津軽旅情 岩木山（弘前城、三内丸山遺跡、北金ヶ沢大イチョウ、十二本ヤス、etc）

2019年04月25日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,236m
• 下り: 1,512m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:20
• 休憩: 0:50
• 合計: 8:10

6:20 嶽コース登山口
8:40 9:00 岩木山八合目リフト乗り場
10:20 10:20 岩木山九合目分岐
11:00 11:00 鳥海山（岩木山）
11:40 11:40 岩木山
12:00 12:30 鳳鳴ヒュッテ
13:00 13:00 焼止り避難小屋
14:20 14:20 岩木山神社
14:30 岩木山神社バス停

ルートは一部手入力です

天候

24日　曇り
25日　小雨、ガス曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

24日　夜行バスで弘前着後　レンタカーで津軽観光　弘前駅から弘南バスで嶽温泉着
25日　岩木山神社からバスで弘前駅　弘前→新青森から新幹線→都内

コース状況／危険箇所等

・嶽温泉からの道は下部のみ少し迷うが尾根で合流のスキーコース確認後は迷わず上がれました、ツボ足で歩く
・八合目から上リフト沿いに歩く　ピッケル、アイゼン装備
・九合目で誤って鳥海山のピークに登ってしまう、戻って鳳鳴ヒュッテ前に荷物デポ
、ここからはチェーンスパイクでしたが雪溶けているのでつぼ足でも行けました
・百沢を下るがルートがほぼ確認できないのでGPSで確認しながらの下山。焼け止まり避難小屋あたりからだんだん樹林が多くなってきます

その他周辺情報

・嶽温泉 田澤旅館 バス停目の前 夕食付き6000円 飯美味しい、温泉シャンプーや石鹸なし、硫黄泉で酸性度高くピリピリ、浴後さっぱり
・三内丸山遺跡 遺跡観覧 410円
・十二本ヤス 未舗装の林道三キロ運転
・折曽の大イチョウ前に駐車場あり、関の甕杉には石段を一登りします
・北金ヶ沢大イチョウ 道路脇に停めました
・百沢温泉 日帰り300円 シャンプー石鹸なし 茶色の成分濃そうないい湯でした
・弘前城 駐車場多数平日でも大分混んでます

写真

初日は岩木山前泊兼ねて津軽旅、三内丸山遺跡

地下が掘ってあるので外見より天井が高く広い

教科書に載ってた気がします

五所川原市金木町にある十二本ヤスへ 入口から巨木のある道を三分ほど歩くと

日本一のヒバ(ヒノキアスナロ)幹回り7m.上部は10m超えてる

大きな枝が12本あるようです、妖気漂う巨木

迫力充分な名木でした

続いて日本最北のスギ巨木と言われる、関の甕杉(カメスギ)へ、見事な立ち姿

枝ぶりも貫禄あり堂々とした雰囲気で津軽の海を望んでました

幹回り8.2m、丁度触れられる位置があり満足な一本

折曽の大イチョウ 新緑には早いが大分芽が開いてました、枝ぶりがしっかりわかる時期です

近づくと枝ぶりが自由です

折曽の大イチョウは幹回り11mほどですが一キロほど西に行くと

日本一の大イチョウ 北金ヶ沢の大イチョウ(垂乳根のイチョウ)があります。

気根が無数にあり近づくと全容が全くわかりません、モンスターのようなものスゴイ巨樹です

幹回りは約20m位 全樹種別で見ても日本最大級の一本だそう

津軽富士 岩木山 富士山よりも優美な印象、みる方角によって『山』の字通りのシルエット

雪がまだしっかりあるので高く見えました

巌鬼山神社へ

ひっそりとした参道の奥に

大杉が二本あります、樹高が40m超えの高い杉、人があまり来ないのか、荒々しさも感じます

幹回り約9.4mほどと8.4mほど

この大杉二本も素晴らしい巨木でした

黄金不老不死温泉は流石に遠いので、初日の観光ラストは桜祭りが始まった弘前城へ 満開で見頃を迎えてます

巨木も多数あります、三ノ丸 ネズコの巨木幹回り約5.4m

幹周囲日本一 のソメイヨシノの巨木 幹回り約5.1m

三ノ丸 アイグロマツの巨木幹回り約6.5m

東内門が立派

樹齢日本一のソメイヨシノの古木

鶴ノ松

弘前城

ミズバショウも一部あり、そのすぐそばに

ケンポナシという木の巨木 幹回り約3m

西ノ郭にはイチョウの大木があり、インパクトがありました、幹回り約5.4m、根周りは15m以上はありそう

根っこが浮き上がっていて動き出しそうです

満開の桜の中

岩木山も見えて◯

嶽温泉は酸性度が高くピリピリしてツルツル滑ります

夕食 美味い

次の日、天気は期待できず登り始めます

尾根に乗り上げスキーコースを行くと右手に湯沢の石堤が見えてきます

ガスが湧き上がる

標高上げるとブナ帯にでる、今回は時間なく巨木の森分岐はスルー、ブナ林にブナ巨木があるようです

ガスの中 黙々と登る

幽玄の世界に迷い込みます

ブナの回廊へ 嶽温泉ルートは単調だが新緑、黄葉の時期は長い時間、ブナを楽しめそう

天気悪いが風はそれほど強くない

少し開けてくると

岩木山スカイラインが見え

八合目に到着 長かった、丁度休憩所が空いていたので休ませてもらう

リフト横のルートは分からず

ここで道間違えタイムロス

岩木山山頂直下は雪なくアイゼン外す

疲労が濃くなっていたので、山頂は少しの時間で降りる

途中、ガスが一瞬晴れました

雲海、鳳鳴ヒュッテ避難小屋横で昼休憩後

百沢の雪原を下るがガスってルートが全くわかないのでGPS利用と高度計でこまめに確認、一気にくだる

避難小屋確認、すごし晴れ間も、尾根乗った後からも長いルート道間違え多く、14:40のバスは諦めました

最後の寄り道は岩木山神社へ 五本杉 幹回り約6.2m

大木のある参道

苔が綺麗な門前、門も立派

狛犬がこの位置は初めてかも

ワビサビあり

手洗い場も長い柄杓
津軽の旅を満喫しました

感想

sarari

みちのくの山に行く時は
天気が今ひとつな割合が高いが
登り応えは充分で、道迷いもしたので結構な疲労度

初日に百名山に相応しい優美な山容を
色々な角度から眺めることができたのは満足。

巨木については北金ヶ沢大イチョウと十二本ヤスは見たかった巨木だが、
スギなどや他のイチョウの木など印象深い巨木も多かった。
弘前城は桜満開にあたり、曇りの中でも充分花見を堪能できました。

温泉や食事も美味しく、二日で色々まわれた山旅