今熊山〜刈寄山〜市道山〜醍醐丸〜陣馬山


- GPS
- 08:10
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 1,397m
- 下り
- 1,368m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR中央本線「藤野駅」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ぬかるみ等も少なく全体的に歩きやすかったです。 ただ、市道山から醍醐丸へのルートで小さく崩落している箇所があります。 トイレは今熊山山頂下、和田峠(有料)、陣馬山山頂、陣馬登山口(藤野)にありました。 |
写真
感想
今日は久々に週末が晴れたので、ちょっと長めのコースで武蔵五日市駅から陣馬山まで行ってきました。
このコースはご存知の方もいると思いますが、一昨年まで開かれていた「八王子八峰登山大会」のコースの一部です。
初めは八峰制覇を考えていたのですが、朝から寝坊をしてしまい出発が遅れてしまったため、とりあえず陣馬山までを目標にしました。
武蔵五日市駅からは今熊山登山口までバスもありますが、目標を陣馬山までとしたのでその分歩こうと思い、徒歩で向かいました。(ちなみにこれでルートの赤線の奥多摩から高尾がつながりました)
今熊山登山口までは思ったより距離があり40分ほどかかりました。
今熊神社で今日1日の安全を祈願して、社殿横の登山道を登り始めました。
この道は、初めのうちかなり急な階段が何箇所かあり舗装路を長く歩いた後にはかなり厳しかったです。
途中、開けた場所がありそこから都内〜埼玉方面がよく見え、スカイツリーも見えました。
山頂手前には少し広い場所がありベンチとトイレがあり、4人組の登山者が休憩をとっていました。
今熊山の山頂には神社の奥の院もありここでもお参りをしました。
山頂からは来た道を折り返し、刈寄山へと向かいます。
刈寄山へ向かう途中左手には大きな採石場が見え山を大きく切り崩していました。
1時間ほど行くと刈寄山への道と入山峠への道の分岐に出ました。
刈寄山の山頂はあきる野市の中なのですがせっかくなので寄ってみました。
途中、山火事の跡があり少し驚きました。
刈寄山には東屋とベンチがあり展望も良かったです。
また、この辺りからトレランの人たちが増えてきました。
少しベンチで休憩した後、道を折り返し今度は入山峠方向へ向かいます。
入山峠では盆堀林道と交差しました。
ここの標識になぜトレランの人たちが多いかの答えがありました。
ご存知の方も多いとは思いますが4月1日にハセツネ30Kが開催されるんですね。
私は歩くのに精いっぱいでトレランまでは考えたこともなかったので入山峠に看板が出ていて初めて知りました。
http://www.hasetsune.com/30K/course.html
コース図を見ると今日のルートとかなり重なっていますね。
とりあえず私は歩きで盆堀林道を横切り、市道山へ向かいます。
ちなみに入山峠にあった標識では2時間20分とありました。
ここから市道山までは、アップダウンの連続と何度かピークを登った先が行き止まりという場所がありまき道へ戻ったりと今日の中で一番体力を消耗した気がします。
市道山の山頂も厳密には八王子ではないですが寄ってみました。
ちょうどお昼時であったので山頂で休憩でもと思っていたら皆さん考えることは同じようで、先客でいっぱいでした。
仕方なくまた道を戻り醍醐丸方面へと向かいました。
醍醐丸へ向かう道に入ってすぐの辺りは道幅が狭く一部崩落しかけているようなところもありました。
この道は登山道沿いにもう一本整備された作業用林道もありましたが、どこに行くのかわからなかったので素直に登山道を行きました。
途中の道を外れたピークで昼食の休憩をとり、本日の最高峰醍醐丸へ向かいました。
醍醐丸の手前にも一つピークがありここへ登る道がかなり急で大変でした。
ハセツネのコースでは醍醐丸から下るコースらしく練習をしている方たちが軽快に下りてきてうらやましい限りでした。
ピークの頂上では7〜8人の登山者の方が休憩をとっていたので脇を通り醍醐丸への登り返しに向かいました。
醍醐丸にもベンチがあったのでここで少し休憩をとり、和田峠へ向かいました。
ただ、和田峠への道をおりているころから右ひざに痛みが走るようになってきました。
山に復活した1年前は時々痛くなっていたのですが最近は全く痛みがなかったので安心していたのですが、久々に長く歩いたからかもしれません。
とりあえず、ストックを頼り下りていきましたが、登り始めると全く痛みはありませんでした。
下りるときの加重が原因なのでしょうか。
和田峠に着くと多くの自転車が停めてありました。
峠の茶屋はお休みのようだったので、ベンチで休憩していると山頂から何人も下りてきました。
自転車をここにデポして山頂に行ってきたようです。
今回は久しぶりに和田峠から陣馬山に登るので直登コースで行ってみました。
この直登コースは私の登山人生(そんな大したもんじゃない)に大いに影響を与えた道でした。
思い起こせば、今から約20年前高校の時に地学部という天体観測をしたり化石や鉱物について調べていた部活だったのですが、2年生の時から新しく顧問になった先生が大学時代ワンゲルに所属していたため「星を見るなら山の上だろう。」という一言で合宿を陣馬山の山頂まで望遠鏡を担いで行ったり、夏休みにはなぜか星とは一切関係なく、丹沢の葛葉川本谷から三ノ塔まで沢登りをしました。
これから少し山に興味を持ったのですが、同じ時期にアニメにはまり、結局山にはほとんど行かない生活をしていたのですが、一昨年の12月北海道にいるLiparisさんが東京に帰って来た時ドライブがてら和田峠まで来てせっかくだから、陣馬山まで登ってみようということになり、この直登コースで登り途中で初めて植物のシモバシラを見てやっと山頂に着いたときに、また、登ってみようかなと思ったのがきっかけで、山に復活したのでした。
〜閑話休題〜
久々の直登コースでしたが一昨年とは違いかなり快調に登れた気がしました。
(途中何度か立ち止まりましたが…)
山頂は高尾側から来た人たちと、和田峠側から来た人たちでにぎわっていました。
ちょうど醍醐丸あたりで飲み物が無くなってしまったのでここで補給をし、少し休んだ後、栃谷尾根コースで下山を始めました。
初めのうちは膝に痛みがあったのですが、途中からあまり気にならなくなったため、なんとか栃谷の集落まで来ました。
集落の中を歩いていると、野菜の無人販売所のまえでおばあさんが何かを並べていました。
声をかけて見せてもらうと手作りの梅干しで、1袋100円ということなので1つ買わせていただきました。
歩きながら1つ食べてみると疲れていたからかあまり酸っぱさやしょっぱさは感じませんでした。
(帰ってから親が食べたところかなりしょっぱいとのことでした。)
その後、やっと陣馬登山口のバス停まで着き、時刻表を見るとバスは15時53分で今はちょうど53分ぴったりだと思いつつ待っていてもバスは来ない。
渋滞があるわけでもないから、そんなに遅れるとは思わなかったので、もう一度時刻表を見ると、この時刻表は4月2日からの新ダイヤです。と書いてありました。
現在の時刻表は下にあり、それを見ると15時43分…
とっくに出発していたので、ここからも徒歩で藤野駅まで行きました。
しかも途中には車道と歩道との境目がない沢井遂道を通らなくてはならず、最後の最後でとても疲れた山行でした。
コメント
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寝坊されているにもかかわらず、武蔵五日市から藤野まで歩かれたのですね。
スピード
私も藤野まで歩きたかったのですが、体力不足でした。
お気付きだと思いますが、tackerqの記録を今回のコースの参考にさせていただきました。
出来れば高尾山まで行きたかったのですが、時間と体力が無く今回は断念しました。
いつか、コースを検討して再挑戦してみたいですね。
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