マナスル山荘に泊まりに行こう 入笠山,大阿原湿原

2019年03月22日(金) 〜 2019年03月23日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 11.2km
• 登り: 551m
• 下り: 558m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:55
• 合計: 4:50

11:15 富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅
11:15 11:15 アカノラ山
11:20 11:20 入笠湿原
11:35 11:40 山彦荘
12:00 12:30 マナスル山荘
12:30 12:30 御所平登山口
12:40 12:40 岩場コース 迂回コース分岐
12:55 13:05 入笠山
13:20 13:30 首切登山口（仏平峠）
13:25 13:25 首切清水
13:40 13:40 大阿原湿原前分岐
13:40 13:40 大阿原湿原入口
14:05 14:05 テイ沢分岐
14:45 14:45 テイ沢入口
15:55 15:55 御所平登山口
16:00 マナスル山荘

2日目

• 山行: 1:30
• 休憩: 5:05
• 合計: 6:35

5:50 マナスル山荘
6:00 6:00 岩場コース 迂回コース分岐
6:20 6:40 入笠山
7:00 7:00 岩場コース 迂回コース分岐
7:05 7:05 御所平登山口
7:10 11:50 マナスル山荘
12:00 12:05 山彦荘
12:10 12:10 入笠湿原
12:20 12:20 アカノラ山
12:25 富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅

三月末で期限が切れる有給休暇を消化するため三連休を取得。
上高地にテント泊で蝶ヶ岳か、八ヶ岳の縦走テント泊もしくは小屋泊を計画していた。
が、木曜の予報が悪いので(夜は晴れそうだがやはり風が強そう)、金曜からの一泊二日に下方修正する。
そうなると上高地＆蝶ヶ岳は時間的に厳しいし、八ヶ岳に行くにも金曜日はバスが無い。
そこで前から行きたいと思っていたマナスル山荘を思い出し、ネット予約に至る。

天候

22日(金)晴れ、23日(土)曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路：JR中央本線 富士見駅、富士見パノラマリゾート ゴンドラ山頂駅
復路：富士見パノラマリゾート ゴンドラ山麓駅、JR中央本線 すずらんの里駅

写真

3/20 11:17

蝶ヶ岳山頂の天気予報

3/20 17:12

八ヶ岳山頂の天気予報

3/20 23:13

参考：南アルプス鋸岳

3/20 11:19

木曜はあきらめ計画変更

3/22 4:31

出発当日、始発電車に乗車

3/22 8:32

韮崎駅で途中下車するも…

3/22 9:44

車窓から見る南アルプ

3/22 9:57

富士見駅から送迎バス

3/22 10:55

ゴンドラに乗って

3/22 11:05

一気に標高を稼ぐ

3/22 11:29

早くもワカン装着

3/22 11:35

入笠湿原を通って

3/22 11:37

山彦荘前で小休憩

3/22 12:01

マナスル山荘に到着

3/22 12:05

早めに部屋に入れた

3/22 12:10

餡入りクロワッサン

3/22 12:40

入笠山へ行ってみる

3/22 12:51

入笠山の山頂へ

3/22 12:54

山頂から八ヶ岳

3/22 12:56

山頂から中央アルプス

3/22 12:59

山頂から北アルプス

3/22 13:00

あれは御嶽山かな

3/22 13:00

南アルプスは雲隠れ

3/22 13:01

下山を開始する

3/22 13:23

首切登山道入り口

3/22 13:33

しばらく林道歩き

3/22 13:37

良く晴れた空の真下

3/22 13:47

大阿原湿原を通過

3/22 13:56

雪が融けて

3/22 13:56

川になって

3/22 14:04

流れてゆきます

3/22 14:40

林道も雪だらけ

3/22 15:34

こんな景色好きです

3/22 15:54

マナスル山荘に帰着

3/22 15:59

なんか夢中になってた

3/22 16:08

なんと！飲み放題

3/23 6:22

翌朝も入笠山へ

3/23 6:23

雲で霞む朝陽

3/23 6:23

南アルプス側は雲がない

3/23 6:25

だんだん霧が出てきて

3/23 6:36

木々に霧氷が付き始める

3/23 7:01

霧に覆われてしまった

3/23 7:07

帰って朝食をとり

3/23 8:50

お昼までくつろいで

3/23 11:04

念願のカレーバイキング

3/23 11:12

盛り方に強欲さが反映

3/23 11:25

珈琲うまかった

3/23 11:50

それじゃまたね

3/23 12:36

ゴンドラで一気に下山

3/23 13:31

温泉に寄って行く

3/23 15:02

周りに何もない駅

3/23 16:20

小淵沢で快速に乗り替え

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL7 オリンパス

感想

monkichikun

木曜日はあきらめて、金曜日から1泊2日で計画を練り直す。
金曜夜から土曜朝に再び寒戻りするらしいので、テント泊する気も萎えた。
前から興味があったマナスル山荘のサイトを見て、勢いで予約完了。

さて、マナスル山荘には興味があったが、入笠山にはさほど興味が無い。
というよりあまり聞いたことがない山だったため興味も何も…という具合。
調べてみると「いりがさやま」と思っていた名は「にゅうかさやま」と読む。
赤石山脈最北端の山で「南アルプスの前衛の山のひとつ」と評されているらしい。
南アルプスを縦走して太平洋に出る事を想像したら、なんだか興味が出てきた。
マナスル山荘には本館と新館があり、予約したのは本館だったと後で知った。
もともとは同じ経営だったが、売却されて現在はそれぞれ経営者が違うとか。
新館には天文台があり、こちらも良いなと思ったら冬はお休みのようだ。

始発電車に乗って富士見駅を目指す、今回も18きっぷ利用の各駅停車。
韮崎駅で駅そばを食べようと思って途中下車したが、まだ開店前で空振りする。
次の電車で富士見駅に到着、待っていた送迎バスで富士見パノラマリゾートへ。
初めて訪れた場所なので、しばらく施設を見学してからゴンドラに乗り山頂駅へ。
雪はしっかりあるが、気温が高いため融けた水分を飽和している状態の湿り雪。
ツボ足だと踏み抜きぐちょぐちょになるので、早めの段階でワカンを装着した。
湿原を通り30分ほどでマナスル山荘に到着、天文台がある新館は閉まっていた。
山荘の前には黒毛の犬が繋がれていて、近寄ると人懐っこく甘えてきた。
「部屋はあいているので入ってもいい」、ということで荷物を置かせてもらう。
ネパールの有名な山の名前がついた部屋で、コタツが置かれた個室だった。
昼食に山荘で買ったあんパンを食べて、とりあえず入笠山へ向かってみる。
30分弱で山頂に到着、南アルプス方面は曇っていたが360℃の景観は素晴らしい。
入笠山だけで帰るつもりだったが、せっかくなので首切登山口方面に下りてみる。
首切登山口に着いたら、まだ物足りないので林道を南下して大阿原湿原へ向かう。
大阿原湿原では、今さっき付けたと思われるスノーシューのトレースを追っていく。
そのままテイ沢を下って林道に抜けることにした、途中トレースの主とすれ違う。
テイ沢入口からは林道を北上し、入笠牧場の脇を抜けマナスル山荘に帰着。
持ってきたつまみを肴に山荘の飲み放題で、お酒をたらふく飲んで過ごした。

3時前に目を覚ます、酔ったままコタツの中で寝てしまっていたようだ。
外は曇っていたので居間に漫画をとりにいき、コタツに入りだらだら過ごす。
明るくなってきたので、あまり気が乗らないながらも入笠山へ行くことにした。
朝方かなり冷え込んだらしく、沢山の踏み抜き跡が残ったまま雪面は固く凍っていた。
ワカンだと却って歩きづらそうなので、アイゼン無しのツボ足で登って行く。
山頂に着くと、朝陽の写真を撮影している登山グループが既にいらっしゃった。
曇ってはいるが案外眺めは良く、コーヒーを沸かしてゆっくりしたいと思った。
そのうち霧が出てきて、グループも下山し始めたので少し遅れて自分も下山。
結構体が冷えてしまったので、部屋に戻りファンヒーターを焚いて朝食をとった。
部屋を空け、注文したカレーバイキングが始まるまで居間でくつろがせてもらう。
DVDコーナーにアーノルド・ファンクの『聖山』があったのでそれを鑑賞する。
古い作品だが前衛的というかカルト的というか、ましてやドイツ語字幕の無声映画。
前に映画館で観てよく分からなかったが、二度目でもやはりよく分からなかった。
観終わって山雑誌など眺めていると、カレーバイキングの用意ができたと案内。
二種類のカレー、おでんにパン、サラダ、デザート、ジュースや牛乳、珈琲紅茶…
とにかくお腹いっぱい食べたので、そのまま居間のコタツに戻って眠りたかったが、
土曜の昼食時にコタツの一角を占領できるわけがない、お礼を述べ宿を後にする。
ゴンドラで一気に下山、山頂駅ではマイナス3℃くらいで山麓駅では2℃くらい。
帰りに温泉に寄って(山荘宿泊者割引あり)体を清め、すずらんの里駅へ向かった。