ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 180902
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信ヶ岳(西沢渓谷ゲートから)

2012年04月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
14.5km
登り
1,592m
下り
1,593m

コースタイム

(1:30 自宅を車で出発 - 4:00 西沢渓谷駐車場駐車場) [入山準備] - 4:30 登山開始 - 9:30 甲武信ヶ岳山頂 - 10:30 下山開始 - 13:00 下山 [帰宅準備] (13:30 西沢渓谷駐車場駐車場を車で出発 - 16:00 自宅に到着)
天候 雲ひとつないPカンでした。稜線や頂上では若干の風がありましたが軽いものでした。
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥秩父の大滝から雁坂トンネルというルートではなく、圏央道から中央道に入り、勝沼ICから三富へ行きました。もう道路の凍結や残雪は一切ありません。早朝のふもと気温は日によって違うと思いますが、本日は-5度でした。
コース状況/
危険箇所等
春ですね。甲武信ヶ岳も冬山のキンとした緊張感から、徐々に春の穏やかな表情に変ってきてます。
近丸新道と徳ちゃん新道の合流までは雪もなく、多少のアイスバーン場ある程度。合流後はアイゼンを装着しないと滑ったり滑落するので必須です。標高2,000m以上からは締まって踏み固められてますがなかりの残雪です。場所により、滑ったり落っこちたりするとしゃれにならないところが多数あります。そういうところは一歩一歩慎重に進んでください。
もうどんどん雪は溶けてきています。あと数週間すると完全になくなるんではないかと思います。冬山も終わりですね。
朝4:30のゲート。まだ真っ暗。誰もいません。雪はまったくなし。気温は-5度。
朝4:30のゲート。まだ真っ暗。誰もいません。雪はまったくなし。気温は-5度。
少しあるいて登山指導所に。登山計画書をポストに投入。あまり入れられてない様子。
1
少しあるいて登山指導所に。登山計画書をポストに投入。あまり入れられてない様子。
近丸新道の登山口。今日も徳ちゃん新道でいくのでパス。
近丸新道の登山口。今日も徳ちゃん新道でいくのでパス。
さらにけっこう奥まで歩き、徳ちゃん新道の登山口に到着。ストックとグローブを準備して出発。
さらにけっこう奥まで歩き、徳ちゃん新道の登山口に到着。ストックとグローブを準備して出発。
月が山間に沈んでいくと、反対から日が出てくる様子。なかなかの景色。
1
月が山間に沈んでいくと、反対から日が出てくる様子。なかなかの景色。
下はぜんぜん雪が残っていませんし、道もグズグズでもありません。
下はぜんぜん雪が残っていませんし、道もグズグズでもありません。
でも、比較的歩きにくい登山道ですよね。帰りはさらに降りにくかったりして。
でも、比較的歩きにくい登山道ですよね。帰りはさらに降りにくかったりして。
日の出。山の中の日の出っておごそかでありがたい感じですね。
日の出。山の中の日の出っておごそかでありがたい感じですね。
まだ雪はありませんが、ボチボチ氷の塊やアイスバーンが目立ってきます。
まだ雪はありませんが、ボチボチ氷の塊やアイスバーンが目立ってきます。
近丸新道と徳ちゃん新道の合流点。このあたりからアイゼンがないと危なくなるので装着。
近丸新道と徳ちゃん新道の合流点。このあたりからアイゼンがないと危なくなるので装着。
アイスバーン。登山靴だとつるつるすべって危ない感じ。そのうち溶けてしまうでしょうね。
アイスバーン。登山靴だとつるつるすべって危ない感じ。そのうち溶けてしまうでしょうね。
シャクナゲトンネル。甲武信ヶ岳は雪が降った直後だとシャクナゲトンネルがやっかい。(一度撤退経験あります)
シャクナゲトンネル。甲武信ヶ岳は雪が降った直後だとシャクナゲトンネルがやっかい。(一度撤退経験あります)
ところどころにコースを間違えそうな場所にロープや案内が親切に設置されてます。安心です。
ところどころにコースを間違えそうな場所にロープや案内が親切に設置されてます。安心です。
やっぱ甲武信ヶ岳はくぐるところが多いですね。雪も深くなってきた。
やっぱ甲武信ヶ岳はくぐるところが多いですね。雪も深くなってきた。
残雪の坂をひたすら上る。
残雪の坂をひたすら上る。
雪はしまっていて歩きやすいが踏み抜きには注意。まだけっこうな積雪です。
雪はしまっていて歩きやすいが踏み抜きには注意。まだけっこうな積雪です。
コースは十分に踏み固められ、すごくわかりやすい状態で残ってる。
コースは十分に踏み固められ、すごくわかりやすい状態で残ってる。
案内がこんなに埋ってる。前回撤退したときはワカン億劫して持っていかなくて後悔したのですが、今回は持っていっても全く使う必要なし。
案内がこんなに埋ってる。前回撤退したときはワカン億劫して持っていかなくて後悔したのですが、今回は持っていっても全く使う必要なし。
甲武信ヶ岳にはお隣の木賊山(2469m)の頂上を経て登頂します。その山頂標。積雪でうまっちゃってます。
2
甲武信ヶ岳にはお隣の木賊山(2469m)の頂上を経て登頂します。その山頂標。積雪でうまっちゃってます。
すごい傾斜でそのまま崖。場所によっては滑落したら冗談じゃなく死。慎重に一歩一歩進む。
2
すごい傾斜でそのまま崖。場所によっては滑落したら冗談じゃなく死。慎重に一歩一歩進む。
甲武信小屋は営業していませんが、テント泊している方が数名いました。
甲武信小屋は営業していませんが、テント泊している方が数名いました。
最後の登りにとりかかる。この最後ののぼりがきついよね。
最後の登りにとりかかる。この最後ののぼりがきついよね。
すごい傾斜。滑って落ちないようにしないと。
3
すごい傾斜。滑って落ちないようにしないと。
頂上に着きました。天気がよく気持ちがいい。
2
頂上に着きました。天気がよく気持ちがいい。
思いのほか狭い山頂。今日もひとりじめでした。気がつくと髪の毛が凍ってた。
5
思いのほか狭い山頂。今日もひとりじめでした。気がつくと髪の毛が凍ってた。
今日は雲海の上に完璧に浮かんだ富士。写真じゃ伝わらないけどなかなかでした。
5
今日は雲海の上に完璧に浮かんだ富士。写真じゃ伝わらないけどなかなかでした。
南アルプスかな。本当に雲ひとつなくてきれいで壮大でした。
2
南アルプスかな。本当に雲ひとつなくてきれいで壮大でした。
山頂から富士山方面を眺める。写真じゃ伝わらないけどすごいスケール感。
1
山頂から富士山方面を眺める。写真じゃ伝わらないけどすごいスケール感。
帰りの木賊山に登る坂。ああ、帰りに登るのって本当にテンションが下がる。
帰りの木賊山に登る坂。ああ、帰りに登るのって本当にテンションが下がる。
早朝はインゲンみたいに細くまるまっていた葉っぱが、帰りの時間になると日の光を浴びてしれっと開いてます。
早朝はインゲンみたいに細くまるまっていた葉っぱが、帰りの時間になると日の光を浴びてしれっと開いてます。
下山。甲武信ヶ岳って下山に思いのほか時間がかかる。気を抜かないで今日も事故なく帰れました。
下山。甲武信ヶ岳って下山に思いのほか時間がかかる。気を抜かないで今日も事故なく帰れました。

感想

前回途中撤退した甲武信ヶ岳にリトライ。Pカンで完璧なコンディションでピークハント達成&頂上カットGETです。家を1:30に出発し4:30の暗い中登山開始、下山13:30まで9時間かかりました。やっぱ2,500m級の山です。シビアな場所も多数あり標高差もアップダウン含め1,500mとけっこう大変でした。麓では桜満開なのに、山の上はまだ氷点下ですごい積雪です。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2156人

コメント

お疲れさまでした!!
下山中のtaichi_n26とすれ違った登山中の二人組みです。

西沢渓谷の駐車場に着いたのが、なんと18:30!!
思ったより時間かかりました。
我々が最終最後の下山者だったようです。

やっぱり、山は早出、早帰りが基本ですね。

また、どちらかの山で遭遇出来るといいですね。
2012/4/9 14:36
コメントありがとうございます
覚えてますよ。確かに皆さんの後には登ってくる人はいないようでした。18:00だとギリギリ明るいうちに下山できたみたいで良かったです。
すばらしい天気であの日の景観に会えたのはやはり登山の醍醐味でしょうか。またお会いできるといいですね。
2012/4/9 16:08
はじめまして!
taichi_n26さんはじめまして!

積雪は何センチぐらいだったでしょうか?
4月21日、22日に甲武信でテント張ろうかなと考えています。
2012/4/9 22:59
積雪は
はじめまして。コメントありがとうございます。
テン泊ってことは甲武信小屋のあたりですかね。先日も数組テント張ってました。
甲武信小屋周辺の標高2,200m以上の場所ではまだまだ雪が沢山ありました。木賊山の山頂標がまだ20cmくらいしか雪の上に出ていなことや、踏み抜くと股までいったことを考えると、日が当らない深いところでは1m、日が当たる甲武信ヶ岳山頂もベンチがほぼ埋まってましたので50cmはあろうかと思います。
ただ、4月21日、22日ということであれば、山頂や稜線などはもっと少なくなっているでしょうね。でも、去年の4月下旬のヤマレコを見ると、甲武信小屋周辺はまだまだ深い積雪だったようですね。
2012/4/10 0:23
お疲れ様でした
途中で会ってますよね!

なかなか登りがいのある山でした!
2012/4/10 2:18
こんにちは
mutsumi623様、こんにちは。お会いしましたね。
結構、甲武信ヶ岳リベンジが多いようで、お互い達成できてよかったです。
あの日の天気と景観は最高でしたし、甲武信ヶ岳も本当に期待通り良い山でした。
またお会いできるといいですね。
2012/4/10 7:22
おめでとうございます!
taichi_n26様、こんばんわ!

リベンジ達成おめでとうございます!
天気が良く、素晴らしい景観も見れたようで本当に羨ましい限りです。

またどこかでお会いできたら嬉しいものです
2012/4/10 22:57
積雪
taichi_n26さんありがとうございます!
参考にさせて頂きます。
まだまだ積雪はありそうですね(笑)
2012/4/11 0:13
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [日帰り]
甲武信ヶ岳(徳ちゃん新道〜近丸新道)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら