記録ID: 1750405
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ハイキング
丹沢
西丹・大栂〜椿丸を周回（浅瀬起点）
2019年03月08日(金) [日帰り]
tekuteku-889
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,234m
- 下り
- 1,233m
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標高グラフを拡大コースタイム
■主な地点の通過タイム
06:20 ゲート
06:26 浅瀬橋
07:22 法行橋
07:30 林道三叉路
08:07 冨士見峠南尾根ルート取付き地点
09:13 冨士見峠
09:28 林道三叉路
09:38 大栂東尾根ルート取付き地点
09:58 P1024
11:18 大栂
12:34 織戸峠
13:07 石柱平81
13:24 山神峠分岐
13:29 椿丸
16:20 浅瀬橋
16:27 ゲート
※総行程時間＝10時間07分（撮影、探索、休憩等含む）。
ゆっくりじっくりタイムです。
06:20 ゲート
06:26 浅瀬橋
07:22 法行橋
07:30 林道三叉路
08:07 冨士見峠南尾根ルート取付き地点
09:13 冨士見峠
09:28 林道三叉路
09:38 大栂東尾根ルート取付き地点
09:58 P1024
11:18 大栂
12:34 織戸峠
13:07 石柱平81
13:24 山神峠分岐
13:29 椿丸
16:20 浅瀬橋
16:27 ゲート
※総行程時間＝10時間07分（撮影、探索、休憩等含む）。
ゆっくりじっくりタイムです。
| 天候 | ☀／☀ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
�＼ど躙�営🚻付駐車場 到着時は1台もなくガラガラでした。 �∪�瀬駐車スペース 到着時すでに満車の状況。釣りシーズンに入り、釣り人の利用が多くなりました。釣り人は朝が早いです。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■浅瀬橋〜大又沢幹線林道経由〜法行橋〜冨士見峠南コース取付き 取付き地点までの間、林道の工事等はありませんでした。法行沢林道の工事は取付き地点の少し先で、今月15日まで工事予定の広告。歩行はOK。林道には落石が付き物です。当日も落石の痕跡が随所にありました。ご注意を！ ■冨士見峠南ルート 取付き地点は林道の崖のあるカーブの直前です。土砂で斜面が補強されていて、路面から約2.5mの高さの木の根っ子付近にテープが確認できます。小さくて発見し難い。道標、踏み跡は殆どありませんが、尾根に乗って尾根をキープし続ければOK。でも、地形図、コンパスは必携。尾根降りの場合は支尾根にご注意！ ■林道出会（林班界標128-127）〜大栂東尾根ルート �［啼擦賄殘擇△襪眥鵡垈帖Ｂ臘療貳�根の取付き地点はテープなど目印はありません。このルートも尾根をキープし続ければ左折の地点（標高約1112m）は気づかないまま大栂に辿り着くほど。しかし、尾根降りの場合は支尾根にご注意！ ��登山詳細図に記載の「笹薮」は今の時期、笹は枯れていて1m以下の立ち枯れが散在し、藪漕ぎはありませんが…次 ��「マダニ」は立ち枯れの笹か枯れ葉の下に生息しているのか、ズボンの裾に5，6匹、しかも、大栂直下の分岐手前でチェックの際も3，4匹が靴、ズボンの裾に付着。藪漕ぎがなかったので安心していましたが…。携行したマダニの忌避剤（スプレー式）は2度目に使用。効いたのかその後は認められませんでした。いやいや、キモイ思いと時間をロスしました💦。ご注意ください。 ■大栂〜椿丸 登山詳細図に記載の尾根下りの支尾根「→☓」にはご注意。地形図、コンパス必携です。一部テープもありますが、地図読みの実力試しのつもりで。GPSを併用すればより安心ですね。 ※織戸峠を目指し尾根を降る途中、ソロの男性とお会いしました。その男性曰く「いや〜このコースは難しい。椿丸を目指していたが時間的に観て諦めて引き返してきた。菰釣山に戻る」とのこと。支尾根が多くRF能力次第で時間的、体力的に余裕のある計画は不可欠ですね。まさに熟達者向きのコース。私もどちらにするか、判断に迷った尾根はありました。そんな時はGPSが強力な助っ人です。 ■椿丸〜椿丸南ルート ルートの屈折地点の4か所は地形図、コンパスは必携。要注意ですね。また、ロープが欲しいほどの急傾斜の地点が2か所あるので慎重に。 ※ベテランの方には釈迦に説法ですが、特にRFの場合、常に自分の「現在地」を地図・地形図と照らしシッカリ認識しながら歩くことはとても重要と思います。 |
| その他周辺情報 | ■法行林道の一部区間で災害復旧工事が31年3月15日まで行わる旨の公告。歩行は注意のうえ可能、立て看板あり。特に朝夕、作業関係者や工事用車両の往来があります。 ■登山届 Webでいつも通り神奈川県警察署宛てに。 https://www.police.pref.kanagawa.jp/inq/form/fmtozan.htm ■「マダニ」対策等について（ご参考） 厚労省のHPより https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000164561.pdf#search=%27%E5%8E%9A%E5%8A%B4%E7%9C%81+%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%8B%E5%AF%BE%E7%AD%96%27 |
写真
浅瀬橋／標高352m。今回は右折、法行橋、地蔵平方面。帰りは突き当り正面の尾根を降りてきます。
大又沢幹線林道＆大又沢／冨士見峠南尾根ルートの取付きまで約5Km強、林道歩きです。
三叉路／左奥から来ました。法行沢林道は右上へ。手前は千鳥橋、地蔵平、信玄平方面。
法行沢林道／1昨年椿丸から下山の際は工事中だったここも復旧工事を終え立派になっています。
冨士見峠南尾根ルートの取付き地点／テープ（黄色い矢印）は小さくて見えにくい。この先、林道の右側は地形図どおり崖です／標高約513m。
1
3/8 8:07
冨士見峠南尾根ルートの取付き地点／テープ（黄色い矢印）は小さくて見えにくい。この先、林道の右側は地形図どおり崖です／標高約513m。
高度を上げていくと左手に椿丸が…／何時に着けるかなあの頂に…確認できて嬉しくなってくる。
そして、日本一の純白の頂も…／冨士見峠までは期待していなかっただけに、これまた嬉しくなってきます／標高800mを越えた尾根で。
8
3/8 8:54
そして、日本一の純白の頂も…／冨士見峠までは期待していなかっただけに、これまた嬉しくなってきます／標高800mを越えた尾根で。
林道に出ました／出口の目印は林班界標の立て札（標） 次…／写真の奥は冨士見峠、三叉路方面へ延びる林道／標高約906m
写真の奥は878峰方面に延びる林道／ついでに冨士見峠南東尾根ルートの降り口を確認します。次…
ここが冨士見峠南東尾根ルートへの降り口／林班界標は129・128／南尾根を出た地点から北東方面へ100mほど先の緩いカーブの地点です。
3/8 9:15
ここが冨士見峠南東尾根ルートへの降り口／林班界標は129・128／南尾根を出た地点から北東方面へ100mほど先の緩いカーブの地点です。
この地と標高がほぼ同等の椿丸／その後方は、左から白�凜瞭�、湯船山、明神山の峰々。
ビューポイントです／少しアップで…次／富士山の手前の一番左は三国山、その右は鉄砲木ノ頭、右に続く稜線は甲相国境尾根
今ごろあの頂を目指している強者がいるんだろうなぁ〜／もうちょっとアップしてみよう！
林道の三叉路／正面奥は上法行沢方面へ延びる林道／標高約893ⅿ。
林道の三叉路／来た道は右、大栂東尾根取付きは左正面、奥へ…。このすぐ先に倒木あるも通行は可能。
大栂東尾根の取付き地点／三叉路から最初のカーブを終えた先です／標高約906m
尾根の右手にワイヤーが複数本垂れ下がったブナの木／木材の切り出し工事に使われた残置ワイヤーか
開けた左に椿丸902m／この地点と標高は同等くらい／後方は甲相国境尾根（切通峠〜高指山あたり？）。
P1024の展望地／ルートの左、西側は開けて絶景が楽しめます。右、東側には時折、丹沢主峰が樹木間に見え隠れしますが、展望はいまいち。
3/8 9:58
P1024の展望地／ルートの左、西側は開けて絶景が楽しめます。右、東側には時折、丹沢主峰が樹木間に見え隠れしますが、展望はいまいち。
アップで！／青天の下、風もないので時間など気にせずここでゆったりしたいところ…
ミツマタを入れてパシャリ！／腕はいまいちですが材料は最高！／重いけど一眼持ってくれば…
奥は箱根外輪山。湯けむりが…／その手前は矢倉岳＆稜線／いちばん手前は不老山〜世附峠。
今日一緊張したコル／ザレたヤセ尾根です。積雪、凍結時は要注意。この先は急登。
覚悟していた笹薮は殆どなく気持ちよく”難所”を通過。しか〜し…次
マダニ／念のため”笹薮”を通過後、足回りをチェックすると何か落葉片が付いているようだ。よ〜く目を凝らせば、なんと動いているではないか、しかも両足のズボンの裾に5，6匹！慌てて手袋を脱いでハタキ落とした。が、証拠品にと1匹を接写。笹薮はなく藪漕ぎもかったしどこで着いたんだろう？1m程の立ち枯れの笹が点在するほどだったのに。枯れ葉を踏んだ勢いで付着したのか、立ち枯れの笹に触れた際に付いたのか？謎です！
5
3/8 10:38
マダニ／念のため”笹薮”を通過後、足回りをチェックすると何か落葉片が付いているようだ。よ〜く目を凝らせば、なんと動いているではないか、しかも両足のズボンの裾に5，6匹！慌てて手袋を脱いでハタキ落とした。が、証拠品にと1匹を接写。笹薮はなく藪漕ぎもかったしどこで着いたんだろう？1m程の立ち枯れの笹が点在するほどだったのに。枯れ葉を踏んだ勢いで付着したのか、立ち枯れの笹に触れた際に付いたのか？謎です！
大栂の南下の分岐点を過ぎた頃、念のため付いてないかと目を凝らすと、なんと3，4匹付着してるではないですか。ここで着衣を脱いでチェック。持参したマダニ忌避剤を靴からひざ下までスプレー。いやいやマダニにしてやられました。幸いに喰いつかれなくてよかった。想定外の時間ロス。でも安全第一！（ピンぼけ！ピント合わせる余裕などなくパニクッテマス）
4
3/8 11:11
大栂の南下の分岐点を過ぎた頃、念のため付いてないかと目を凝らすと、なんと3，4匹付着してるではないですか。ここで着衣を脱いでチェック。持参したマダニ忌避剤を靴からひざ下までスプレー。いやいやマダニにしてやられました。幸いに喰いつかれなくてよかった。想定外の時間ロス。でも安全第一！
（ピンぼけ！ピント合わせる余裕などなくパニクッテマス）
（ピンぼけ！ピント合わせる余裕などなくパニクッテマス）
大栂1204m到着！／山頂は昨夜の降雪なのか白っぽい。先行者さんの靴跡がありました。
お馴染みのお手製の名板／後方のシルエットは菰釣山1379m。時間と体力あらばあそこまで足を延ばしたいところ。大栂は道志側から攻めるのも1策かな。
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3/8 11:18
お馴染みのお手製の名板／後方のシルエットは菰釣山1379m。時間と体力あらばあそこまで足を延ばしたいところ。大栂は道志側から攻めるのも1策かな。
今回エスケープルートの1つにしていた山頂から西へ降りる尾根を確認！／うまくRFできれば3,40分で水の木沢、菰釣山林道の終点に降りれる筈。その出口は先週現場確認済。
3/8 11:19
今回エスケープルートの1つにしていた山頂から西へ降りる尾根を確認！／うまくRFできれば3,40分で水の木沢、菰釣山林道の終点に降りれる筈。その出口は先週現場確認済。
大栂山頂からの富士山／名残りおしいけど7分程の滞在で次の目標、織戸峠を目指して南下します。
大栂山頂の南下の分岐点／東尾根から通過する際はマダニのことで気付かずに通過。織戸峠へと南下する際は支尾根、とりわけ右、南西に続く広い尾根には要注意！
3/8 11:32
大栂山頂の南下の分岐点／東尾根から通過する際はマダニのことで気付かずに通過。織戸峠へと南下する際は支尾根、とりわけ右、南西に続く広い尾根には要注意！
テープあるも先ずはコンパスで進行方向を確認！
織戸峠までの間、4か所ほど進行方向を見極める地点があります。
織戸峠までの間、4か所ほど進行方向を見極める地点があります。
織戸峠／直感的にここが峠？という感じ。その昔、水の木から荷馬車などがこの峠を越えて冨士見峠へと往来していた要衝だったとか。それにしてはあまりにも侘しい現状です。
3/8 12:34
織戸峠／直感的にここが峠？という感じ。その昔、水の木から荷馬車などがこの峠を越えて冨士見峠へと往来していた要衝だったとか。それにしてはあまりにも侘しい現状です。
東京営林局の「山のみどりを大切にしましょう」／織戸峠で。撮影のみで先を急ぎます。
あの先端が石柱平かな？これまで地形図では読み取れないアップダウンがあり結構体力を消耗します。※シャリバテせぬよう直下のここで遅めのランチに。
3/8 12:56
あの先端が石柱平かな？これまで地形図では読み取れないアップダウンがあり結構体力を消耗します。
※シャリバテせぬよう直下のここで遅めのランチに。
※シャリバテせぬよう直下のここで遅めのランチに。
眼前に飛び込んできたのは椿丸902m。ここまでくれば少し気が楽になります。
左から、檜洞丸、鍋割山（塔ノ岳は鍋割の後方）の山稜。手前は権現山、鞍部は二本杉峠。
この時季、ミツマタの群生が左下斜面に見られます。3分咲きくらい。
権現山と左鞍部は二本杉峠／あのミツマタの群生地で名高いミツバ岳（大出山）は少し右。見えませんね。
山神峠方面への降り口／次はこの尾根から悪沢を目指して歩いてみたい。
振り返ると先ほど頂にいた大栂の嶺が／その後方には頭だけの菰釣山。
椿丸902m到着！／山名を表す名板はありませんね。レコを拝見していつも思うのですが、名板が付けてあるときと無いときがあるんですね。なぜ？前回訪れた際もなかった。
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3/8 13:29
椿丸902m到着！／山名を表す名板はありませんね。
レコを拝見していつも思うのですが、名板が付けてあるときと無いときがあるんですね。なぜ？前回訪れた際もなかった。
レコを拝見していつも思うのですが、名板が付けてあるときと無いときがあるんですね。なぜ？前回訪れた際もなかった。
腰掛用？にどなたかが運んでくださったのかな？前回はこの倒木の先端あたりに横たわっている丸太で”絶景をおかず”にランチした。あれから3年経つのか…。
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3/8 13:30
腰掛用？にどなたかが運んでくださったのかな？
前回はこの倒木の先端あたりに横たわっている丸太で”絶景をおかず”にランチした。あれから3年経つのか…。
前回はこの倒木の先端あたりに横たわっている丸太で”絶景をおかず”にランチした。あれから3年経つのか…。
椿丸から東南方向の尾根道。現在午後1時半、3時間あれば浅瀬に到達できるだろう。
主尾根上分岐点／法行沢、法行沢林道への降り口／時間的に余裕のない場合は、エスケープルートとして、ここから左折して法行沢林道に降りる予定でした。
3/8 13:41
主尾根上分岐点／法行沢、法行沢林道への降り口／時間的に余裕のない場合は、エスケープルートとして、ここから左折して法行沢林道に降りる予定でした。
尾根上分岐から南東へ延びる尾根道。この先、大きく4つの方向転換をクリヤーして浅瀬を目指そう！
左眼下に浅瀬のゲートが見えます／先が見えないほどの急傾斜が取付きまで続いていて気は抜けません！
椿の群生地の尾根を降ります／この尾根の群生が椿丸の名の由来かな？
浅瀬橋／反時計回りで1周達成！予定していたタイムより10分早かった。
ゲートに到着！／お疲れさまでした。お蔭さまで今日も楽しい山行でした。関係者の方々に感謝！感謝。
― おしまい ―
― おしまい ―
撮影機器：
感想
■未踏の大栂と同じく未踏のルートを計画しました。計画にあたり大栂東尾根ルートの「笹薮」の藪漕ぎは良いとして「マダニ」対策は正直、悩みました。マダニ忌避剤の携行と可能な限り肌を露出しないことに心がけて計画を実践しました。しかし、噛みつかれる被害は受けませんでしたが、靴、ズボンに2度も付着するという初の経験でした。活動が鈍いというこの時季でも当該場所に踏み入る前に忌避剤は使用した方がよさそうです。先に記した厚労省のHPをご参考ください。
■林道を除き全ルート、VRですのでこの時季なのか特に踏み跡も殆どなくテープは散見されるものの道標は全くないので、要所要所ではRFは必須です。コンパス、地形図、高度計を駆使しても難しい分岐もあります（私には）。そんなときはGPSが頼りです。
■今回のVRは良い経験となりました。今後に活かして、レベルアップを目指したいと思います。
■今回のルートで出会ったハイカーさんは大栂〜織戸峠間において男性ソロの2名でした。丹沢山塊の深い山奥の静かな静かな山旅でした。
― おしまい ―
最後までお目通しくださりありがとうございました（合掌）。
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