甲斐駒ヶ岳
- GPS
- 31:57
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 2,386m
- 下り
- 2,383m
コースタイム
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 7:35
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 9:42
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
昨年、酒宴に興じて目覚めた七丈小屋の朝、踵を返して温泉を目指した屈辱からはや一年。
時は満ちたとばかりに明け方の高速を西へと急ぎます。
尾白近くのローソンで最終の食料調達をして荷物の確認をして少しだけストレッチ。
駒ケ岳神社にお参りをして吊り橋を渡り山行が始まります。サンドウィッチを食べたが気持ち悪くて半分残してしまった。
引き返そうかと逡巡している間にアイゼンを履いたほうが良い所まで来てしまった。
刃渡りを過ぎた頃にやはり雪が少ないことを確信しました。これが上部で吉とでるか凶とでるか。なんて大袈裟なことを思いながら足を進めます。
梯子にも雪はついてなく不安な要素がない。懐かしの五号目小屋跡を過ぎたら七丈小屋だ、声を掛けてテントを張らせてもらう。今夜のテントは計3張のようだ。新雪がないのでテン場の盤が平らでないのが辛い。前客のこさえた平場に張らせて貰う。スコップを持参している方がいて頭が下がった。2人ならなあ・・・もう少し楽な山行になるのになあ。
5時に起床、ミルクティーをいれて身支度。今回のザックを使用して2回目。購入時に『トップカバーを外して使えばアタックザックになるのですよ』と言われたのだがどうにもならん。
水とカロリーメイトと飴、細引きを体に巻きつけてテン場を後にする。登り始めて30分して陽が昇りはじめた。急激に暖かくなる、ゴーキョの朝を思い出す。そして草臥れてきた。
甲斐駒ケ岳山頂は穏やかな晴天。オベリスクの向こうに少し見える富士山、僕は富士山はそれほど好きではないので見えようと見えまいと実はあまりどうでもいいのだ。
北の山々には今日も登ってる人がいるのだろうな、八ヶ岳でさえ遠くに見える。
少しだけ鋸を見て下山。雪がしまっているので安定感抜群である。 季節は同じでもその年の気候でここまで状況は変わるのだなと当たり前のことを思った。
刀利天狗の祠を過ぎた頃から足が馬鹿になってきた。笑い出した足でこれから1000m以上も降るのか・・・。飴でカロリーを補給したり小屋で補充して貰った水分を補給したりしながらよたよたと進む。
毎度ながら下山時に日頃の怠慢を猛省するのだが、喉元過ぎれば熱さ忘れるという愚行の繰り返しで死にたくなる。
厳冬期とは程遠い、恵まれた状況に感謝。※加筆---この後、再び積雪の情報を目にする。厳冬期そのもの。
気にしていた右股関節の不調もなく素晴らしい二日間だった。
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