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ハイキング
東海

<東海の山> Vol.57 : 位山 (飛騨路里山早春賦)

2019年03月02日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.5km
登り
384m
下り
901m

コースタイム

日帰り
山行
4:39
休憩
1:26
合計
6:05
10:29
75
11:44
11:48
70
12:58
13:19
33
14:56
14:59
18
15:17
16:12
22
臥龍の郷
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路 : JR飛騨一ノ宮駅。
帰路 : 同。
「青春18きっぷ」使用。通常の往復運賃5180円が2370円に。
往路は飛騨一ノ宮駅からモンデウス位山スキー場への送迎バスを利用させていただきました。
コース状況/
危険箇所等
登山道はほとんど雪に覆われていました。傾斜は緩く危険個所はありませんが、道がはっきりしないので、先行された方の踏み跡を頼りに進みました。
その他周辺情報 登山口はモンデウス位山スキー場のレストハウスです。リフトは上りのみ利用可能で、500円。
一之宮の町並みから15分ほど歩いたところに、温泉施設の「臥龍の郷」があります。入浴料600円。
名古屋から鈍行列車を乗り継いで約4時間、降り立ったのは飛騨一ノ宮駅。高山線の列車に乗るのは久しぶりです。
名古屋から鈍行列車を乗り継いで約4時間、降り立ったのは飛騨一ノ宮駅。高山線の列車に乗るのは久しぶりです。
駅前にはモンデウス位山スキー場の送迎バスが停まっています。予期していなかったのですが、運転手さんに頼んでみると快く乗せていただくことに。これは有難い…
駅前にはモンデウス位山スキー場の送迎バスが停まっています。予期していなかったのですが、運転手さんに頼んでみると快く乗せていただくことに。これは有難い…
…ということで、1時間ほど歩くところを、わずか10分に短縮。有難い有難い。
…ということで、1時間ほど歩くところを、わずか10分に短縮。有難い有難い。
ここが登山口、というかスキー場のレストハウスです。インフォメーションで登山届を提出します。
ここが登山口、というかスキー場のレストハウスです。インフォメーションで登山届を提出します。
ゲレンデを見上げます。既にシーズン終盤に差し掛かっているのか、ところどころ地肌がみえています。
ゲレンデを見上げます。既にシーズン終盤に差し掛かっているのか、ところどころ地肌がみえています。
リフトに乗り込んでゲレンデを上っていきます。よく晴れた週末ですが、やはり人出は少ないようで…。スキー場に来るたびに「スキーする人減ったなぁ…」と思います。私の若いころはリフトも食堂も順番待ちで大変でしたがねぇ…(遠い目)。
リフトに乗り込んでゲレンデを上っていきます。よく晴れた週末ですが、やはり人出は少ないようで…。スキー場に来るたびに「スキーする人減ったなぁ…」と思います。私の若いころはリフトも食堂も順番待ちで大変でしたがねぇ…(遠い目)。
リフトを下りて振り返ると、お、白い山並みが…。
リフトを下りて振り返ると、お、白い山並みが…。
眼前に乗鞍岳、左手には穂高の山々が連なっています。そういえば、「こちら側」から北アルプスを眺めるのは初めてだな。
眼前に乗鞍岳、左手には穂高の山々が連なっています。そういえば、「こちら側」から北アルプスを眺めるのは初めてだな。
南東には御嶽山が孤高に鎮座しています。
南東には御嶽山が孤高に鎮座しています。
さて、歩き始めましょう。ゲレンデの隅から尾根道へと分け入ります。
さて、歩き始めましょう。ゲレンデの隅から尾根道へと分け入ります。
この尾根は「中央分水嶺」ということで、融けた雪が左側へ下ると飛騨川〜木曽川〜伊勢湾へ、右側へ下ると宮川〜神通川〜富山湾へ。
この尾根は「中央分水嶺」ということで、融けた雪が左側へ下ると飛騨川〜木曽川〜伊勢湾へ、右側へ下ると宮川〜神通川〜富山湾へ。
傾斜は緩やかで、くらいミングをするようなところはありません。
傾斜は緩やかで、くらいミングをするようなところはありません。
春先らしく、雪質はザラメ状でザクザクしています。軽アイゼンは装着せず、そのまま進んでいきます。
春先らしく、雪質はザラメ状でザクザクしています。軽アイゼンは装着せず、そのまま進んでいきます。
標高が上がるにつれて雪が深くなってきます。先行された方の踏み跡を見落とさないように進みます。
標高が上がるにつれて雪が深くなってきます。先行された方の踏み跡を見落とさないように進みます。
天ノ岩戸の分岐です。このあたりからさらに雪が深くなってきます。
天ノ岩戸の分岐です。このあたりからさらに雪が深くなってきます。
ところどころ踏み跡を見失って、ズボっと雪を踏み抜きます。スノーシューがあればいいのでしょうが、そんなもの買ってもあまり使わないだろうしなぁ…。
ところどころ踏み跡を見失って、ズボっと雪を踏み抜きます。スノーシューがあればいいのでしょうが、そんなもの買ってもあまり使わないだろうしなぁ…。
山頂に近づくにつれて展望が開けてきます。こちらは…
山頂に近づくにつれて展望が開けてきます。こちらは…
…チャオ、御嶽。
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…チャオ、御嶽。
こちらには…
…乗鞍岳。相変わらず白く厚化粧ですね。
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…乗鞍岳。相変わらず白く厚化粧ですね。
山頂まであとひと息…ですが、ズボっ、ズボっ…ラッセルというほどではないにしろ、雪のなかを泳ぐように進んでいきます。
山頂まであとひと息…ですが、ズボっ、ズボっ…ラッセルというほどではないにしろ、雪のなかを泳ぐように進んでいきます。
ということで山頂に。ふぅ…雪との格闘で暑いくらいです。なかなか難渋しましたが、結果的には普段の私のタイムくらいで到着できました。
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ということで山頂に。ふぅ…雪との格闘で暑いくらいです。なかなか難渋しましたが、結果的には普段の私のタイムくらいで到着できました。
ここは地味なところで展望はありません。息を整えたくらいで山頂をあとにします。
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ここは地味なところで展望はありません。息を整えたくらいで山頂をあとにします。
少しだけ下ると展望の開ける広い場所があります。実質的にはここが山頂かな?
少しだけ下ると展望の開ける広い場所があります。実質的にはここが山頂かな?
ここからは白山が文字通り真っ白く広がっています。加賀の白山…名古屋にいるとずいぶん遠くに感じるのですが、ここまで来ると間近なんですね。
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ここからは白山が文字通り真っ白く広がっています。加賀の白山…名古屋にいるとずいぶん遠くに感じるのですが、ここまで来ると間近なんですね。
厳しい冬は終わったけど、春はまだ名のみ…といった趣です。
厳しい冬は終わったけど、春はまだ名のみ…といった趣です。
少しだけですが霧氷が残っています。なごり雪、ならぬ、なごり氷…。
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少しだけですが霧氷が残っています。なごり雪、ならぬ、なごり氷…。
さて、下山にかかりましょう。
さて、下山にかかりましょう。
坦々と下る…というわけにはいかず、しばらくは雪との格闘が続きます。
坦々と下る…というわけにはいかず、しばらくは雪との格闘が続きます。
下るにつれて雪が浅くなってきます。ふぅ。
下るにつれて雪が浅くなってきます。ふぅ。
ゲレンデまで戻ってきました。写真だと小さくなってしまいますが、左手から、笠ヶ岳、槍ヶ岳、奥穂高岳、焼岳、乗鞍岳がはっきりと見えています。贅沢な眺めだな…。
ゲレンデまで戻ってきました。写真だと小さくなってしまいますが、左手から、笠ヶ岳、槍ヶ岳、奥穂高岳、焼岳、乗鞍岳がはっきりと見えています。贅沢な眺めだな…。
こちらは御嶽山。北アルプスから離れた、ひとつの「アルプス」のようです。白く立ち上っているのは噴煙ではなく水蒸気だと思います。なかなか鎮まらないようですが、「溜め込む」よりはいいのでしょうか?
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こちらは御嶽山。北アルプスから離れた、ひとつの「アルプス」のようです。白く立ち上っているのは噴煙ではなく水蒸気だと思います。なかなか鎮まらないようですが、「溜め込む」よりはいいのでしょうか?
名山群の展望を愉しみつつ、少し休憩しましょう…ということで、きょうはこれ。
名山群の展望を愉しみつつ、少し休憩しましょう…ということで、きょうはこれ。
すぐおいしい、すごくおいしい。
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すぐおいしい、すごくおいしい。
まんぷくした後、ゲレンデの傍らをとぼとぼ下っていきます。ホントは颯爽と滑り降りたい気分ですが…。
まんぷくした後、ゲレンデの傍らをとぼとぼ下っていきます。ホントは颯爽と滑り降りたい気分ですが…。
ゲレンデは春が間近のようです。
ゲレンデは春が間近のようです。
午前中に比べると、だいぶ人出が多くなっているようです。
午前中に比べると、だいぶ人出が多くなっているようです。
レストハウスに戻ってきました。インフォメーションで下山の記帳をします。
レストハウスに戻ってきました。インフォメーションで下山の記帳をします。
ここからは舗装路をしばらく歩きます。
ここからは舗装路をしばらく歩きます。
帰りの列車まで時間があるので、「飛騨國一之宮」こと水無神社にお参りします。厳かで格式の高そうな神社ですが、境内を取り囲む杉の木が禍々しい色合いに…。
帰りの列車まで時間があるので、「飛騨國一之宮」こと水無神社にお参りします。厳かで格式の高そうな神社ですが、境内を取り囲む杉の木が禍々しい色合いに…。
位山はこの神社のご神体だそうです。本日の無事に感謝します。
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位山はこの神社のご神体だそうです。本日の無事に感謝します。
また少し歩いて、「臥龍の郷」という温泉施設で、きょうの汗を流します。
また少し歩いて、「臥龍の郷」という温泉施設で、きょうの汗を流します。
ぷふぁ〜。
さて、帰りましょう。疲労がそのまま眠気となって、途中乗り換えの美濃太田駅まで、ほとんど夢のなかでした。
さて、帰りましょう。疲労がそのまま眠気となって、途中乗り換えの美濃太田駅まで、ほとんど夢のなかでした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 サブザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック 軽アイゼン スパッツ
備考 歩き易いザラメ状の雪質で傾斜も緩かったので、軽アイゼンは使用しませんでした。他の登山者の方々もそのようでした。

感想

名古屋からの鈍行日帰り圏としては最も遠くにある山のひとつだと思います。列車での長旅には慣れていますが、きょうはなかなかの旅気分でした。
この冬は雪が少ないようでしたが、ここは傾斜が緩いせいか意外に多くの雪が残っていて、存分に(?)戯れることができました。快晴の空の下、日本を代表する名山群の展望に満足しました。

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