土合駅から松ノ木沢の頭(白毛門)に登る


- GPS
- 05:48
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 966m
- 下り
- 903m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
土合駅まで路面に積雪は無く、ノーマルタイヤでもOK。 白毛門への登山路の雪は、クラスト化しており、踏み抜きに注意が必要。 |
写真
装備
個人装備 |
ホッカイロ
|
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共同装備 |
テント
テントマット
ツエルト
ロープ(20m)
|
感想
山岳会の冬季レベルアップ訓練の一環として、仲間3人と谷川岳の対面にある白毛門に登ってきた。
早朝6時に土合駅を出発し、白毛門を目指した。白毛門登山口駐車場の路面が凍結しており、滑るため、迂回して取り付いた。
今回の登山コースの最初の難所は、東黒沢に架かる橋の渡渉だった。橋の上の雪が解けて痩せ尾根になっていたため、途中から橋の鉄桁を利用して渡った。
尾根筋にでるまで、急登が続いており、ふみ跡を辿って登っていく。尾根に出ると、更に急坂が待っている。樹林帯の中を登っていると汗が噴き出したため、衣服調整をして登る。やがて、なだらかな尾根筋の登山路となるが、その先は、右側に雪庇が張り出している登山路となった。途中に大きな深い穴が見えたため、雪庇の崩落を避けて、左側の樹林帯に近いルートを登る。徐々に厳しい登りとなったため、アイゼンを履いた。
雪庇を避けて樹林帯に近いルートをとると、左側が沢に切れ込んでおり、トラバースするか帯の登山路をアイゼンの歯を引っかけないように注意して登った。
やがて、樹林帯が薄くなり、急な斜面の登りとなる。斜面を登りきると、白毛門の山頂が見えてきた。松ノ木沢ノ頭に到達すると、谷川岳の眺望が素晴らしい。
この先で白毛門山頂に至る急な登り斜面が眼前に見えてきた。リーダーが、今回の参加者の力量から無理はしないほうが良いとの判断を下し、1550m地点で引き返すとの指示が出た。ここで、昼食休憩をとり、谷川岳等の山座同定や素晴らしい眺望を楽しんだ。
下りでは、次から次への登ってくる登山者とすれ違いながら、下ったが、気温が上昇してきており、雪が朝方より更に柔らかくなっているため、踏み抜きが多くなった。また、アイゼンの歯を引っかけると、滑落事故を起こすため、慎重に下った。
東黒沢の渡渉箇所は、橋の下流に雪庇状の渡れる箇所があったため、そちらを利用して渡渉した。
前回の白毛門は、吹雪で途中で断念したため、今回は是非登頂したいと思ったが、リーダーの判断で、松ノ木沢ノ頭の上部で引き返すことになり、残念だった。しかし、素晴らしい天候に恵まれ、谷川岳の眺望を楽しむことができ、白毛門への厳しい登りを体験することができ、有意義な山行だった。
コメント
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やはり 谷川近辺は雪が多いですね。まだまだ冬山ですね。八ヶ岳は雪が極端に少なく凍っている場所が多く あまり快適な状態ではありません。中アも雪が少ないですね。やはり雪たっぷりの山はいいですね。雪原をモフモフしながら雪まみれになって下りたいですwww。登頂できなかったのは残念ですが、冬の山らしい山行ができ 羨ましい!!
最近 A女史が頑張っているせいでMATUSANも引っ張り出されてがんばってますね。パワーのある人達ですのでますますレベルアップしていってください。今年こそは 御同行いただけるよう計画をたててみますね。
T先輩も少ししょげて居るので、励ますためにどこか企画したいですね。
またよろしくお願いいたします。
mmakiraさん、毎度コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
八ヶ岳の赤岳は雪が少なかったですが、谷川岳周辺は、真っ白い峰々が拡がっております。ただし、例年に比べると少なめのようです。
今回は、好天に恵まれたのですが、気温が上昇して、雪面がクラスト化し、体力が消耗しているので、白毛門の山頂直下の下りが危険というリーダーの判断で、1560mで引き返すという判断になりました。
女性陣は、馬力があり、写真を撮っているとすぐに距離を離されてしまい、後からついていくのがやっとです。こちらは、体力が行くたびに衰えてくるのに対し、女性陣はレベルが上がっており、今後が楽しみです。
今後とも、よろしくお願いします。
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