宝殿橋〜六甲最高峰の樹氷〜東六甲縦走路〜宝塚


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 494m
- 下り
- 1,146m
コースタイム
- 山行
- 3:44
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 4:41
天候 | 雪のち吹雪のち曇り、時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(帰り)東六甲縦走路を下山して徒歩で宝塚・宝来橋交差点へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
「石の宝殿」について 白山の宮・六甲山神社・白山姫観音・山之地大神の周辺は積雪あり 「六甲最高峰」へ向かう急坂道について 下部は北向きで日当たりがないため、凍結状態で危険。道の端の積雪部分を歩くか、凍結していないわずかな個所を選んで慎重に歩くことで、転倒を回避のこと。上部は日当たりがあるため、凍結などはなくて、ごく普通の状態。 「六甲最高峰」について 地面はあたり一面に霜が降りたような状態にはなっているが、目立つ積雪などはなし。吹雪いていたこともあって至るところで樹氷が見られた。 「東六甲縦走路」について カーブNo.113地点からの下り始めからしばらくの間だけ(区間は短い)積雪が多く残っており、下りはやや危険なのでロープを頼って慎重に下ること。ただし軽アイゼンを装備するほどの状況ではない。 そこ以外はごく普通の山道で、登山道の脇に少しだけ雪が残っているかなという程度で何も気にせずに普段通りに歩ける。「船坂峠」以降になると雪の気配すらない感じ。 |
写真
装備
個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
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感想
今回は単独行で、宝塚温泉の「宝塚ナチュールスパ」へ入りに行くことを決めてから歩くルートをあれこれ検討した。
北側から谷を登って縦走路へ合流するとなると、登山口へ行くまでが不便だし、万一どこか凍結したりしていると危険かもしれないなあ、ということで避けることにした。
となると、いっそのこと「石の宝殿」から「東六甲縦走路」の全行程を歩いてしまえ!となった次第。「石の宝殿」まで来るんだったら、せっかくなので「六甲最高峰」にも立ち寄っておきたい。いつも避けてる真冬の最高峰にも行っとこう、という感じ。その「石の宝殿」へは時間の節約も兼ねて阪急バスで「宝殿橋」まで楽ちんすることにした。「東六甲縦走路」全行程を歩き通した上でしかも早めの時間に温泉へ着くには、そこのところで時間を削るしかないな、と。
さて実際に「宝殿橋」へ来てみると、いきなり雪の洗礼。歩き始める前から雪が降りだしてしまい、こんなはずではなかったに〜、と思ったものの、今さらどうしようもないので諦めて、降りしきる中を黙々と歩きだすことに。顔と手が冷たい。
赤鳥居から登って「石の宝殿」に着くとここだけ完全な積雪。そりゃそうか。
「最高峰」には早い時間に到着したので、誰一人いない。完全貸切で広場を独り占め状態だったので、山頂広場を取り囲むような樹氷をゆっくりと観賞できた。但しホワイトアウト状態になっていたので下界の景色は全く見えず。残念。
ここで急に風が強くなって、雪が吹雪へと変化。幸いフード付のレインウェアを着ていたので事なきを得たが、こんなはずじゃなかった感がぶり返したものの、どうしようもない。当初予定のルートを淡々とこなす他なし、突き進む他なし。
「東六甲縦走路」へ入って少し経った頃にはようやく雪も止み、普通の冬の山歩きとなってちょっとほっとした。後は延々下るのみ。
この日びっくりしたのは、「最高峰」付近で吹雪いた時にGPSがきちんと動作せず現在位置を示せなくなったこと。そのことにようやく気付いたのは水無山の山頂あたり。しばらく自然復旧を待って歩き続けたが結局戻らず、止む無くGPS再起動。その間の記録なし。
この日もっとびっくりしたのは「宝塚ナチュールスパ」の泉質の事実が施設側の掲示によって判明したこと。
「金宝泉」はなんと源泉を「5倍に薄めて」掛け流しているとのこと。「金宝泉」は高張性で濃い茶褐色なのが特徴だとずっと思っていた。最近お湯の色が異様に薄くなったなあと思っていたのだが、その理由が明らかになった。
さらに「銀宝泉」のほうは、「金宝泉」から鉄分の成分を除去し加工した状態でさらに循環させているとのこと。「銀宝泉」は高張性ではない別の泉源だとばかり思っていた。どちらも公的機関の認可のもとに掲示されている温泉の成分表示表に記載されている内容とちゃんと合っているのかな・・・どうなんだろう。成分表示表ではまったく異なる二種類の泉源のように私個人は読めてしまったのだが、実はさにあらず、金と銀の二つは全く同一の泉源ですということだそうで。
謎なのは、もとの「金宝泉」よりも加工された「銀宝泉」のお湯のほうが数値が変わって効能がいくつも増えている表記になっている点。そんなこと出来るの?って素人目には何とも不思議な気分。
あくまでも想像だけれど、もしかしたら「金宝泉」は源泉が濃すぎて、そのままだと貸タオルが着色してしまうので使い回しが出来ないために、色が付かない5倍にまで希釈するという判断かもしれない。もともとが温泉なのには変わりないと思うが、私の想像を越えるレベルでの加工だったので悲しい。二種類の泉質の天然温泉がいっぺんに楽しめる!とすごく有難がって入ってたんだけどなあ・・・。ネットで調べてみたらこの内容は既に一部で口コミが挙がっていた。そんなの知らなかったよ・・・。でもなんで急にこの泉質に関する内容を館内掲示することになったんだろう。
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