黒百合ヒュッテ泊で天狗岳、硫黄岳

2019年02月16日(土) 〜 2019年02月17日(日)

• GPS: 10:15
• 距離: 23.5km
• 登り: 2,031m
• 下り: 2,029m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:39
• 休憩: 0:38
• 合計: 4:17

10:15 渋御殿湯
10:58 10:59 八方台方面・渋の湯方面分岐
11:20 11:20 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
11:51 11:51 黒百合ヒュッテ
11:57 12:06 中山峠
12:40 12:43 天狗岳分岐
12:51 12:52 天狗の鼻
12:54 12:54 東天狗岳
13:06 13:10 天狗岳
13:23 13:40 東天狗岳
13:42 13:44 天狗の鼻
13:48 13:49 天狗岳分岐
14:22 14:22 天狗の奥庭
14:32 黒百合ヒュッテ

2日目

• 山行: 5:27
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:50

7:02 黒百合ヒュッテ
7:06 7:07 中山峠
7:32 7:32 天狗岳分岐
7:39 7:40 天狗の鼻
7:43 7:43 東天狗岳
7:56 7:56 白砂新道入口
8:02 8:04 根石岳
8:30 8:30 夏沢峠
9:17 9:21 硫黄岳
9:52 9:53 ヒュッテ夏沢
9:59 9:59 山びこ荘
10:27 10:27 箕冠山
10:38 10:41 根石岳
10:46 10:46 白砂新道入口
11:03 11:08 東天狗岳
11:10 11:13 天狗の鼻
11:16 11:17 天狗岳分岐
11:33 11:35 中山峠
11:40 11:40 黒百合ヒュッテ
12:08 12:08 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
12:22 12:22 八方台方面・渋の湯方面分岐
12:50 12:50 渋御殿湯
12:52 渋の湯駐車場

天候

16は曇り晴れ。17はピーカン

アクセス

利用交通機関：

自家用車

渋の湯駐車場。10時頃でテニスコート駐車スペースに残り数台

コース状況／危険箇所等

暴風はなく，コースとして歩いた範囲内はアイゼンとストックで問題なし。
よく踏まれたトレース以外の樹林はツボ足で膝上。いずれワカンは不使用。

その他周辺情報

渋の湯ではなく少し下った明治温泉1000円。ひなびてます。硫黄強烈な渋の湯と異なり，鉄っぽい鉱泉。

写真

2/16 10:11

新潟を朝5時に出発。明治温泉入口に駐車してバス乗換も考えたが帰りの自由度を優先して渋の湯駐車場に。1日1000円。お隣りの車の女性2名は高見石小屋泊とのこと。

2/16 10:37

渋の湯温泉からしっかり踏まれた樹林のトレースを登る。最も凍結して滑りやすいのが宿の前の数十m。

2/16 11:07

黒百合ヒュッテまでは北八らしい樹林の道

2/16 11:52

お昼前にヒュッテに到着。あまりにも時間があり，天気も回復傾向なので躊躇なく先に進む。

2/16 12:17

中山峠から稜線にでました。ニュウ

2/16 12:17

東天狗岳（にせ）と西天狗もみえてきました

2/16 12:47

登っていく人，降りてくる人さまざまです。
一応アイゼンは中山峠から装着。

2/16 12:57

先に西天狗に向かいます

2/16 12:57

東天狗を振り返る

2/16 12:57

西と東の鞍部からの北八方向。この日はすっきりは晴れず。

2/16 13:08

雲が近づいてますが，360度視界あり。

2/16 13:08

西天狗。風はそこそこでガスが流れていきます。

2/16 13:31

東天狗にきたらガスの中

2/16 13:50

帰りは尾根ではなく天狗の奥庭コースで。

2/16 13:53

2/16 14:29

池から東天狗と西天狗を振り返る

2/16 14:30

ヒュッテに降ります。ちょうどよい時間になりました。

2/16 14:31

いい風情です

2/16 14:54

夕ご飯直前に2，3階での寝場所が決まるので，それまでは全員が1階に避難民状態？で待機がどうも落ち着かない。といいながら越後限定サッポロビールで乾杯。

2/16 15:52

長野の小屋で敢えて新潟の八海山が意外

2/16 17:09

夕暮れになり天候は回復方向。明日の天気が楽しみです。

2/16 18:12

お待ちかね夕飯。第二陣で。

2/16 18:12

テーブル毎におでんやフリカケも提供されました。お米も美味しくいただきました。

2/16 20:06

消灯は20：30。早くから休む人は少なく，思い思いに楽しんでいました。

2/16 20:07

1階のストーブで2階の寝場所も温かく，念のためのインナーシェラフは不要。ナノエアを掛けて就寝し，布団は朝方のみ使用。

2/17 6:33

朝ごはんも美味しくいただきました。糖質制限でいつもはお替りNGですが，この日ばかりは，これからの寒さ対策の名目で二膳目で卵掛けごはんも満喫。

2/17 7:01

トイレの混雑が心配（個室は3つ）でしたが，朝ご飯前の空いているときに済ませて，万全。ペーパーは備え付けあり（＋サニーナ噴射）。心配した冷え込みもそれほどでもなく外で準備して出発。

2/17 7:45

天気は最高です。風ありますがかわいいレベル。もったいないのでのっぺりの硫黄まで稜線歩きを楽しむことに。

2/17 7:45

昨日はガス気味の北八もくっきり

2/17 8:04

根石岳から東天狗。気持ちいい稜線です。

2/17 8:05

根石岳から東側。これだけ天気がよいが富士山だけは拝めず

2/17 8:05

なんだかかわいらしい根石岳山荘

2/17 8:30

夏沢ヒュッテまで，樹林の中を，硫黄の登りが見える中，もう降りるのは勘弁して，という位下って，硫黄を見上げます。

2/17 9:17

という割にはサクサクと硫黄ののっぺり山頂に。

2/17 9:17

強風で有名な硫黄岳ですが風はそこそこ

2/17 9:18

赤岳鉱泉やオーレン小屋からの方も合流するので賑わってます

2/17 9:18

シャッターもあちこちから頼まれました（暇そうにみえたのかな〜）

2/17 9:26

硫黄からの下り。火山を実感します。

2/17 9:58

夏沢ヒュッテまで降りるの早い。団体さんとのスライドも多い。ガイドツアーにありがちだが，待っていても挨拶は乏しい。

2/17 10:30

根石岳山荘までの樹林の登り返しが地味に効きます。

2/17 10:41

残る登りは東硫黄だけ。

2/17 10:41

何度みてもいいですわ~

2/17 11:06

今日の登りは東硫黄にて終了

2/17 11:06

2/17 11:49

黒百合ヒュッテまで戻って軽く補給。厳寒期にこのようなほのぼの感は東北や新潟の山ではありえません。カップルやソロの女性も多く，最後までこの違和感は感じっぱなし。

2/17 12:53

やはり最も危険なのは渋の湯温泉脇の凍結路でした。

2/17 13:54

日帰り温泉で1000円は高いなあと明治温泉にいくが値段は一緒。東北ならこのやる気のなさ＋ひなび感では500円位なか〜

2/17 13:54

と感じつつも25度の源泉加温がややぬるめでしたが，透明な方はちょうどよいお湯加減でゆっくり浸かれました。

2/17 13:56

浴室から沢（藻で鮮やかな緑のなめ）が見える，よいロケーションでした。

2/17 14:22

里に下りて，コンビニでコーヒー飲まない相方はコーラを補給。
来し方を振り返る

2/17 14:23

良い天候に恵まれました。これから新潟まで4時間，相方にはいつも運転してもらって感謝です。

撮影機器：

Xperia A SO-04E SONY

感想

yamkoi

いつもは東北・新潟の山だが，初めて冬季2000mに行ってみることに。冬山は毎週登ってルートファインディングとラッセルには慣れているもののアイゼン・ピッケルは不要な世界。無理しない前提で冬山ビギナーコースとされている黒百合ヒュッテから天狗岳を計画。結果して，コンディションに恵まれたこともあり，凍結箇所は宿の前位で急斜面などの危険個所はなし。ルートファインディングとラッセルは全く不要で，雪でならされた分却って歩きやすく，硫黄岳まで足を延ばす。
心配していた指先と足先の低温は天候のせいか，靴底とオーバーグラブの内側にホッカイロを張り付けた効果か，ありがたいことに問題にならず。
週末の小屋は一杯と聞いていたが，人の多さ，特に，カップル，ソロ，グループ含め女性が多いのには驚き。東北・新潟はトレースがあればラッキー，めったに人と会うこともなく，会っても鼻水垂らしたコアなおっさんなので，終始，異次元の世界を実感。
冬季営業小屋も随所にあり，暖かい中で食事を頂き，お酒を飲みながら，回りの方々と談笑できるのもありがたくも異次元で，夢のような二日間でした。

コメント

mayfly

御礼
先日は楽しい時間を有難うございました。向かいに居りました千葉のおっさんです。やはり硫黄まで行かれたんですね。スピードに脱帽です。やはり、新潟東北の山ヤは強い！