ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 177449
全員に公開
雪山ハイキング
日光・那須・筑波

日光/ヤキバ沢〜銭沢経由鳴虫山・神ノ主山

2012年03月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:12
距離
10.6km
登り
702m
下り
800m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9:05 花石町バス停→9:13 大日堂跡→9:25 化け地蔵→10:00 ヤキバ沢素麺滝→10:30 銭沢不動尊入口→10:40 銭沢不動尊→11:50 合峰→12:05-12:25 鳴虫山→13:21 神ノ主山→13:57 御幸町→14:20 東武日光駅
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
銭沢ルートは道標も不十分であり読図できることが条件になる。また登路は沢をつめて行く急峻なもので厳しい。下りルートとしては分岐点にも道標が無いケースもありルートを間違えたときのリカバリが著しく大変な点が要注意。
合峰から鳴虫山の間は特に危険箇所なし。
鳴虫山から神ノ主山間は凍結個所が多く、アイゼンを装着した方が無難。
花石町の庚申塔を国道から市道に入り真っ直ぐに行くと大日堂跡に出る。大谷川に架かる大日橋越しに鳴虫山を望む。
2012年03月25日 20:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:07
花石町の庚申塔を国道から市道に入り真っ直ぐに行くと大日堂跡に出る。大谷川に架かる大日橋越しに鳴虫山を望む。
大日橋からの大谷川の眺め。
2012年03月25日 20:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:07
大日橋からの大谷川の眺め。
大日橋を渡って左に曲り、第一発電所の階段を降りるとすぐに化け地蔵が姿を現す。行きと帰りで人数が違うと言うがどうか?
2012年03月25日 20:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:07
大日橋を渡って左に曲り、第一発電所の階段を降りるとすぐに化け地蔵が姿を現す。行きと帰りで人数が違うと言うがどうか?
含満ヶ淵でヤキバ沢が注ぎ込んでくる。
2012年03月25日 20:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:07
含満ヶ淵でヤキバ沢が注ぎ込んでくる。
上を通るのがヤキバ沢。発電用水をまたぐ高架橋!
2012年03月25日 20:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:07
上を通るのがヤキバ沢。発電用水をまたぐ高架橋!
ヤキバ沢に入ると歴史物の堰堤が2つ3つ。右岸側にトレースがある。
2012年03月25日 20:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:07
ヤキバ沢に入ると歴史物の堰堤が2つ3つ。右岸側にトレースがある。
素麺滝1段目(だと思う)。
2012年03月25日 20:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:07
素麺滝1段目(だと思う)。
素麺滝2段目(だと思う)。今日はこの上まで行き3段目、4段目を見学してオシマイ。
2012年03月25日 20:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:07
素麺滝2段目(だと思う)。今日はこの上まで行き3段目、4段目を見学してオシマイ。
日光宇都宮道路をくぐる。漸く銭沢不動尊の文字が出てきた。
2012年03月25日 20:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:07
日光宇都宮道路をくぐる。漸く銭沢不動尊の文字が出てきた。
ここを登って行く。
2012年03月25日 20:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:07
ここを登って行く。
と、こんな沢筋の野原。
2012年03月25日 20:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:07
と、こんな沢筋の野原。
こんな手作り感溢れる道標が案内してくれる。
2012年03月25日 20:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:07
こんな手作り感溢れる道標が案内してくれる。
銭沢不動尊が見えてきた。日光宇都宮道路をくぐって7分程。
2012年03月25日 20:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:07
銭沢不動尊が見えてきた。日光宇都宮道路をくぐって7分程。
銭沢不動尊。オリジナルは1851年建立らしいが、これは昭和49年に建替えたものと言う。まだ朱色が眩しい。
2012年03月25日 20:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:08
銭沢不動尊。オリジナルは1851年建立らしいが、これは昭和49年に建替えたものと言う。まだ朱色が眩しい。
銭沢不動尊から上はだだっ広く迷う。それと覚しきトレースを徒渉して左岸に行くとこんな道標があった。ルートは沢の左岸側だ。
2012年03月25日 20:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:08
銭沢不動尊から上はだだっ広く迷う。それと覚しきトレースを徒渉して左岸に行くとこんな道標があった。ルートは沢の左岸側だ。
上から見るとこんな道標があるが…。
2012年03月25日 20:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:08
上から見るとこんな道標があるが…。
ここを詰めて行く。急登に喘ぐ。
2012年03月25日 20:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:08
ここを詰めて行く。急登に喘ぐ。
来し方を振り返るとこんな感じ。随分と高度を稼いだ。
2012年03月25日 20:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:08
来し方を振り返るとこんな感じ。随分と高度を稼いだ。
二俣に分かれるが右側にお助けロープを発見。左側の方が傾斜は緩いのだが。
2012年03月25日 20:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:08
二俣に分かれるが右側にお助けロープを発見。左側の方が傾斜は緩いのだが。
尾根に出た。左側はヤキバ沢。杉の巨木の根本に道標が置かれている。
2012年03月25日 20:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:08
尾根に出た。左側はヤキバ沢。杉の巨木の根本に道標が置かれている。
尾根からは男体山も望めた。
2012年03月25日 20:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:08
尾根からは男体山も望めた。
尾根路は最初は雪も無くてこんな感じ。
2012年03月25日 20:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:08
尾根路は最初は雪も無くてこんな感じ。
鹿のテリトリーの証。
2012年03月25日 20:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:08
鹿のテリトリーの証。
テント場に良さそうな鞍部にあった標識。化星の宿跡とある。享保14年と彫られた祠もあった。
2012年03月25日 20:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:08
テント場に良さそうな鞍部にあった標識。化星の宿跡とある。享保14年と彫られた祠もあった。
雪が出て来た。
2012年03月25日 20:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:08
雪が出て来た。
合峰に向かう所でトレースあり。
2012年03月25日 20:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:09
合峰に向かう所でトレースあり。
合峰手前のロープ場。
2012年03月25日 20:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:09
合峰手前のロープ場。
合峰到着。
2012年03月25日 20:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:09
合峰到着。
合峰から鳴虫山への登路。雪は極少ない。
2012年03月25日 20:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:09
合峰から鳴虫山への登路。雪は極少ない。
鳴虫山が目前になってきた。頂上直下の軽合金階段が見える。
2012年03月25日 20:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:09
鳴虫山が目前になってきた。頂上直下の軽合金階段が見える。
鳴虫山山頂到着!
2012年03月25日 20:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:09
鳴虫山山頂到着!
展望台からの赤薙〜女峰の眺め。
2012年03月25日 20:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:09
展望台からの赤薙〜女峰の眺め。
神ノ主山への下りの入口。
2012年03月25日 20:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:09
神ノ主山への下りの入口。
今日の荷物。結局13kgあり、うち3kgは土産物。
2012年03月25日 20:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:09
今日の荷物。結局13kgあり、うち3kgは土産物。
神ノ主山山頂。ここも展望が好い。
2012年03月25日 20:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:09
神ノ主山山頂。ここも展望が好い。
天王山神社。背後は赤薙山。
2012年03月25日 20:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 20:09
天王山神社。背後は赤薙山。
東武日光駅に到着。ここからの展望もそそるもの。
2012年03月25日 14:19撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3/25 14:19
東武日光駅に到着。ここからの展望もそそるもの。
撮影機器:

感想

用事があって日光に行きついでで鳴虫山に登ってきた。
雪山ハイクを期待していたのだが、積雪はそれほどでも無く、ちょっと期待はずれであった。
朝の好天は1日続くことを期待させたのだが、その好天は長持ちせず花曇りと言った天気に終始し、これも残念だったのは展望がもう一つだったこと。それでもヤキバ沢をちょっと覗き見したことと、銭沢からの登りはなかなか楽しめるものであった。

花石町の庚申塔で国道から市道に入り、大日堂跡に大谷川に架かる大日橋を越えて道路を左に、少し歩くと歴史を感じる第一発電所があり、その脇の石段を降りて行くと並び地蔵に出逢う。行きと帰りで数が違うと言うので化け地蔵とも呼ばれているが、その先(下流側)で大谷川は大きくうねりそれにより磨かれた岩盤が含満ヶ淵となっている。このちょうど向かい側でヤキバ沢が注ぎ込んでいる。脇の路を上がって行くと発電用水をヤキバ沢がまたいで渡ってくるのに驚かされる。川の高架橋と言った所。さらに河畔を歩き、日光宇都宮道路を過ぎると堰堤が2つ、3つ現れてきますが、右岸側にあるトレースを辿って越えて行く。しばらく行くと4段の滝が現れる。多分、これが素麺滝かと。沢装備であればいずれも越えて行けそうな所だが、高巻くにも斜面が凍っていて下降時に危ういのは避けたいので2段目を越したところでここは引き返すこととした。
気温は5℃。ちらちらと小雪も舞う天気。

来た路を戻り日光宇都宮道路の南側の林道を東へと辿ると一回日光宇都宮道路をくぐり北側に出るともう第二発電所の所。ここで漸く銭沢不動尊の文字が道標に現れる。再度日光宇都宮道路をくぐると銭沢の左岸に出て、行くこと数分で不動尊が見えてくる。不動尊は1851年建立とのこと。現在の建物は昭和49年に建てられたものとのことでまだまだ朱色が鮮やか。不動尊は2つの沢の合流地点で広い河原になっている。そのためにここからの登路は見つけにくい。方角的にはヤキバ沢との間の尾根に上がるので、左岸に渡るとビンゴ。下からは解らないが上から見える道標があった。ルートはそのまま沢を詰めて行くもののようだ。急登に喘ぐ。上部で沢は二俣に分かれており、左俣の方が緩やかでそそられるのだが右俣を少し登るとロープが張ってあった。ここを詰めきると杉の巨木がある稜線に出る。その巨木の根本に銭沢不動尊と言う道標が置いてあったが、分かりにくいと思う。

稜線に出ると緩やかな樹林の路になるがアップダウンを繰り返し、やがて雪の着いた斜面になる。これを越えたら合峰かと思ったらそうでは無かった様子。道標が落ちていたので木に結んでおいた。合峰に向かう最後の尾根は積雪15cm位で最も雪があった。ここでは明確なトレースがあったが、一週間前位かと言う感じだった。このルートは余り利用されていない。そして合峰に出る。ここにははっきりとした道標が設けられていた。

合峰から鳴虫山に向かう途中で3人のハイカーに逢った。みな独標経由の路を選ぶようだ。合峰から鳴虫山までは軽合金製階段が設置されていることもあり危険個所は無かった。階段を登りきり木の階段を登ると山頂に飛び出る。ちょうど昼時でもあり、20人位のハイカーがくつろいでいた。展望台は一部腐っているが日光連山の眺めが非常に好い。ただ残念なのは灰色の空。どうも今年は展望には恵まれていないもんだ。好天がウイークデイに廻り、週末に雨が降るような気候の周期になっているので仕方ないのだが、文句を言いたくなる。高原山の方面はやや青空が広がっている。
皆神ノ主山から登って来たのだがアイゼン装着率は50%と言う所。女性に凍り具合を尋ねたが凍ってますよと言いながらもアイゼンを着けていなかったのでまあ大丈夫かとそのまま降りて行ったが、結構凍ってて最大限に用心しながら降りて行った。なので今日は登りと下りが同じ時間になった。標高1000m以上で特に凍結が目立っていた。

神ノ主山まで降りるとほぼ凍結はなし。この山も展望が好い。神橋から下の市街と霧降アイスアリーナの位置関係が良く解る。ここまで降りるともう市街はすぐそこ。日光宇都宮道路のトンネルを越えると天王山神社があり、この右手の路を降りて行くと間もなく御幸町に至る。天王山神社は鳥居越しに赤薙山が威風堂々と望まれる。御幸町に出た所で志渡淵川が流れているのでここでポールと靴を洗わせてもらう。ゲータも取り去りすっきりとして駅を目指す。国道に出たら焼肉屋の横で匂いに誘われはしたが14:25の電車で特急に乗り継ぎ帰る方を選択した。車中でせんべいとビールで一人で乾杯。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2524人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら