subaru5272さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
本当に鎖と梯子とロープの殿堂という山でした。でも、それはそれで面白かったんですよ。風もなく、現在の自分の実力に合っている山という感じで。ルートファインディングがいらなく、藪漕ぎもない、本当に北アルプスの練習のような山でした。
実は次の日の山行記録で出てくる鎖場の方がきつかったです。目標の地までたどり着かずに、途中でやめて下山しましたから・・・。
aideieiでした。
天候 | 晴れ 北風強し |
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過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
かなり梯子や鎖の練習になりますね。 |
その他周辺情報 | 麺栞「みかさ」 道の駅「宇都宮ろまんちっく村」 湯処あぐり |
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
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先週、先々週と、土曜日は藤野、日曜日は房総という休日を過ごしていた。房総はあと1回で最後までいくことができる。この週に野島崎に向かう最後のピースを歩むこともよかったが、少々時期を開けるのもよいと思った。
ということで今週、栃木にある関東百名山にたどり着いておくことも大事だと思って金曜日の夜から車を走らせた。
当初、土曜日は雨の予報が出ていたので宇都宮市内辺りの傘さし道路歩きかなと思っていたが、南岸低気圧の通り道がかなり南に寄ったため結局栃木に雨雲は来なかった。そして、前日までは気温が東京よりも高く、降雪などは考えられない。
これで、宇都宮市内道路歩きではもったいない。と、前日車中泊した佐野パーキングエリアで考え、この日は石裂山を歩くことにした。
石裂山は岩場、鎖と梯子で両手両足を使って登る山である。そして、過去に事故なども起きているということで、雨が降ったあとは避けた方がよいのではないかと思う、そして栃木方面に雨が降ったあとはないことも確認した。
駐車場からそこそこの斜面の坂道の登山道を登ってゆくが、最初はまだ鎖などは出てこない。
最初の東屋を越え、周回コースに入ってからが本番である。周回コースは時計回りがよいと紹介されていた。鎖場は登りで使い、梯子は下りで使うという考え方である。登りできついのは中ノ宮からの登り、下りできついのは東剣ノ峰、西剣ノ峰からの下りで、両方とも5本近い梯子をほぼ垂直に下ってくる。長く冷たい梯子だ、私は手袋を持っていなかったので、なおさら冷たく感じた。この日は気温が10度を越える日であったにも拘らず冷たさを感じたということは、気温が零下であれば、鎖に手が吸い付くことになるだろう。登山用手袋が必要な山だと思った。
山頂には三等三角点があり、山頂表示が2枚あった。撮影を済ませジャスミン茶を飲み、先に進む。後は1ピーク、月山を目指す。
月山は石裂山よりも標高が高い、どうしてこちらがメインの山頂にならなかったのだろうかと考えながら山頂に立った。過去の山行記録に載っていた神社の祠は崩壊していた。
ここからは基本的に下り道だ、所々ロープや鎖も出てくるが基本的な岩登りができれば大丈夫と思われる。
周回を終え、後は駐車場までの道を下る、そうだ、ストックを中ノ宮でしまってから出すのを忘れていた。というより、この山は基本的にストックはいらない、逆に言えば邪魔になる山だと思った。
出発時には私の車ともう一台だったのが、下ってきたときには5台に増えていた、これから登ろうと準備をしている人たちもいた。
その後、腹からは「ラーメンだぁ、ラーメン食べたいなあ」という声が聞こえてくるがなかなか車を停めることができそうなラーメン屋が見つからない。
結局見つけた「麺栞みかさ」にて「栃木シャモの白河ラーメン」を「鯛めし」とともに食べることとした。そして、車中泊予定の道の駅に向かった。時間があるのでここでもうタブレットを使ってレコ作りである。道の駅内の温泉に浸かり、飲み物を取りながら写真コメントを入れて、夕方から感想書き。朝イチで読み直してアップした。
それにしても、すごい山だったなあ。すごい梯子がいくつもあった。似ていると感じたのは北アルプス表銀座東鎌尾根の下りの梯子、表銀座から槍ヶ岳に行こうと思ったら石裂山に来て下り梯子の高度感を味わうのもいいかも知れないと思いました。