オバケ径路〜大日沢廃登山道(季節の花さがし*2019-4)


- GPS
- 10:35
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,268m
- 下り
- 1,260m
コースタイム
- 山行
- 10:34
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:34
天候 | はれ→くもり→小雨ぱらつく |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況はあえて書きません。昭和中期まで使われていた径路で、廃道になって長い月日が経っています。ネットに情報がありますが、10年以上前のものもありますので日付は要確認です。 ★ヤマビルが活動を開始しています! |
写真
感想
バリエーションルート歩きは【登頂という結果を求めず、プロセスを楽しむ】という言葉が松浦本に載っていましたが、その通りだと感じています。プロセスとは、難しい状況に直面した時にそれをいかにして解決するか、という思考と実行の事でもあると解釈しています。これを楽しむというのがバリエーション歩きの一面だと。
考えて・答えを出し・実行するというのは、自分の力を試される試験のようなものでもあります。ルートの難度が上がると問題の数が増え、難しい問題も出てくる。今回は『落第はしなかった』という結果でしょうか。ベストを尽くして完歩し事故無く出発地点に帰着できたのですから。
試験結果から次につなげる反省点としては、まずオプションの無さ。技術面だけではなく、解を見つけた!と思い込む事による思考停止も含まれます。大棚沢右股の登り返しでは、残置ロープを見つけた事によって思考停止に陥ってしまいました。他の記録を見ると、ベターなオプションがあったようです。技術的なオプションの無さは個人的な事で、個人でトレーニングを積むしかありません。しかし、思考停止は個人だけではなくパーティとしての課題。バリの経験豊富なkaiさんと一緒だったのだから、もっとブレインストーミングをするべきだったと思います。
もう一つは雑談の中での右と左の話。オバケ径路は右側が谷で、緊張はあったけれど怖いと感じる事はありませんでした。しかし、本谷橋から札掛への一般登山道は左側が谷のトラバース。こちらの方は怖いと感じました。自分を知る上で重要なポイントで、指摘頂いたkaiさんに感謝しています。
普段から積極的に道具を使え。
思考停止を防ぐために、パートナーとブレインストーミングをせよ。
ソロの場合は、決めた後に一服してもう一度考えろ。
ここをもう一度歩くかどうかは分かりませんが、次の試験ではベターな結果が出せるよう心掛けていきたいと思います。kaiさん、当日はお付き合い頂いてありがとうございました。
宮ヶ瀬半島のトラバース以来のヒリヒリ。
下が湖じゃないだけ良いような?でも落ちたら助かりそうもないトラバースに終始緊張。
大日沢へ下り立つほんの数メートルが下りられずtokumuraさんにロープを出してもらいました。
そして大日沢に下りると雨が…
日高径路は次回にして大日沢登山道(廃道)を下ることに。
これがまた谷という谷でことごとく道は消失。
沢に下りたり復帰したりを繰り返し、オバケ径路より緊張した箇所も…
もしかしたら計画通り日高径路で三角ノ頭に登り上げ、日高東尾根を下ったほうが早かったかも?
緊張の連続でしたが、内容の濃い良い山行でした。
無事に下山できて良かった。。。
コメント
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kaiさん、径路探索お疲れ様です。
つきもののトラバースお気を付け下さい。岩やホールドごと落っこちるのはアルプスも丹沢も変わりありません。安全第一で!
うたさん、こんばんは。
ありがとうございます。
はい、実際に剥がれ落ちたり岩ごと落ちたりする箇所がたくさんありました。
スリルを味わうために歩いているのではないのですが、気を付けます。
運良く無事に戻れたと言うと大袈裟かもしれませんが、いろいろと考えさせられる山行になりました。
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