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Yamareco

記録ID: 1802041 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走塩見・赤石・聖

池口岳から光岳縦走(池口岳直前で敗退)

日程 2019年04月20日(土) 〜 2019年04月21日(日)
メンバー
天候初日:快晴 2日目:晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
池口岳登山口には10台ほど駐車可能。未舗装路でとがった石が多いので注意。
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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.9〜1.0(標準)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち72%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

1日目
山行
9時間19分
休憩
37分
合計
9時間56分
S池口岳登山口04:1106:37クロナギ06:5407:35利検沢の頭07:4708:40ザラナギ08:4814:07ザラナギ
2日目
山行
2時間49分
休憩
24分
合計
3時間13分
ザラナギ08:0908:31利検沢の頭08:3409:15クロナギ09:3511:19池口岳登山口11:2011:22ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
池口岳ジャンクション直下までは踏み跡は明瞭。いくつか痩せ尾根を通過するが特に危険箇所はなし。ザラ薙に向かう北斜面はアイスバーンになっていた。
その他周辺情報遠山郷かぐらの湯
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ ポール テント(フライ) テント(ポール) テント(ペグ) テント(本体) テントマット シェラフ
共同装備 バーナー

写真

大島バス停です。ここから登山口まで狭隘区間となります。
2019年04月19日 20:08撮影 by iPhone X, Apple
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大島バス停です。ここから登山口まで狭隘区間となります。
今日は登山口にある避難小屋にて前泊。
2019年04月19日 20:23撮影 by iPhone X, Apple
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今日は登山口にある避難小屋にて前泊。
小屋の中は畳敷きでキレイに手入れしてくださっています。寸志をデポしてきました。
2019年04月19日 21:01撮影 by iPhone X, Apple
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小屋の中は畳敷きでキレイに手入れしてくださっています。寸志をデポしてきました。
3
案内図がスタートで、池口岳まで30のセクションがあるとの事です。
2019年04月20日 04:07撮影 by iPhone X, Apple
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案内図がスタートで、池口岳まで30のセクションがあるとの事です。
1
完全に夜が明けました。
2019年04月20日 05:30撮影 by iPhone X, Apple
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完全に夜が明けました。
遠くに中央アルプスの山並みが見えます。
2019年04月20日 05:43撮影 by iPhone X, Apple
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遠くに中央アルプスの山並みが見えます。
雲一つない快晴でした。深南部の山を一望できます。
2019年04月20日 06:32撮影 by iPhone X, Apple
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雲一つない快晴でした。深南部の山を一望できます。
3
黒薙まで良いペースで来られました。積雪や凍結は全くありません。
2019年04月20日 06:32撮影 by iPhone X, Apple
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黒薙まで良いペースで来られました。積雪や凍結は全くありません。
2
指導標は昨年、設置されたようです。
2019年04月20日 06:55撮影 by iPhone X, Apple
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指導標は昨年、設置されたようです。
黒薙を過ぎて、ザラ薙手前でアイスバーンが増えてきたのでチェーンスパイクを装着します。
2019年04月20日 07:59撮影 by iPhone X, Apple
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黒薙を過ぎて、ザラ薙手前でアイスバーンが増えてきたのでチェーンスパイクを装着します。
ザラ薙からは積雪が深くなってきました。一名、先行された方がいらっしゃるようで踏み跡があります。
2019年04月20日 08:43撮影 by iPhone X, Apple
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ザラ薙からは積雪が深くなってきました。一名、先行された方がいらっしゃるようで踏み跡があります。
2
池口岳の大きな山容が近付いてきました。
2019年04月20日 08:47撮影 by iPhone X, Apple
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池口岳の大きな山容が近付いてきました。
4
池口岳左手が加加森山への稜線です。
2019年04月20日 08:47撮影 by iPhone X, Apple
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池口岳左手が加加森山への稜線です。
3
木々の合間から聖岳でしょうか。
2019年04月20日 09:41撮影 by iPhone X, Apple
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木々の合間から聖岳でしょうか。
1
池口岳へ向けた急登の始まりです。
2019年04月20日 11:05撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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池口岳へ向けた急登の始まりです。
1
この時点では光岳を諦め、2156pにザックをデポして池口岳の山頂を目指しています。
2019年04月20日 11:49撮影 by iPhone X, Apple
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この時点では光岳を諦め、2156pにザックをデポして池口岳の山頂を目指しています。
1
テント場に到着しました。気持ち良い芝生の広場になっています。
2019年04月20日 14:09撮影 by iPhone X, Apple
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テント場に到着しました。気持ち良い芝生の広場になっています。
2
撤退の可能性が高かったので、それぞれテントを担いできました。これから設営です。
2019年04月20日 14:09撮影 by iPhone X, Apple
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撤退の可能性が高かったので、それぞれテントを担いできました。これから設営です。
我が家の完成。
2019年04月20日 14:41撮影 by iPhone X, Apple
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我が家の完成。
夕飯の準備です。まずは水を作ります。
2019年04月20日 15:25撮影 by iPhone X, Apple
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夕飯の準備です。まずは水を作ります。
1
簡単で重くない食事ということで、今回はリゾットです。トリュフ風味ですが、ちょっと芯が残ってしまいました。あとはレトルトのシチューです。
2019年04月20日 16:52撮影 by iPhone X, Apple
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簡単で重くない食事ということで、今回はリゾットです。トリュフ風味ですが、ちょっと芯が残ってしまいました。あとはレトルトのシチューです。
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夕方の気配になってきました。
2019年04月20日 17:03撮影 by iPhone X, Apple
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夕方の気配になってきました。
Y田さんはVL26のTでした。思ったより大分大きかったです。
2019年04月20日 17:03撮影 by iPhone X, Apple
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Y田さんはVL26のTでした。思ったより大分大きかったです。
日没後、ソロろうそくタイム
2019年04月20日 19:28撮影 by iPhone X, Apple
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日没後、ソロろうそくタイム
翌朝、撤収準備が完了した後に水場の偵察に行きました。
2019年04月21日 07:05撮影 by iPhone X, Apple
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翌朝、撤収準備が完了した後に水場の偵察に行きました。
水場まではかなりの急降下です。ピンクリボンが途切れて立ち往生してしまいました。沢音は聞こえていましたが、片道だけで30分以上かかりそうな雰囲気。踏み跡も僅かです。ここをアテにはせず、担いでいった方が良いかもしれません。
2019年04月21日 07:05撮影 by iPhone X, Apple
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水場まではかなりの急降下です。ピンクリボンが途切れて立ち往生してしまいました。沢音は聞こえていましたが、片道だけで30分以上かかりそうな雰囲気。踏み跡も僅かです。ここをアテにはせず、担いでいった方が良いかもしれません。
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今日も快晴。名残惜しいですが撤退します。
2019年04月21日 08:04撮影 by iPhone X, Apple
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今日も快晴。名残惜しいですが撤退します。
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深い森のトレイルです。
2019年04月21日 08:55撮影 by iPhone X, Apple
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深い森のトレイルです。
テント場から登山口まで3時間ジャストで戻ってきました。
2019年04月21日 11:22撮影 by iPhone X, Apple
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テント場から登山口まで3時間ジャストで戻ってきました。
かぐらの湯で入浴後、馬刺定食をいただきました。
2019年04月21日 13:22撮影 by iPhone X, Apple
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かぐらの湯で入浴後、馬刺定食をいただきました。
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感想/記録
by oscbt

 ヤマケイでの紹介記事、その後に安倍奥山行で入手した山と高原地図のルート解説を読んでからずっと気になっていたルートでした。道中に全く水場がないようなので、夏場は無理だと思い、残雪のこの時期を狙って計画を立てましたが、あらゆる面で経験値不足で目標達成は叶いませんでした。

 とにかくアプローチに時間がかかるので、金曜日に半休を取っての集合となりました。中央道は快調で、思ったよりも早く飯田市内に入れたのは助かりました。市内のスーパーで行動食などを買い込んで池口岳の登山口を目指します。矢筈トンネルという三遠南信道の一部を利用するのですが、このトンネルは実に面白い経歴を持った道で、以前、自転車で秋葉街道を北上したときに見てから、一度走ってみたいと思ってました。思いに違わず、入り口から出口まで楽しませてもらいました。その後、山深い道を2時間弱走って、登山口に到着。林道の最後はダートになっていますが、それほど凹凸は激しくなく助かりました。プレハブ造りの避難小屋の中はキレイに整理されており、地元の方々の志が伝わります。早々に仮眠を取って翌日に備える夜になりました。

 2時半に起き出して身支度を調えます。食事を摂って、荷物を整理してとばたばたしている内に出発予定時刻を少し過ぎてしまいました。最初はヘッデン行動となりますが、登山口取り付き付近は特に危険箇所もなく、落ち着いて歩けば大丈夫。先に待つロングコースに気ばかり焦り、息が切れがちになります。黒薙まではピンクリボンを追えば特に難しいところはありません。夜が明けて視界が開けてくると、左手には荒川三山、右手には深南部の山脈が広がり、何ともテンションが上がります。テント泊装備は肩に食い込みますが、コースタイムよりいくらか速いペースで歩けました。

 ザラ薙手前から路面がアイスバーン混じりになりました。尾根自体が西向きなので、日の当たらない斜面が多く、標高を上げるにつれ土と雪、氷の比率が変わっていきます。ザラ薙直前の急登をチェーンスパイクで登りましたが、今思うとここからアイゼンで良かった気がします。ここまでは非常に気分良く歩けて、これは光岳に届くかもと話し合っていましたが、そんなに甘い訳はありませんでした。

 積雪深が急激に増えてアイゼンだけでは膝ぐらいまで潜るようになります。先週は奥秩父の単独行で2日間に渡ってラッセルし通しでしたが、今週も遅々として進まない春の踏み抜き地獄となりました。1名、先行した方がいたようで点々と踏み跡は残っていましたが、かなり強い方だったようで歩幅が合わない! 結局、トレースなしで歩くのと変わらない疲労度でだんだんと余裕がなくなります。それまでと打って変わってテンションは急降下。早々に光岳までの縦走は諦める決断を下しました。

 何とか2156pに辿り着き、ザックをデポして池口岳登頂を目指す事になりました。念のため、ザックからお助けロープを取り出して持って行ったのですが、これが正解でした。2156pから少し下降して痩せ尾根をトラバースで通過しますが、気温が一気に上がって雪がザラメ状になっています。一歩ずつ踏みしめながら進んでも、気を抜くと足下が崩れて肝を冷やす事の繰り返し。自分の足場を信じられず、緊張は止まるところを知りません。夏道ではロープが掛かっている岩場に着くと、Y田さんは何とかクリアできたのですが、私はどうしてもよじ登る事ができません。先の様子を偵察して頂いたのですが、この後ももっと悪くなりそうとの事で、撤退を決意しました。来た道を戻るのもひと苦労。幸い、しっかりした木があったので、ロープを掛けて手がかりにします。這々の体で2156pに帰り着くと、山頂から下りてくる方が。先行したトレースを付けて頂いた方だったようで、前日に2156pでビバークして池口岳をピストンしてきたそうです。その方も光岳を目指していたそうですが、加加森山方面に全く踏み跡がなく諦めてきたとの事。我々が死ぬ思いで戻ってきた道を飄々と歩いてこられるのを見て、自分はあんなに歩けるようになるのだろうかと思いにふけってしまいました。

 テント場に下りたのは14時ごろ。緊張感から解放されて、ようやく笑えるようになりました。今回は撤退の可能性が高かったので、それぞれテントを持参していましたが、何とY田さんのテントははこれが初めてのお外。広々として居心地良さそうでした。昼間では10度近くまで気温が上がり、日没が近付いても全く寒くなかったので、外でのご飯をいただきます。今回は余裕がなくなるだろうと思っていたので、いつも持ち歩いている余計なものを置いておき、ご飯はインスタント中心になってしまいました。その後は各自のテントに戻りましたが、そよ風一つ吹かない本当の静寂。もしかしたら家で寝るよりも熟睡できたかもというぐらいの就寝の途に就きました。

 翌朝は寝坊してしまうぐらいぐっすり寝てしまいました。まずはリベンジに向けた水場の偵察に出かけましたが、ここで水を汲むぐらいなら担いだ方がマシというレベルの距離感。ですが、縦走中に水が切れてしまったら頼りになるでしょう。一旦、息を整えた後に一路、下山します。Y田さんは靴擦れしていたそうで、それと気付かずいそいそ下ってしまって申し訳ありませんでした。ほぼコースタイム通りで登山口に到着。遠山郷かぐらの湯に目がけて一目散に車を走らせ、汗を流しました。

 目指していたピークは踏めなかったけど、静かな山歩きを堪能し、雪山との向き合い方を考えられた山行になりました。登山を始めて一年も満たない内、色々と経験できたのは今の環境があってこそだと思います。今からリベンジ山行を企図してしまいたくなります。

 しばらく冬靴の出番はなさそうですが、まずは無雪期にリベンジし、いつか雪原を歩き通して光岳に立ちたいと思いました。
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