記録ID: 1754910
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹
午後の玄岳は誰もいない春騒動(^^♪
2019年03月12日(火) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 02:53
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 594m
- 下り
- 596m
コースタイム
天候 | 春霞な晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
N病院(人間ドック二日目検査終了)〜丹那断層公園 【駐車場】 公園駐車場(無料) 5台くらい 【復路】 丹那断層公園〜熱函道路〜十国峠〜箱根新道〜西湘BP〜自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【丹那断層公園〜熱函道路横断】 公園横の生活道から作業道のような未舗装の後に、一般道と熱函道路に合流点に出る。 以前は、有料道路だっただけに、車は高速でビュンビュン走ってくるので要注意! 【〜林道〜氷ケ池分岐】 合流点から道路渡ったところに林道の入口があり、轍が無い割には荒れていない道(積もった針葉樹の葉っぱ下はコンクリ舗装)が2回分岐する。 植林帯のヘアピンカーブで未舗装になり、地図上は林道の道は自転車でも通行困難な路面になる。 林道の終点からは笹のトンネルになるが、一部頭上に注意する箇所はあるものの歩きやすい。 斜面がフラットになり、笹の壁の三叉路が氷ノ池・玄岳直登の分岐点。 【〜伊豆スカイライン〜玄岳】 フラットな分岐点からふらっと歩くと、すぐに急登となる。設置されたロープを使うほどではないが、なにせ滑る。たぶん、ロープはそのためのものだ。急坂を越えれば、すこしだけ下って伊豆スカイラインに出る。 自動車専用の有料道路なので人は立入禁止だが、すぐ近くに展望台と玄岳登山用を兼ねた駐車場があり、渡った先には登山口の看板がある。ココだけは入ってもいいってことなのだろう。ただ、箱根側はカーブになっており、バイクの走り屋さんの人気コースなので、エンジン音が近づいていないことを確認してから渡ろう。 登山道はウバメガシのトンネルから始まって、すぐに笹の波がうねる開けた道になり、緩やかなピークに至る。 山頂は、熱海側の相模湾も、沼津側の駿河湾も、富士山・箱根も一望できる絶景ポイントだ。 晴れているのに、春霞なので富士山は神秘のベールだった。 【〜玄岳IC】 熱海側からのルートへ降りたが、笹を漕ぐことになる。 ヤマレコでは、こっち側からの記録が多かったが、刈払いされているのは登りに使った逆側。おそらく、スカイラインからの観光ルートってことなのだろう。 地面が見えないのに滑る笹漕ぎが続き、熱海側・玄岳IC側の分岐点あたりのみ笹が低く、その先は再び同じコンディションが続き、スカイラインに並行してフラットになったあたりから刈払いがされている。ここらの笹は背が高いので、笹の回廊のようだ。 回廊の途中のコンクリ建造物は展望台。なかなかのスポットなので、ここらだけ笹がキレイに整備されているのかもしれない。 スカイラインのIC道路に並行して下る。 【〜氷ケ池】 IC用の道路の下を潜るトンネルを3回通過すると池に至る。 【〜往路での分岐〜VR分岐】 後で知ったが、池あたりは昭和40年代前半の一時期だけ動物園にしたらしいが、名残はなにもない。 ちなみに、熱海観光開発でロープウェイが通っていたとのことで、IC近くのドライブイン(休業・廃墟状態)が山頂駅だったらしい。社長の放漫経営で親会社が倒産して運休となり、地元有志で再開したものの、すぐに廃止になったらしい。 登りの時の笹壁の三叉路へ向かっていく途中にコンクリート製の水路設備が笹に埋もれている。これが50年前の動物園の唯一の名残りかも。 三叉路から登り時に発見したVRとの分岐までは往路を戻る。 笹のトンネルンが始まってすぐ上にある分岐は、よく見ると廃道であることが分る。 【〜笹藪漕ぎの廃道〜植林帯の荒れ気味の作業道〜熱函道路】 笹の壁が少し切れたところが分岐点。明らかに廃道と思しきジグザグだが、下り側は明瞭に思える。 ただ、すぐに笹薮の細い小道となり、真ん中から笹が伸びているので笹漕ぎが続く。当然、漕げば跳ね返ってくるので、タイミングや重なり方によっては顔を直撃する(>_<) 笹ヤブの小道は植林帯に入った頃に終わり、薄い作業道の筋を辿れると、地図上の登山道(作業道?)に合流する。 針葉樹の落葉に隠れた道に変わり、やがて熱函道路に至る。 【〜小谷之沢橋〜沢沿いの荒れた林道(ほぼ廃道)〜幅広な堰堤〜集落】 車が我が物顔でビュンビュン走ってくる道の端っこを登り側に100m程度進み、沢の橋を渡れば林道の合流点になる。 使われていない雰囲気の林道は、少し下ると全く使われていないことが分る竹藪状態になる。 斜めに倒れた竹を踏みつつ通過すると、幅広い堰堤の端っこ(右岸)に至るが、いきなり沢幅が広くなり、堰堤王国の丹沢でもそうそうお目にかからない幅広な堰堤である。 その下からは、里山っぽい林道となり集落へ至る。 【〜丹那断層公園】 里の道歩き。 |
その他周辺情報 | 【買い物】 何もない。 函南の街中で必須。 【温泉】 ほとんど汗をかいていないので直帰。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック:ガレナ30
靴:ツォロミーブーツ2(BT)
|
---|
感想
ちょっと前の3/12(火)PMは、人間ドック終了後のプチ登山で伊豆らしい景観に頬が緩みました(^-^)
会社の病院の近くに丹那断層があるけど、今まで寄ったことがない(^^;
「丹那断層=旦那断想」と連想してしまうからかな・・・
地図を広げると、その上の玄岳はお手軽な距離の上、絶景ではないか!
ってなわけで、結果診断の5分前に寄り道決定!!
【山行記】
断層の静寂
弛んだ時間がゆっくりと
午睡の空気はひっそりと
笹騒の葉波
海風たちの時間はおっとりと
たおやかな山波がゆったりと
潮騒の幻聴
水面が煌く時間にぱっちりと
海と空との狭間はまったりと
氷の池漣
忘却の時間がゆっくりと
笹壁の静寂にひっそりと
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:598人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する