大倉-塔ノ岳-鍋割山-大倉
- GPS
- 07:38
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,444m
- 下り
- 1,427m
コースタイム
天候 | 大倉は晴、塔ノ岳は曇、鍋割山は曇一時雪がぱらぱら |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:大倉から渋沢駅行きバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 大倉バス停の秦野ビジターセンターどんぐりハウス前で有人で登山ポスト有り。 二俣にも登山ポストあり。 【道の状況】 晴天で、残雪や凍結個所もなく、全体的に歩きやすい道のコンディションでした。 ●大倉〜金冷やしの間 整備された木の階段が続き、途中の茶屋もあり、休憩しやすく、歩きやすいです。 花立山荘のあたりからの見晴らしがとてもよく、周囲の山や、小田原の海も見えました。 登山客も多かったです。 ●金冷やし〜塔ノ岳の間 雪解けの影響か、この区間の道がぬかるんでいました。 また、人の往来が一番多い区間でした。 ●金冷やし〜鍋割山 数回のアップダウンを経る、尾根沿いの道です。乾いた土の道で歩きやすく、眺めが良かったです。 ●鍋割山〜後沢乗越 急な下りで道幅も狭く、小石で滑るのに注意が必要。 途中、木のハシゴも幾つかありました。 ●後沢乗越〜二俣 分岐から林道に入り、下り始めは谷を下る険しい下り道がありました。 途中で沢を横切ったり、沢の水たまり箇所があります。 ●二俣〜大倉 車も乗り入れるような砂利の林道です。高低差も少なく、長めのクールダウンといった感じでした。 【下山後】 渋沢駅からタクシーに分乗し、乗車料金900円程度でスーパー銭湯「湯花楽 秦野店」を利用しました。きれいで広いスーパー銭湯で、登山の疲れを癒しました。料金850円 http://www.yukaraku.com/hadano/ |
写真
感想
この夏に槍ヶ岳登頂を目指す30歳前後ビギナーハイカーのグループ山行です。
登山前日までは、大月の岩殿山へ花見登山をしようと計画していたけれど、
「岩殿山は桜咲いてないよ」「行程が短いんじゃないの」
という参加者の意見から、急遽、丹沢鍋割山に行こうと計画変更。
前日の計画変更で遅刻者が心配されたけど、なんとか予定通り渋沢駅に集合し、バスで大倉まで移動。
大倉行きのバスは、ハイカーで満員の大賑わい。立ちながら15分ほど揺られ、終点の大倉バス停へ。
今回は12名の大所帯なので、登り始め前に各々ストレッチや装備の準備を行い、登山計画を赤十字ボランティアの方に提出し、出発前に全員で登山ルートを再確認しました。
道中、桜はなさそうだけど、鍋割山でカレーを作って食べるのが楽しみに。
8時に登山開始。大倉の登山道入り口までは、一般道を登ります。天気がよく、爽やかな春らしい気候で、一同も会話に華をさかせながら楽しい登りはじめになりました。
登山道に入ると、はじめは林の中の道をゆっくり登る道。道は乾いて歩きやすいです。
3月に伊豆が岳に登ったメンバーは、新しい装備やトレーニングの効果もあってか、前回よりも良いペース(標準タイム程度ですが)で登り始め、成長を実感している様子です。
今回は標高300mの大倉バス停から1150mを登る行程。
雑事場の平まで登り、息を整えてしばらく尾根道を進みました。ここで富士山が遠くに見えますが、山頂に雲がかかっていて全景をみることはできませんでした。
階段が続くという事前情報の通り、整備された木や岩の階段が長く、一本道で続きます。
息を切らしながら登る先、花立小屋の手前で、「氷」と書かれた旗がひらめいていたのがとても印象に残りました。もう少し温度が高ければ、間違いなくかき氷を食べてしまったでしょう。
花立小屋からまだ少し登って二俣の分岐へ。ここから塔ノ岳を目指します。
雪解けの影響でしょうか。二俣から塔ノ岳の間の道は、ところどころ抜かるんでいました。
ハイカーで賑わう塔ノ岳で記念撮影と一休み。
そこから1時間程度先の鍋割山まで向かいます。
塔ノ岳から鍋割山までは、何回かの山を上り下りする尾根道。歩きやすい道ですが、疲労がたまてきました。
鍋割山は曇のち一時春の小雪が舞う天気。気温も3℃程度で寒かったです。
ここで食事休憩。
今回からの参加となった初参加の調理担当くんが、前日に下準備を済ませた牛すじのカレーを鍋で温めます。
10分程度でカレーが完成。持ち寄ったご飯にカレーをかけて、温かおいしいカレーを頂きました。
写真担当の私は、コッヘルのふたでカレーを食そうとして、固いご飯を崩そうと少し力を入れた瞬間に、コッヘルの持ち手の部分の固定が外れ、一口もつけていないカレーをこぼす大チョンボをしでかしてしまいました。
なんとか残りを恵んでもらい、おいしいカレーを食べました。ごちそうさまでした。
鍋割山荘横の公衆トイレ(チップ100円)を利用し、下山開始。
膝が笑うなか、一気に後沢乗越の分岐まで降ります。
分岐から谷に向かう林道に入り、急な道を下っていきます。
途中で沢や滝の横を通り、なだらかな下りを二俣まで下ると、あとは車も通る砂利道の林道を大倉バス停まで3キロくらい進みます。
大倉の手前、沿道の農家のお庭で、きれいな桜が咲いていました。
そういえば、今回は桜を見に来たんだっけ。
しばし、桜を愛で、大倉バス停に戻ってきたのは15:39、歩行距離18.9キロ、7時間39分の山行でした。
下山後は秦野ビジターセンターで装備をとき、登山靴を洗って、バスで渋沢駅まで。バスの本数は比較的多いですが、乗客は帰りのハイカーで満席です。
渋沢駅につき、タクシーでスーパー銭湯の湯花楽 秦野店へ。
13の風呂とサウナがある充実のスーパー銭湯で、ゆっくり湯に浸かり、横になれる低温サウナでうたた寝し、風呂上がりのビールでキュッと締めます。
大人数でしたが、怪我もなく無事に登山できて良かったです。
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