早乙女岳
- GPS
- 11:28
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,816m
- 下り
- 1,676m
コースタイム
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 11:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
写真
装備
個人装備 |
クトー
ピッケル
アイゼン
ヘルメット
細引き
スリング
カラビナ
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
バラクラバ
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
|
---|
感想
大日岳を目指していた。2年前の4月8日、同じルートを4人で登って早乙女岳まで達していた。時間的には余裕があったが天候判断で撤退して以来の宿題なのだ。今回天気は晴れで穏やかと約束されているので、ソロでも登頂可能と思った。
一昨年と同時期なので、小雪の今シーズンとどれだけ違うか、気にしながら行くことになる。林道に入る七姫平、前回舗装道路脇からいきなり雪に乗ったのが、ゲートを越えて更に歩いてから雪に乗った。林道部分、雪切れで板外して歩いた回数が1回から4-5回になった。人津谷に入って、支沢の渡渉は前回より苦労しなかったが、標高1000m越えて本流沢割れしているのは驚いた。文登研小屋の積雪深ポールで、前回4.0mの積雪が3.2mだった。雪に完全に覆われた稜線では、もう見た目では変わらない。
問題は雪質だった。春の締まった雪でさくさく歩けると期待していたのだが、踝程度まで沈み、湿り雪でかなり重いので、同じ沈みの厳冬期よりきついラッセルになる。人津谷の最上部では表面が凍ったクラストになったが、ほぼ必ず踏むと破れ、バリバリと歩いた。稜線で日当たりが良くなるとまた沈むところが増えた。北陸では4月2-3日に平野でも雪が降り、富山市では13年ぶりの4月積雪1cm以上を記録した。山ではその時の雪がまだ締まってなかったのだ。
前大日岳から鞍部へ少し下りて、2011m峰に上がる稜線がこのコース一番の難所。概ねクトーが効いて北側斜面をジグで登って行けたが、両側急峻なナイフエッジで厳しい区間が一ヶ所。見た目ピッケルアイゼンになる所と思ったが、南側が急斜面でも軟雪で、スキーを食い込ませて切り抜けられた。
そんなこんなで時間がかかり、早乙女岳以前で正午を回り、大日岳は断念した。もう2時間早く出ていればと思ったが、今さらしょうがない。早乙女岳から剱岳を間近に眺められた事で良しとしよう。
下りの滑走は、早乙女岳付近の緩斜面部分だけがさらさら雪で、稜線部は雪質変化に注意、下るほどに重くなっていく雪との戦いでもあったが、破綻せずにロングクルーズを楽しめた。
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