神戸背山歩き 平野谷東尾根、高雄山東尾根など

2019年04月27日(土) [日帰り]

• GPS: 06:45
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,049m
• 下り: 1,035m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:32
• 休憩: 1:13
• 合計: 6:45

8:53 スタート地点
10:27 10:32 標高366m水準点近くの鉄塔
11:20 11:21 七三峠
11:36 11:46 鍋蓋山
12:02 12:02 再度公園
12:07 12:44 修法ヶ原池
13:06 13:16 高雄山
13:44 13:47 黒岩尾根入口
13:51 13:53 天狗道分岐点
13:58 14:00 桜茶屋（市が原）
14:14 14:16 布引貯水池
14:22 14:23 布引の滝（雄滝）
14:44 14:44 城山
15:13 15:13 北野谷
15:38 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り　爽やか且つ風の強い日　神戸の最高気温 15.9℃

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

平野谷東尾根
登山口に「この道は危険です」として通行禁止の看板があります。
実際には崩落など危険な場所はありませんでした。市としては整備対象外であり、何かあった時に責任を持てないということかなと個人的には思います。また急坂には最近刻まれたと思われるステップが要所にありましたので、好んで歩いている方もおられるようです。
「The 尾根！」という雰囲気のルートで、マイナールートとしては第一級の部類に属します。

高雄山東尾根
昨年12月に続き二度目のトライです。前回は登り、今回は下りで使用しました。上部の尾根には踏み跡がありますが、途中（ヌタ場）からは道も急になり、踏み跡もありません。ただ薮がないので歩くのにさほど苦労はしませんでした。前回は脆い岩場から登りましたが、今回は普通の斜面を下ることが出来ました。
なお、尾根の踏み跡はヌタ場から下にも続いています。しかしこの尾根は北側に延びており最終的には沢の上流に出ると思われます。かなりの遠回りになるので引き返しましたが、どこにつながっている（或いはどこで消える）のか気になるので、いつか疑問を解くためにトライ出来たらと思います。

城山ルート
急な階段が続きますが、良く整備されておりとても歩きやすいルートです。久しぶりに歩きましたが伐採され眺めが素晴らしいです。猿のかずら橋から直ぐに展望が開けるので、城山まで行かなくても滝見物のついでに足を伸ばしてみるというのも良いと思います。

北野道
城山ルートがきれいに整備されているのに反し、こちらのルートは近年整備された痕跡はありませんでした。でも途中にある素晴らしい展望は健在です。

なお平野谷東尾根、高雄山東尾根は一般ルートではありません。地形が読め、ルートファインディングが出来、自己責任で行動出来る方を対象としたルートです。

その他周辺情報

下山後の温泉（銭湯）は二宮温泉。430円（ボディソープ、シャンプーなし）

写真

4/27 9:07

平野谷川沿いを遡ります。右の尾根が平野谷東尾根です

4/27 9:13

ここが登山口ですが通行禁止の看板。よってここからは自己責任で進みます

4/27 9:15

崩壊でもあるのかと思ってましたが急斜面が待っていただけ。なんで通行禁止に？

4/27 9:20

急斜面が続きます

4/27 9:23

斜度40°位ありそう

4/27 9:24

写真では判りにくいですが、斜面にはステップが刻まれていました。エッジが残っておりまだ新しいものです

4/27 9:25

爽やかなパステルカラーの季節到来です

4/27 9:32

この尾根には水道管が埋設されてるのでしょうか？

4/27 9:40

それにしても気持ちの良い尾根道です

4/27 9:42

トーシン山でも見た赤のキ印。意味をご存じの方、教えていただけないでしょうか

4/27 9:43

一部で笹が茂っていました

4/27 9:47

新緑が清々しいです！

4/27 9:55

残念ながら視界は樹木で遮られ、風景は僅かだけ

4/27 10:09

以前はメジャーなハイキング道だったようで、鞍部に古い道標がありました

4/27 10:10

黒マジックで、西：平野谷へ、東：大師道へ　と書かれていました

4/27 10:25

行く手に鉄塔が見えます

4/27 10:30

神戸東線14でした

4/27 10:34

さらに道標。かつては平野谷東尾根と書かれていたのでしょうが塗りつぶされています

4/27 10:35

その先、神戸東線15

4/27 10:36

青ペンキの→は鉄塔への案内

4/27 10:44

その先、尾根を進みましたがミスコースでした。ここで引き返し、

4/27 10:46

ラピュタの城を思い出させる根っこを再通過し、

4/27 10:49

青ペンキの木の手前の斜面を下ると、眼下に林道が現れました

4/27 10:50

林道に降りてきました。ここにも立入禁止の看板

4/27 10:53

崩壊した林道の脇には、

4/27 10:53

七三峠への道標

4/27 10:54

が、進路方向には倒木群が...

4/27 11:00

一つ越えても、二つ、三つと倒木が道を遮ります

4/27 11:05

道を失い悪戦苦闘しながら斜面を登っていくと、目前に階段が現れました。道は右から上がって来ていましたが、

4/27 11:06

確認のため下ると倒木で閉鎖されていました

4/27 11:09

その後は快適な尾根道が復活

4/27 11:16

小ピーク広場に到着。そこからは菊水山と鍋蓋山のある景色が広がっていました

4/27 11:20

平野谷西尾根（二本松林道）への道と合流

4/27 11:22

そして七三峠に到着。極楽林道って気になる名前ですね

4/27 11:30

鍋蓋山に向かう途中で早すぎる紅葉に出会いました

4/27 11:35

六甲縦走路に合流します

4/27 11:38

そして、鍋蓋山山頂に到着

4/27 11:38

今日は望遠レンズ持って来ました。ますは須磨から淡路島の山々

4/27 11:38

神戸港

4/27 11:39

菊水山

4/27 11:45

近くのスーパーでます寿司を手に入れました。立山から富山の街を見てる気分？

4/27 11:52

下りは鍋蓋北尾根に進路を取ります

4/27 11:55

鈴蘭台付近の風景が広がります

4/27 12:00

そして新緑に迎えられて、

4/27 12:07

修法ヶ原に到着。ここでいつもの餅入り江戸そばで腹ごしらえ

4/27 12:42

これ、ドウダンツツジですよね。ベンチの後ろに咲いていました

4/27 12:46

新緑が眩しい！

4/27 13:07

その後、高雄山へ。市ヶ原に下る予定でしたが...

4/27 13:16

気が変わり、山頂北側の踏み跡から東尾根を目指すことに

4/27 13:21

初めのうちはしっかりした踏み跡があるのですが...

4/27 13:24

このヌタ場から繋がる尾根には踏み跡はあるものの北側の沢に下ってしまうようです。目的は東尾根なので、

4/27 13:31

右の方に進路を変更し下ります。道も踏み跡もありませんが、加工された石を見つけ元気づけられます

4/27 13:32

出来る限り尾根状の場所を探しつつ、

4/27 13:38

斜面を下ります

4/27 13:41

眼下に堰堤（光ってる部分）が見えました。予定していた場所です

4/27 13:41

この木（かごの木？）から出てきました

4/27 13:43

ここからは沢沿いに道跡があります

4/27 13:44

昨年12月に東尾根に取り付いた時はここを登りました

4/27 13:46

ここを徒渉し、

4/27 13:49

トェンティクロスに出ました

4/27 14:22

その後、猿のかずら橋から城山に向かいます

4/27 14:27

久しぶりに歩きましたが、すごくいい眺めのルートに変わっていました

4/27 14:31

山と海と街、神戸ならではの風景です

4/27 14:44

滝山城址

4/27 14:51

ここでスイッチバックし北野道へ

4/27 14:53

何とも異様な松。何に見えますか？

4/27 15:12

このコースを歩いたのは、ここらの風景を見たかったから

4/27 15:04

望遠で超接近

4/27 15:20

続いて港みはらし台

4/27 15:22

サンタさんみっけ！

4/27 15:25

ここで見つけたマンホール

4/27 15:40

最後は二宮温泉でサッパリしました。ビールセット500円に心揺れましたがガマン。帰ってから飲むことにしました

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL6 オリンパス

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

Ham⭐

rxk00250さんのレコで紹介されていた「平野谷東尾根」。
私にとってこの辺りは空白地域だったので、赤線増やし目的で歩いてみることにしました。
結果は大満足。以前歩いた「平野谷西尾根」や「三森谷東尾根」同様、気持ちの良い尾根道であり、「通行禁止」扱いにされていることには疑問を感じました。とはいえ、軽いハイキング気分で入るコースではないことを記しておきます。
神戸の街から近くに存在する昔からの道がハイキングコースから外れ、現在は殆ど歩かれなくなってることを残念に思います。
少し整備するだけで、気軽に歩くことが出来るハイキング道になるのに...
こういった道を「太陽と緑の道」として復活出来たらなぁと夢のようなことを考えてしまいました。
最後になりましたが、本山行を実施するきっかけとなったレコをアップされたrxk00250さんに感謝いたします。ありがとうございました。

コメント

sami

平野谷東尾根
このコース（平野から七三峠を目指す）が気になりトライしてみましたが登山口が分からず、失敗に終わりました。丁寧にお写真ありがとうございます。倒木があり１人での挑戦は無理かと思いましたがもっか思案中です。自粛中はメジャーな登山道を歩くべきですかね？

Ham⭐

Re: 平野谷東尾根
Miyosaさん、はじめまして
登山口は水道局の赤白タワーを右に見て、平野川沿いを遡上して行けば辿り着けるのではと思います。（トラックを参照して下さい）
ただコース状況にも書きましたように通行禁止の看板がありますので、お奨めは出来ません。また新型コロナで外出自粛が強く要請されている現在は、メジャーなルートであってもハイキングは控えるべきかと思います。
新型コロナ禍が収まって、自由に歩ける日が早く訪れることを願うばかりです。