一座で三度おいしい?伊吹山
- GPS
- 06:11
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,151m
- 下り
- 1,138m
コースタイム
天候 | 晴時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
もはや残雪期から無雪期に突入しつつある伊吹山です。 山スキーは私だけ、他は普通に登山される方々でした。割と冷え込んだほうですが、アイゼンはなくても大丈夫なレベルです。 |
写真
感想
残雪期になるとマウンテンバイクを活用して山スキーをされている方がおられるとの情報を得て、私も挑戦してみました。
伊吹山は登山口から一合目までぬかるみの泥道を歩かないといけない…というイメージから、林道が延びているのを活用してマウンテンバイクで雪があるところまで行き、そこから山スキーという計画にしました。
まずはこの林道、見た目より斜度があるのか結構登りが辛くてしょっちゅう休憩です。もしかして体調不良か?とも思いましたが、そうではなく重い山スキーグッズ一式を背負っているので余計大変だったのだと思います。
しかし平坦な道になるとすこぶる快調、やっぱ自転車は楽だね〜って思ったのもつかのま、二合目に近づくと林道に残雪が時々出現してくるようになりました。
もともと、林道に雪が出てきた時点で山スキーに履き替えて…と考えていたのですが、整備されたゲレンデじゃあるまいし、「ここからは雪です」みたいに切り替わってくれるわけではないことにやっと気づく始末。残雪を歩いてはまた自転車にまたがって…の繰り返しで効率が悪化、二合目のところに自転車をデポして歩くことにしました。
二合目からは一部ぬかるみ、残雪もありという感じですが、アイゼンは必要ありません。歩きになるとどんどん先行者に追いつくので、「あれ?やっぱり体調不良じゃなかったのか」と思った次第です。
三合目まで来ると、いよいよ雪道が山頂付近まで切れ目なくつながっている(妄想)ようなので、スキーに履き替えます。スキーになると雪でも沈まないので実に快調、歩くよりも倍くらいの速さでガンガン登ります。
六合目の手前でまた雪が切れかけてきたので、なるべくつながってるところを通るようにしました。
ここからはいわゆる急登の斜面になるので、山スキーでは苦しいところです。シールが滑らなくても雪がズルっと滑りますし、トラバース的に斜度を落として登るにしても横方向にズルっと滑るのでやはり効率が悪いです。一応スキーアイゼンを装着したのですが、効果はそれほどありませんでした。(もともとは氷面用ですしね)
通常の登山ルートでは余りにも急なので、西側の尾根を目指してそこから尾根沿いに登ります。尾根に取り付けばまあまあのペースで登ることができます。ここの尾根はもっと急かな〜と思ってましたが、結構平坦で安全でした。
いよいよ、1300mくらいになって残雪も途切れ、ここから山頂まで1km弱、スキーをデポして登ろうかと思いましたが、今回は山頂が目的ではないのでパス。午後から風が強まって雨という予報でしたし…。
尾根沿いは風が強いので、ツェルトに潜り込んでカップ麺を食べます。休憩もできていざ滑走!さすがに斜度もそこそこあり、雪も思ったほど緩んでなくて豪快な滑りを楽しめました。
できるだけ滑って下りたい…と欲張ったせいで、本来の登山道から外れたところにたどり着いてしまい、そこから薮の中を登り返すハメになりました。足跡があったので大丈夫かと思いましたが、実はその足跡も登り返しの足跡だったのです(苦笑)。
三合目から二合目までは歩きでの下山、そして二合目にデポした自転車にまたがって林道を下ります。ところどころの残雪は足をつきながら突き進みますが、ブレーキが濡れてブレーキの効きが悪くなったはちょっと危険でした。重い荷物を背負ってではありますが、自転車での下山も爽快そのもの。
自転車、歩き、山スキーと三度おいしい伊吹山、なかなかの充実感です。(山頂まで行っておけば…と若干悔やまれますが)
しかしさすがに残雪も減ってきて、山スキーにはもっと北まで繰り出す必要が出てきました。
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