記録ID: 1773810
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬
「丁」「米」を検証する 青谷道・上野道
2019年03月29日(金) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 04:53
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 761m
- 下り
- 764m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 4:53
距離 12.5km
登り 764m
下り 764m
13:47
10分
スタート地点
18:40
ゴール地点
青谷道・上野道にある道程票(石柱に「丁」「米」で距離を記したもの)を検証してみる。
天候 | いまひとつスッキリしない晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
写真
廿二丁(青谷道入口)
「是ヨリまやさんへ廿二丁」とあり、横には、正確には読み取りづらいですが、明治四十二年と記されているように思われます。
是ヨリ計測開始
オムロンのカロリー消費計(万歩計)とSTRAVA(GPS)を使用して計測します。歩幅は74cmです。
「是ヨリまやさんへ廿二丁」とあり、横には、正確には読み取りづらいですが、明治四十二年と記されているように思われます。
是ヨリ計測開始
オムロンのカロリー消費計(万歩計)とSTRAVA(GPS)を使用して計測します。歩幅は74cmです。
(上)1200 (下)1200
青谷道入口から天上寺山門までの中間地点ということになります。
昔、参拝する人たちには便利だったと思われます。
1750歩=1295m
GPS≒1400m
青谷道入口から天上寺山門までの中間地点ということになります。
昔、参拝する人たちには便利だったと思われます。
1750歩=1295m
GPS≒1400m
これが「玉垣」に当たるのかはわからないが、天上寺参道で最も目立つ「玉垣」(石柱)は「具足講社」だ。この石柱は「施主 荘王波(玉波?)」とある。華僑の方だろうか? 同じ名前の石柱が何か所かあり、横に「宿坊 大乗院」と記されていた。
(上)100 (下)2300
上野道との合流地点手前です。山門まであと少し。
3125歩=2312m
GPS=2600m
この米(メートル)表記の道程票は、登り道に対して基本左に設置されているが、(上)1200と(上)400は、右に設置してある。表記も進行方向に向かって刻まれている。
上野道との合流地点手前です。山門まであと少し。
3125歩=2312m
GPS=2600m
この米(メートル)表記の道程票は、登り道に対して基本左に設置されているが、(上)1200と(上)400は、右に設置してある。表記も進行方向に向かって刻まれている。
山門
3528歩=2411m≒22丁
GPS≒2700m
「下乗」(乗物から降りろ)の石碑がある。たぶん、山門が距離のゴールだと思われる。途中の「丁」では、若干、誤差があったが、ここではドンピシャ2400mと22丁となった。
3528歩=2411m≒22丁
GPS≒2700m
「下乗」(乗物から降りろ)の石碑がある。たぶん、山門が距離のゴールだと思われる。途中の「丁」では、若干、誤差があったが、ここではドンピシャ2400mと22丁となった。
天上寺跡
とりあえず計測を続けます。
3494歩=2585m≒24丁
GPS≒2900m
天上寺の階段は不規則な石段があるので正確には数えにくいが、山門の内側からここまで335段±5と考えいる。400段はない。
とりあえず計測を続けます。
3494歩=2585m≒24丁
GPS≒2900m
天上寺の階段は不規則な石段があるので正確には数えにくいが、山門の内側からここまで335段±5と考えいる。400段はない。
帰りの寄り道。摩耶水平動からロープウエー支柱直下へ。16時までは00分、20分、40分だが、金曜日なので17時00分の次が17時10分。このタイミングを狙いました。上りは満員ですね。
「まやロープウェー」とある。
1955年(昭和30年)7月12日 に「神戸市交通局奥摩耶ロープウェイ」として営業開始。
1977年(昭和52年)7月1日 に「神戸市都市整備公社」に移管され、「摩耶ロープウェー」となり、
2013年(平成25年)1月1日 に、 神戸市都市整備公社から「神戸すまいまちづくり公社」に改称されている。
1955年(昭和30年)7月12日 に「神戸市交通局奥摩耶ロープウェイ」として営業開始。
1977年(昭和52年)7月1日 に「神戸市都市整備公社」に移管され、「摩耶ロープウェー」となり、
2013年(平成25年)1月1日 に、 神戸市都市整備公社から「神戸すまいまちづくり公社」に改称されている。
しっかりメンテナンスして、これからも、いつまでも。
長さ 856.56m
高低差 222.23m
支柱数 1基
ゴンドラ定員 29人×2台
山麓から見ると、この支柱に到達するのは至難の業かと思っていたけど、簡単に行けるのですね・・・
長さ 856.56m
高低差 222.23m
支柱数 1基
ゴンドラ定員 29人×2台
山麓から見ると、この支柱に到達するのは至難の業かと思っていたけど、簡単に行けるのですね・・・
登りの時に初めて気づいたのだが山門前にあった石柱。
「道程票 是よりケーブルまで六丁」とある。
摩耶ケーブルは1925年(大正14年)に開業しており日本で3番目のケーブルカーだったはず。六甲ケーブルよりも歴史は古い。ただ、摩耶ケーブルの歴史は、阪神大水害、第二次世界大戦、目的地である天上寺の消失、そして、阪神大震災と、時代に翻弄され続けてきた。
「道程票 是よりケーブルまで六丁」とある。
摩耶ケーブルは1925年(大正14年)に開業しており日本で3番目のケーブルカーだったはず。六甲ケーブルよりも歴史は古い。ただ、摩耶ケーブルの歴史は、阪神大水害、第二次世界大戦、目的地である天上寺の消失、そして、阪神大震災と、時代に翻弄され続けてきた。
三丁
577歩=426m≒4丁
GPS≒300m
石碑の横に「327.3米」と記されていた。標高かと思ったが、ここの標高は480m。327.3を3(丁)で割ると109.1mとなる。1丁は109.09mなので、まさに3丁のメートル数を刻んでいる。
なお、歩数での計測だが、同じ道程でも下りは歩数が登りに比べて歩数が多くなる(一歩が短くなる)ので、青谷道に関しては、改めて登りで検証する必要があると考えています。
577歩=426m≒4丁
GPS≒300m
石碑の横に「327.3米」と記されていた。標高かと思ったが、ここの標高は480m。327.3を3(丁)で割ると109.1mとなる。1丁は109.09mなので、まさに3丁のメートル数を刻んでいる。
なお、歩数での計測だが、同じ道程でも下りは歩数が登りに比べて歩数が多くなる(一歩が短くなる)ので、青谷道に関しては、改めて登りで検証する必要があると考えています。
五鬼城山公園周辺はイノシシの溜まり場で、時刻的に案の定、イノシシに遭遇。メスの親猪と子供2匹(ウリボウではありませんでした)。親は、こちらを意識せずに、おとなしく草を食べていましたが、子供のイノシシはこちらに近づこうとしてきたので、親イノシシを刺激しないために、こちらが退散しました。写真撮りましたが、もしかしてイノシシでなく小熊だったのかな???(笑)
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
半パン
GPS
サングラス
タイツ
|
---|
感想
3月になって思ったように仕事が捗っていなくて、気持ちも超ブルー。それにくわえ、青谷道・上野道にある「道程票」(「丁」「米」を記した石柱)のことが気になって、仕事が手に付かなくなってしまい、明日の天気もイマイチのようなので、発作的に山に登ってきました。
ここしばらく、摩耶山への上りは、行者尾根か上野道ばかりだったので、青谷道を山門まで登ったのは久しぶりです。距離を表す石柱は「丁」のものと「米」(メートル)のものの2種類があります。カロリー消費計(万歩計)とGPSを使いながらの山歩きです。石柱は、最初はスタート地点のの「廿二丁」と水場近くの「十一丁」しか意識していませんでしたが、実にたくさんあり、メモを取るために何度も立ち止まりました。かなりゆっくりな山歩きになりました。今日、測ってみて、石柱に記された距離はやはり歩数で計測したものだと思われました。途中では若干(丁では最大2.4丁、米では最大147m)の差異が生じたものの、山門では2411mで22.1丁となったのには驚きました。(丁が109.09mであることは、今日、覚えました・・・)。全山縦走も、GPSだと46.44キロ(STRAVA)、45.4キロ(山と高原地図)でしたが、歩数だと53.0キロ(オムロンカロリー消費計)、56.0キロ(dヘルスケア)でした。
次回は、上野道を登りながら計測してみたいと思います。
ま、とにもかくにも仕事して稼がなければ・・・悶々²・・・
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