本山―旭山(下伊那の山)


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 644m
- 下り
- 624m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
1月28日につづいて、下伊那地方でヤマレコに登場していない山をめざす。
本山1133.1m、日本山名事典によると「ほんやま」と読む。地図を見ると、三角点以外には、町村境の線も何も無い。まさに私好みの山だ。そもそも、なぜこんな地味な山に名前がついているのか、「ほんやま」の由来は何なのか、聞いてみたいものだ。
どうやってアプローチするのか、その林道にたどりつくのか心配だったが、途中から野田平キャンプ場への案内板もあった。へ〜開けているところなんだ。途中の堰堤では釣り糸を垂れている人もあり、3/1に渓流釣りも解禁だな。小落石が少しあったが、予定地点に着いた・・・・と同時に嫌な感じが・・・・パンクである。パンクなら治せば良いのだが、ジャッキを載せていないことを知っている!携帯電話はこの谷間では当然のように圏外である。さて、どうしたものか。・・・・私の出した結論は、まず登山である。あとで考えよう。崖下で安全な駐車場所で無いのがちょっと心配だけど。
当初予定の尾根の取り付きは急な岩場混じりなので、様子をうかがいながら林道を200mくらい進んで、小沢を越えた次の尾根・・・これは行けそうだ。取り付くと急だが、どうも歩かれている気配がある。数分でヒノキの人工林、さらに抜けるとカラマツ林である。尾根上は明確ではないが、踏み跡は何となく続いている。さらに赤テープや境界杭、マツタケの止め山のテープ、「入山禁止」の札も。天気良く、やや汗ばむのを気にしながら最後の急登を越えると三角点に着いた。東には鬼面山・氏乗山などの伊那山脈へ続いている。西は樹間に伊那谷と中央アルプス。切り開きもあって暖かい頂上だった。
さて携帯電話が通じるぞ。まず104、そしてJAFだ。幸い場所もキャンプ場への一本道なので説明しやすく、13時現地で落ち合うことにした。「今どこにいるんですか?そこまで拾いにいきますよ」と言われて、答えるのにちょっと困りました。
これで心配ごとも解決したので、先に進む。尾根の下りは、地図読みと勘の世界。ここは目印がとても少なかったが、勘が冴えて気分が良い。途中ピークとも言えないような所に4つの大きな石碑が現れて驚いた。続いて社と鳥居もあり。林道を横切り、旭山に取り付く。こちらの方は道と言えるくらいの踏み跡になっている。気持ち良いアカマツ林をすすんで旭山到着。
当初計画は高関山まで行って、1キロもどって尾根を北に下ることだったが、これは時間的に無理(朝の出発が遅かったし)今考えているのは旭山から西へ500m行って北への尾根を下ること。最後が小さなダム湖になっていたので、それが悩みだが。
その計画に従って尾根下降点に着いて、時計を見ると12時15分。これは13時の約束に間に合いそうにないことに気づく。(間に合う可能性はあるが大きな冒険だ) どうしよう。林道を戻っても1時間はかかるだろう。でもこの方が安全策だ。そうと決めれば急ぎ足で、ときに小走りで、途中JAFに遅れそうなことを電話して急ぐ急ぐ。そして13時8分、ちょっと予定と違う終わり方をしたのでした。
(幸いJAFの到着はその10分後、手際良く10分で作業終了。深く感謝です。)
追記:本山は2つHPで登頂記が見つかりました。(南側=私の下山路)「もとやま」とされていました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する