り込み、その下の1m以上の段差に頭から落ちた。幸い怪我はなく臀部の軽い打撲位で済んでいるが、これでちょっと気が引けて、以後お二人の後をゆるゆるとついて行った。
標高を下げると、雪の少なさとガリガリ斜面で横滑り多用となる。この先はもうツボ足で歩いた方が楽だね、と言うことになったが、僕だけアイゼンを持っていない。なんとかスキーで最後まで頑張ったので、真っ先に出発点まで僕が降りてはいたが。
昨年は北東尾根から登った大滝山。今日は北北東尾根から。
ジャンクション以後は強風だったが(形成された雪庇とは反対向きの風だった)、一昨日の十石山稜線に比べたらそよ風。完全な装備に身を包めば安心。
風のおかげでオーバーヒートなく体が動いたのでたっぷりラッセルさせてもらった。
上部のパウダーは少し重いもののまだサラサラで気持ちよく浮遊。
中盤も藪が完全に埋まるような時ならものすごく楽しい斜面になることだろう。重くなってはいたが、さほど底につくこともなくふわりふわりと滑走。
下部の雪は流石にずっしりとしているしガリッとくるしホールもあるので慎重に滑走してきた。
一度左膝を軽く木にヒットしてしまった。しばし悶絶したが打撲のみで済んだよう。
こういうミスをできるだけ少なく、というかゼロにしないといけない。
今日も楽しく登山できました。Nishidenさん、route581さん、ありがとうございました。
当初の予定の人形山は林道の除雪がされていなかったので、第二案の大滝山に変更となる。大滝山は昨年、北東尾根から登っているので、北北東尾根から登ってみたいと思っていた。暗い中、民家も近いので静かに支度し取付く。
取付地点には雪は豊富にあったが植林地に差し掛かると極端に少ない。不安になりながら黙々と尾根に這い上がるも、やはり藪がうるさい。さらに進むと雪は増えてきたが、落とし穴があるので気を抜けない。林道を過ぎると幾分快適になってきた。雪はサラサラで曇りなので帰りも重くはならずに済みそうだ。ラッセルも交えながらジャンクションを過ぎると風が強くなってきた。序盤で余計な労力を使ったので汗だくになり汗冷えしたが、ジャンクションに差し掛かるころには乾いてきていたので特に防寒せずそのまま進む。
シンモンさんの絶妙なルート工作に引っ張られ、無事登頂出来た。風が強いのですぐに滑走準備して下山。雪はサラサラで滑りやすい。ジャンクション過ぎまで楽しんでから風を避けてランチタイム。皆さんからお菓子など頂き、コーヒーを飲み、非日常のひとときを楽しんだ。林道までは快適な滑走でそれ以降は安全優先の滑りで無事に取付まで下山出来た。最後はシートラで下山して無事帰還。怪我無く下山出来てホッとしたというのが感想だ。下山後の温泉が疲れた体に染みわたった。いつも第二案となるとどこかでナメてかかってしまうのでもっと気をつけよう。みなさん、ありがとうございます!またよろしくお願いします!
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