小金沢連嶺(雪道)ハイク


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 738m
- 下り
- 1,327m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:やまと天目山温泉より甲斐大和駅までバス(\300) |
コース状況/ 危険箇所等 |
小金沢山への取りつきから雪道/トレースはあり/下りのアイスバーンには注意/黒岳の北面は雪が深くトレースも見つけにくい。直登すればよいが,自分でトレースをつけることになる−−ここ1〜2週間は軽アイゼンかチェーンスパイクは必要かもしれない |
その他周辺情報 | 湯の沢峠から下山して突き当たりの県道に「やまと天目山温泉」あり(大人3時間で510円)。大菩薩方面からバスでここまで来るハイカーもいる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
ガイド地図(ブック)
日焼け止め
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
4月下旬の週末,ゴールデンウィーク前ながら,どの天気予報でも「お出かけ日和」とのことで,何年かぶりに山梨県の小金沢連嶺を歩いてみることにしました。最寄りの甲斐大和駅から登山口となる小屋平に向かう乗り合いバスは始発が8:10ですが,駅には1時間以上早く着いてしまったので,あたりにはほとんど人影がありません。それでも列車が到着するたびにハイカーの数が増え,臨時便はほぼ満員の乗客を乗せて時間前に出発します。
バスが小屋平に到着すると,すぐに石丸峠に向かう登山道に入ります。スタート地点の標高は1,600m近くあり,空は曇りがちで日差しがなくて寒々としているので,ウォームアップにはちょうどよい傾斜です。これから向かう小金沢連嶺を見ると,樹林帯の下には雪が残っているのが見えます。登山道のところどころはシャーベット状になっていますが,石丸峠(1,908m)までは特に問題なく普通に歩いていけます。
ところが小金沢山(2,014m)へのルートに入ると,残雪が序々に深くなっていきます。最初は,踏み跡の上を歩けば支障のないレベルでしたが,ツボ足でも雪面を踏み抜くことがあり,アイスバーンが谷側に傾いているところは慎重に足を運びます。あと数週間もすれば,雪は解けていくと思いますが,最低でも簡易アイゼンかチェーンスパイクは持参したほうがよいでしょう(ほかのハイカーも,ほとんどアイゼンなしでした)。さらに,この日のシューズはトレランシューズで防水性が弱く,スパッツも用意していなかったので,雪が靴の中に入ってきます。
それでも小金沢山には,ほぼ予定どおりの10時過ぎに到着し,次のポイントの牛奥ノ雁ケ腹摺山(1,990m)も問題なく通過します。問題はここから鞍部を経ての黒岳(1,987m)への登りです。雪はさらに深くなり,雪面のトレースと,たまに見つかる赤テープを頼りに進んでいきます。さらに厄介なのはアイスバーンの下りです。黒岳山頂に到着したのは正午少し前で,予定より30分以上遅れています。やはり,雪道で時間がかかってしまったようです。調子がよければ,南の滝子山(1,590m)まで行く予定でしたが,さらなる雪道とアイスバーンが予想されるので,湯の沢峠から下山することにします。
湯の沢峠からは水場のある沢沿いの下山路を下っていきます。人影が少なく,これはこれで侘び寂びの風情があります。30分ほどで林道に出ますが,バス停がある「やまと天目山温泉」まではかなりの距離があって,さらに40分ほど歩きます。バスの時刻表を見ると,次の便までは40分くらいあるので,ここの温泉で汗を流すことにします。先週の山歩きでは温泉をスキップしたので,そのリベンジといったところです。ゆっくり温泉でリラックスするというより,汗を流して着替えをしただけですが,山歩きのよい締めくくりとなったひとときでした。帰りの電車の接続もよく,まだ日のある5時半ごろに自宅に帰り着きました。
追記:久しぶりに慣れない雪道を歩いたせいか,いつもと違った場所に筋肉痛が出ています。
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