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Yamareco

記録ID: 1818606
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

多良岳〜経ヶ岳(中山キャンプ場より周回)

2019年04月30日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 佐賀県 長崎県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:44
距離
8.6km
登り
919m
下り
921m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:35
休憩
0:06
合計
5:41
距離 8.6km 登り 920m 下り 933m
6:14
6:15
45
7:00
7:01
42
7:43
7:44
24
8:08
49
8:57
9:00
67
10:07
28
10:35
中山キャンプ場
天候 雨☂️
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
JETSTAR GK613 14:45 成田空港 → 16:55 熊本空港

九州自動車道(みやま柳川IC)〜県道775号線〜国道443号線〜国道208号線〜県道18号線〜県道48号線〜国道444号線〜国道207号線〜多良岳オレンジ海道〜県道252号線
コース状況/
危険箇所等
■中山キャンプ場〜多良岳
中山キャンプ場から鳥居をくぐり、石階段を登る。やがて登山道は山の中腹をトラバースして進む。岩ゴロの道を緩やかに登り、谷を詰めていく。分岐に向けて九十九折で緩やかにのぼる。分岐からは左側の石階段を登り、岩場の急登をしのぎ、左に進むと国見岳、右に進むと多良岳に達する。

■多良岳〜経ヶ岳
多良岳から岩場を進む。前岳への分岐点からロープで下り、トラバースしながら分岐まで戻る。そのまま平坦な道を進むと金泉寺に達する。金泉寺の右脇から登山道に入り、岩場混じりトラバースを進む。笹が現れると笹岳分岐に達する。笹岳分岐からは尾根の反対側に入り、気持ちの良い道を進む。尾根筋を下り、中山越の分岐を過ぎると、ややえぐれた道を登る。さらに急登をこなすと舞岳分岐を過ぎ、岩場の急登に入る。ロープ場をこなし、さらに急登すると経ヶ岳山頂に達する。

■経ヶ岳〜中山キャンプ場
経ヶ岳山頂から岩場のアップダウンを進み、3つの鎖場を下ると平らになり、平谷越に達する。平谷越からは下り気味のトラバースを進む。枯葉で登山道が不明瞭なので、赤テープとケルンを目印に進む。中山越の分岐に達すると中山キャンプ場に向けて森の中を下り、林道に出る。林道を道なりに進むと中山キャンプ場に戻る。
その他周辺情報 ガス缶は、山の店 シォルパ熊本 (熊本県熊本市中央区新屋敷1-14-30: 096-362-9585)にて購入

太良岳温泉 蟹御殿 有明海の湯 ¥600
1日車中で停滞の翌日、霧雨のような雨が降っていますが、本日は本格的な雨はない予報なので、思い切って出立します。
1日車中で停滞の翌日、霧雨のような雨が降っていますが、本日は本格的な雨はない予報なので、思い切って出立します。
中山キャンプ場の駐車場の裏側の鳥居から登山道に入ります。
中山キャンプ場の駐車場の裏側の鳥居から登山道に入ります。
レスキューポイントとして中山越まで1〜22の番号が振られています。
レスキューポイントとして中山越まで1〜22の番号が振られています。
多良岳まで2km弱。しとしと雨の中、登山道を進みます。
多良岳まで2km弱。しとしと雨の中、登山道を進みます。
登っている坂は幸福坂。雨に打たれる中、ちょっといい気持ち。
登っている坂は幸福坂。雨に打たれる中、ちょっといい気持ち。
石垣のようなものがありました。
石垣のようなものがありました。
石ごろの坂を上がっていきます。
石ごろの坂を上がっていきます。
頂上まであと20分、夫婦坂を上がっていきます。
頂上まであと20分、夫婦坂を上がっていきます。
分岐点まで上がってきました。多良岳山頂へはここを左。
分岐点まで上がってきました。多良岳山頂へはここを左。
信仰の場所、石段を上がっていきます。
2
信仰の場所、石段を上がっていきます。
役の行者座像、姿勢を正されてます。
役の行者座像、姿勢を正されてます。
こちらにも仏像が。多良岳山頂周辺ではあちこちで仏像を見かけました。
こちらにも仏像が。多良岳山頂周辺ではあちこちで仏像を見かけました。
多良岳に向けて岩場を登ります。
多良岳に向けて岩場を登ります。
鎖も出てきました。雨で岩が滑るので慎重に。
鎖も出てきました。雨で岩が滑るので慎重に。
あと5分、人吉かめさんとは誰かしら?
あと5分、人吉かめさんとは誰かしら?
国見岳と多良岳の分岐点です。まずは国見岳に進みます。
国見岳と多良岳の分岐点です。まずは国見岳に進みます。
すぐに国見岳山頂でした。一旦戻って多良岳に進みます。
すぐに国見岳山頂でした。一旦戻って多良岳に進みます。
仏像がここにも
ここにも。信仰の山なんですね。
ここにも。信仰の山なんですね。
太良嶽神社上宮のある多良岳山頂に到着です。分岐から思ったよりかかりました。
太良嶽神社上宮のある多良岳山頂に到着です。分岐から思ったよりかかりました。
元の道を戻るより、前岳の方向に進みながらU字旋回する方が楽かなと思ったのが間違いでした。下りで鎖が現れます。
元の道を戻るより、前岳の方向に進みながらU字旋回する方が楽かなと思ったのが間違いでした。下りで鎖が現れます。
ミツバツツジが露に濡れきれいです。
2019年04月30日 06:30撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
4
4/30 6:30
ミツバツツジが露に濡れきれいです。
ここから周回路に向けて下ります。
ここから周回路に向けて下ります。
ところがこんな急な下りとは。ロープがだらりと伸びています。
ところがこんな急な下りとは。ロープがだらりと伸びています。
やっと下まで来ました。ここから金泉寺に向けて平坦な道を進みます。
やっと下まで来ました。ここから金泉寺に向けて平坦な道を進みます。
六体地蔵菩薩像だそうです。
椿の花が道一杯に落ちています。椿の絨毯のよう。
3
椿の花が道一杯に落ちています。椿の絨毯のよう。
先ほどの分岐点まで戻ってきました。次は経ヶ岳を目指します。
先ほどの分岐点まで戻ってきました。次は経ヶ岳を目指します。
ボーっと道すがら歩いていると金泉寺に来てしまいました。本当は経ヶ岳に向けてショートカットする予定だったのですが。
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ボーっと道すがら歩いていると金泉寺に来てしまいました。本当は経ヶ岳に向けてショートカットする予定だったのですが。
金泉寺の御堂の右脇から経ヶ岳の方に戻ります。
金泉寺の御堂の右脇から経ヶ岳の方に戻ります。
標識に従って尾根に沿ったトラバース道に入ります。
標識に従って尾根に沿ったトラバース道に入ります。
岩がゴロゴロしていて歩きにくいです。開聞岳を思い出しました。
岩がゴロゴロしていて歩きにくいです。開聞岳を思い出しました。
笹岳分岐まで来ると岩ゴロはなくなりました。ここから尾根の反対側に回ります。
笹岳分岐まで来ると岩ゴロはなくなりました。ここから尾根の反対側に回ります。
尾根の反対側は平坦な道が続きます。再び椿の絨毯。
尾根の反対側は平坦な道が続きます。再び椿の絨毯。
まだ残っているものもありました。
まだ残っているものもありました。
気持ちの良い尾根道です。中山越に向けて下っていきます。
1
気持ちの良い尾根道です。中山越に向けて下っていきます。
中山越まで来ました。
平谷越経由ではなく直登します。
平谷越経由ではなく直登します。
巨岩がありました。
ロープ場の急登が現れました。
ロープ場の急登が現れました。
ツツジを見るとホッとします。
ツツジを見るとホッとします。
再び椿の絨毯。絨毯の上を歩くのは今日は1人かな。
1
再び椿の絨毯。絨毯の上を歩くのは今日は1人かな。
再びロープ場、足元が滑りやすいので気を付けながら進みます。
再びロープ場、足元が滑りやすいので気を付けながら進みます。
そして岩場の登り
さらに急登します。
明かりが見えてきました。
そろそろ山頂でしょうか?
経ヶ岳山頂に到着です。雨なので何も見えません。
2
経ヶ岳山頂に到着です。雨なので何も見えません。
直登は結構急だったので平谷越経由で戻ることにします。
直登は結構急だったので平谷越経由で戻ることにします。
いきなり急な下りから始まります。
いきなり急な下りから始まります。
今度は鎖場が現れました。直登よりこっちの方が険しいかも。
今度は鎖場が現れました。直登よりこっちの方が険しいかも。
岩場を乗り越え
そして再び鎖の下り
滑りそうな岩場の下り
そしてまた鎖。鎖が好きな人は平谷越コースの方がいいでしょう。
そしてまた鎖。鎖が好きな人は平谷越コースの方がいいでしょう。
ようやく平谷越に到着です。ここからは下り気味のトラバースです。ようやくホッと。
ようやく平谷越に到着です。ここからは下り気味のトラバースです。ようやくホッと。
滝のように流れる岩清水
椿の絨毯。ほんの少し前なら満開だったのでしょう。
椿の絨毯。ほんの少し前なら満開だったのでしょう。
ロープ場もあるので完全に気は抜けません。
ロープ場もあるので完全に気は抜けません。
直登コースとの分岐まで戻ってきました。
直登コースとの分岐まで戻ってきました。
そして程なく中山越。ここから林道に向かって下ります。
そして程なく中山越。ここから林道に向かって下ります。
林道に出てきました。林道を進みます。
林道に出てきました。林道を進みます。
途中ショートカットもありましたが、林道に降りるとき少し高さがあったので使わない方がよいかもしれません。
途中ショートカットもありましたが、林道に降りるとき少し高さがあったので使わない方がよいかもしれません。
林道には雨のせいか沢ガニだらけでした。
林道には雨のせいか沢ガニだらけでした。
このカニは全然逃げない男気のある勇敢なカニでした。
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このカニは全然逃げない男気のある勇敢なカニでした。
下に降りてきてもこんな感じで何も見えません。
下に降りてきてもこんな感じで何も見えません。
中山キャンプ場のサインがありました。もう少しの予感。
中山キャンプ場のサインがありました。もう少しの予感。
中山キャンプ場まで戻ってきました。今日は誰にも会わない静かな山行となりました。
中山キャンプ場まで戻ってきました。今日は誰にも会わない静かな山行となりました。

感想

GW10連休を活用して、平成最後と令和最初の山登りに九州に遠征してきました。予想外に天気が荒れ模様。雨の降らない時間帯とコースタイムをにらみながら、直前まで登る山の順番をあれこれシミュレーション。雨のケースも考慮して、樹林帯の中を行く多良岳を第一弾に選定。ところが予報より早く雨が来て、4/29はあえなくまる1日車中停滞。4/30の朝には小降りになったので、決行しました。これが平成最後の山となりました。

多良岳はかつて火山活動があった場所のようで、岩混じりの登りやトラバースの区間が多くありました。経ヶ岳に向かう途中のトラバースの道は開聞岳を思い起こさせました。多良岳の周辺は登山道の各所に仏様が祀られており、信仰の山であることを感じさせました。

経ヶ岳へは直登したところ、岩場の登りがあったので、帰りは地図ではより平坦そうに見えた平治越に下ったところ、鎖が3本続くコースですっかり当てが外れてしまいました。前日の雨で岩場は滑りやすくなっており、鎖場では緊張を強いられました。

この点では平成最後の登山は「平成」とはいきませんでしたが、雨のせいか終始誰にも合うことのない静かな山行となったので、この意味では平成最後に相応しい登山だったかもしれません。

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