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Yamareco

記録ID: 1782704
全員に公開
山滑走
北陸

重い雪で修行 谷トンネルから取立山〜板谷の頭〜護摩堂山

2019年04月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:36
距離
16.6km
登り
1,084m
下り
1,076m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:51
休憩
0:46
合計
7:37
7:43
70
スタート地点
8:53
8:53
122
10:55
10:57
5
11:02
11:02
14
11:16
11:27
31
11:58
12:19
28
12:47
12:47
9
12:56
13:01
48
13:49
13:56
34
14:30
14:30
50
15:20
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
谷トンネルの石川県側の空きスペース
今日もココからスタート。まだ国道から雪がつながってました。
2019年04月06日 07:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 7:51
今日もココからスタート。まだ国道から雪がつながってました。
植林地の中もまだ雪は大丈夫
2019年04月06日 07:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 7:57
植林地の中もまだ雪は大丈夫
地図にない林道
2019年04月06日 08:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 8:09
地図にない林道
真新しいカモシカのトレース
2019年04月06日 08:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 8:17
真新しいカモシカのトレース
急斜面はカニで登りますが雪が緩んで滑って苦労しました
2019年04月06日 08:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 8:25
急斜面はカニで登りますが雪が緩んで滑って苦労しました
パウダーならごちそうですが、もはやただ重いだけの雪。
2019年04月06日 08:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 8:28
パウダーならごちそうですが、もはやただ重いだけの雪。
こちらもべちょべちょの雪
2019年04月06日 08:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 8:33
こちらもべちょべちょの雪
振り返ると白山が拝めます
2019年04月06日 08:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 8:38
振り返ると白山が拝めます
ズームするも誰もいなさそう
2019年04月06日 08:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 8:38
ズームするも誰もいなさそう
通称ミラー峠も誰もいませんでした
2019年04月06日 08:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 8:51
通称ミラー峠も誰もいませんでした
リスの足跡
2019年04月06日 09:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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リスの足跡
護摩堂峠と取立山
2019年04月06日 09:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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護摩堂峠と取立山
今度はタヌキ→ウサギでした
2019年04月06日 09:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 9:45
今度はタヌキ→ウサギでした
峠から白山方面がチラリ
2019年04月06日 09:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 9:54
峠から白山方面がチラリ
快適な稜線
2019年04月06日 10:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 10:36
快適な稜線
こつぶり山がもうすぐ
2019年04月06日 10:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 10:48
こつぶり山がもうすぐ
取立山避難小屋はもう普通に入れます
2019年04月06日 11:02撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 11:02
取立山避難小屋はもう普通に入れます
取立山に寄って鉢伏山方面
2019年04月06日 11:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 11:18
取立山に寄って鉢伏山方面
こちら白山
2019年04月06日 11:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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こちら白山
護摩堂山方面
2019年04月06日 11:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 11:18
護摩堂山方面
越前甲
2019年04月06日 11:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 11:18
越前甲
道標出てるので記念撮影。セルフタイマー間に合わず(笑)
2019年04月06日 11:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 11:20
道標出てるので記念撮影。セルフタイマー間に合わず(笑)
メインルートから山頂に来るとこんな感じで白山お出迎え〜
2019年04月06日 11:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 11:23
メインルートから山頂に来るとこんな感じで白山お出迎え〜
原高山から板谷の頭と鉢伏山
2019年04月06日 11:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 11:24
原高山から板谷の頭と鉢伏山
板谷の頭から鉢伏山
2019年04月06日 12:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 12:00
板谷の頭から鉢伏山
板谷の頭から白山
2019年04月06日 12:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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板谷の頭から白山
来たルート
2019年04月06日 12:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 12:00
来たルート
ここの斜面は雪もよく滑って快適でした。一瞬でしたが。
2019年04月06日 12:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 12:22
ここの斜面は雪もよく滑って快適でした。一瞬でしたが。
原高山から白山と別山
2019年04月06日 12:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 12:38
原高山から白山と別山
取立山避難小屋の上から回り込みます
2019年04月06日 12:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 12:47
取立山避難小屋の上から回り込みます
こつぶり山を登り返して
2019年04月06日 12:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 12:57
こつぶり山を登り返して
山スキーの別のトレースがありました。物好きな・・・(笑)
2019年04月06日 12:58撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 12:58
山スキーの別のトレースがありました。物好きな・・・(笑)
取立山を振り返ります
2019年04月06日 13:02撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 13:02
取立山を振り返ります
護摩堂山へのルートは薮は許容範囲でした
2019年04月06日 13:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 13:42
護摩堂山へのルートは薮は許容範囲でした
護摩堂山、これで31回目の登頂(笑)
2019年04月06日 13:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 13:56
護摩堂山、これで31回目の登頂(笑)
取立山方面
2019年04月06日 13:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 13:56
取立山方面
県境稜線ルートを滑ります
2019年04月06日 14:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 14:09
県境稜線ルートを滑ります
朝滑ったミラー峠の階段の雪は融けてました
2019年04月06日 14:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 14:32
朝滑ったミラー峠の階段の雪は融けてました
ミラー峠の雪も明日の雨でもう終わりですね
2019年04月06日 14:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 14:47
ミラー峠の雪も明日の雨でもう終わりですね
重い雪の斜面を滑り
2019年04月06日 15:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 15:12
重い雪の斜面を滑り
急斜面はスキーで刺激を与えると表層が滑り落ちました
2019年04月06日 15:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 15:13
急斜面はスキーで刺激を与えると表層が滑り落ちました
車のところまでスキーで滑っておしまい
2019年04月06日 15:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 15:22
車のところまでスキーで滑っておしまい

感想

この週末は取立山から大長山に行ってテント泊しようと準備して、今朝出発前に何気なく天気予報を見ると日曜日は雨。あれー?急遽日帰り装備に変更。スキー板もブーツも入れ替えて大騒動の朝です。
出遅れた関係で谷トンネルの到着は7時半過ぎ。そうなんです、スキーを担いで歩く装備は置いてきたので駐車地から雪のある谷トンネルの石川県側まで来ました。幸いまだ雪はつながってそうです。
新たに雪が積もって気温が上がりますから雪崩の危険性があるのでまたエアバックザックを背負います。暑そうなので水も多め、そしてお昼にカップ麺食べるためにお湯も入れてザックは10kg超え。テント泊装備が15kgなのに日帰りで10kgってどういうこと・・・エアバックザックって4kg以上と重いんです。
雪はスキーにまとわりつく重い雪です。あれ?スキーってこんなに重たかったかな・・・と思うくらい足が重い。別にゲタがついてるわけでもないのに。今日は12時まで行けるところまで行くつもりでしたが足かせ嵌められた拷問の予感がします。
ここのルートも4回目なので慣れたもんです。林道終点のいつもの急斜面はカニに登りますが、雪が私のようにユルユルで急斜面だと雪ごと滑り落ちそうです。しっかり踏み固めてステップ作りつつ登ります。稜線まで登ってしばらくはアップダウンの続くルート、そして通称ミラー峠に到着です。ぎりぎり雪がつながってたので通過します。今日は帰りに護摩堂山に寄ることにして、往路は林道を進みます。
ラッセルではありませんが重い雪がねっとりと足を引っ張ります。もう足にきてる感じです。まあピストンなので行けるところまで・・・と黙々と歩いていると護摩堂峠に到着です。ここから先も薮はそれほど増えてなく、いつものように稜線を歩くことにします。
さすがに太陽が照りつけ気温も高めで、飲み物が進みます。先週は雪降る中だったのでほとんど飲まなかったのですが、やはり気温が上がると飲み物の量も多く必要になります。それがまた荷物になるので辛いところです。
こつぶり山につくと取立山からのトレースがたくさんあります。きっと鉢伏山目指している方がいるのでしょう。もうすぐ11時でさすがに鉢伏山はありません。板谷の頭くらいで引き返すことにしましょう。
帰りに取立山に寄るとシール貼り直す回数が増えるので、行きに寄ってシールのまま取立山から滑ります。原高山では4名の方が休憩されていました。もうすぐお昼ですからね。
鉢伏山から戻られる方とすれ違い、ほどなくして板谷の頭に到着です。風が吹いてますがちょうど気持ち良いくらいです。念願の?カップ麺を食べ、疲れたので少しゆっくりします。
板谷の頭からはシールを剥がして滑ります。一瞬の出来事ですが、ここはやはりちゃんと滑っておきたいところです。すぐにコルに着いて、またシールを貼って原高山まで歩きます。そして原高山でまたシールを剥がして、避難小屋の東側に回り込んで滑ります。でも雪が重く滑りが悪いので漕いだり歩いたりも結構あります。
避難小屋の先のコルでまたシールを貼ります。これで2回目です。こつぶり山の登り返しですが、ここでスキートレースを発見。もう4月なのにこんなところを山スキーで来るなんて相当な物好き、知っている人のうち誰かな?と想像します(笑)
こつぶり山を登り返せばまたまたシールを剥がして稜線を滑ります。でもやっぱり滑りは悪く、かなり漕ぎが多いです。斜度がなくなって登り基調になったところで3回目のシールを貼ります。稜線を歩いて護摩堂峠に行き、そのまま護摩堂山への登り返しです。ここも先ほどのスキートレースが。護摩堂山に登るとはまたマニアックな。
護摩堂山に到着すると件の山スキーヤーがシールを剥がして準備されてました。ウロコ板で滑りが悪いと言われてましたが、私のノーマル板でも滑りが悪いんです。おいの水谷の駐車地に車を停め、取立山の駐車地までチャリで行って取立山に登って周回されたそうです。これからおいの水谷ルートを滑って帰られるとのことでした。お互い薮には気をつけましょう。私はまだ登り返しがあるんです。
さて県境稜線の滑りは先週と似てますが薮がまた濃くなった感があります。もともと緩いアップダウンが多いルートなので、かなり歩きと漕ぎを強いられました。
何とかミラー峠に到着すると、今朝滑った階段のところの雪がもうなくなってました。うわー早いこと。仕方がないのでそこは兼用靴で歩いて登りました。
4回目のシールを貼って最後の登り返しです。時刻も15時を回り、少し日が傾いてきた感じと疲労感が哀愁を誘います。日帰りの百四丈滝とか笈ヶ岳の下山途中を彷彿とさせます。それはもっと疲れ切ってましたが(笑)
さて最後の登り返しも終われば最後のシール剥がしをして、ラストの滑降です。ここからはもうほとんど漕がなくていいでしょうから、滑りを楽しもう・・・と言いたいところですが実際は重い重い雪で修行の滑りでもあります。ターンしようにも雪がまとわりついて回しにくい雪質です。

もともとスキーというのは、雪の上をより効率的に歩くための移動手段でした。平坦地や登りはもちろん、緩い下りもシールを貼ったまま歩くというのが基本で、長いスキー板のおかげでちょっとした穴に落ちることもなく安定して歩くことができる道具です。
それが、滑りの楽しさが発展し、滑るために頑張って登り、より滑る技術を向上するようになります。それを決定的にしたのがリフトの登場でしょう。いつしか自力で登るというのは特殊な世界になり、滑るための道具としてスノーボードが誕生することになりました。
どのような雪質であっても、シールを貼ったスキーで黙々と登ったり歩いたり、シール貼ったまま滑るというのは山スキーの原点を感じさせてくれます。雪深い地方で、ちょっと隣町のあの人のところまで行ってきます、と言ってスキーを履いて歩いていく・・・なんてシーンを想像しながらだと、また違った山スキーの楽しさを味わえるかもしれませんよ。

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コメント

重い雪でしたね…
タヌキ→ウサギ(笑)
2019/4/7 18:21
Re: 無題
滝〜お疲れ様でした!
雪重すぎでした(笑)
足跡、やっぱりウサギでしたか〜訂正しておきます!ありがとうございます
2019/4/7 19:01
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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