コイボクシュメナシュンベツ沢[楽古岳南面直登沢]
- GPS
- 16:00
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 2,579m
- 下り
- 2,588m
コースタイム
天候 | 高気圧圏内 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
札幌を気合の9時回収開始で南日高を目指す。林道通行止め地点には立ち入り禁止の看板が。しかし、そんなことでうろたえてはいられない。
そして、味噌のカメラは電池切れという衝撃的な事態。
まぁ、この沢の風景は脳内保存ってことで。
崩壊地は落石に注意してさくっと楽古山荘まで。ここからも沢沿いに踏み跡が続いている。
何回か渡渉して530二俣まで。ここまで増水可のテンバいくつか。大増水は不可。530二俣には大増水可のテンバあり。
ここから、岩盤質になり、少しずつ日高らしい雰囲気になってくる。
Co550の滝はセオリーどおり、左岸の枝沢のほうから登っていき、少しtrvして直登。
ホールドが頼りないのでムーブ大きいところでシュリンゲたらす。
次のco570の滝は右岸へつって直登。左岸の草つきには巻き道もある。
次のco630の20mF(実際は10m)は左岸直登。どれも修行した我々なら問題ない。
このあたりからV字谷となり、周りは紅葉もあり、はいってくる支沢もすべて滝となっていて美しい空間を作り出している。
落石してるところはパーティ離していく。
上部のほうはあいにくのガス。ガスの中に伸びていく直登沢は不気味にも見える。
770二俣につく。記録通り左股は馬鹿でかい滝。味噌は神々の山嶺に影響されたのかしきりに登ろうとしていた。一息入れて核心へ。
最初の15mFは左岸直登。上部はルートは2つあるがどっちでも。
核心は区切っていけるが、最初と最後が少し難しいかっただけで、中間部は簡単だった。
最初と最後はホールドスタンス細かめ。
中間部も言われているようにガバって訳じゃなく、すべりやすそうな足元への注意は常に必要。万が一落ちたら下までさよなら。
しかし、振り返ったときの高度感がなんともいえず心地よい。これぞ直登沢の醍醐味だ。
快適に登っていって、co950の支沢を確認してのっこしを決める。
のっこしに狂喜したMPは全裸でコロボックル。あれ、ぐーみんいるんだけどな。
ここからも滝がいくつも続くがsLが出たのは3つ。そのうち一つは巻きで高度感のあるtrv。
全体的に非常にもろいので浮石マジで注意。直登もできるがむずめ。
また核心以降でも、落ちたらかなり落ちるところもあるので注意は必要で、上部のほうが浮石多い。
Co1130二俣とco1280二俣の間に、地図に出てない二俣あるが、コンパス方向行けば大丈夫。
co1280二俣にデポ旗はなかったが上部にドラム缶はあった。詰め上がりは急なガレ。
赤岩の巻き道下部をさらに急にした感じ。ちょっとハイマツ踏んで道に出て、みんなに好意に甘えLtopで楽古Peak。
あいにくガスガスでなにも見えないが、この沢を登り終えたという充実感で満たされ幸せな気分。
Peakの看板の裏側にはなんともいえない絵が刻まれている。
Peakでたっぷりうだって、あとは急で滑りやすい夏道を転げ落ちるように下りる。
山荘からの帰り道で工事現場の人に怒られつつ下山。温泉よって、歴舟Partyのいる大樹橋にて沈。
翌日は、襟裳岬に風の館に行って、L初の美珍楼行って、サクサクパイ食べて帰札したのでした。お疲れ様。
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