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記録ID: 181970
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山(テント1泊2日) 北沢峠から早川尾根経由の周回

2009年10月10日(土) 〜 2009年10月11日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
20.4km
登り
2,307m
下り
2,822m

コースタイム

【10日】
6:46北沢峠-8:45栗沢山-9:46アサヨ峯-11:37早川尾根小屋-14:20高嶺-15:05アカヌケ沢の頭-15:53鳳凰小屋
【11日】
5:45鳳凰小屋-7:07観音岳-7:35薬師岳7:55-9:25アカヌケ沢の頭-10:06高嶺10:20-11:15広河原峠-13:00広河原
天候 10/10 曇のち晴
10/11 晴
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
北沢駒仙小屋のテント場の先に仙水峠との分岐があるので、栗沢山方面に向かいます。多くの人は仙水峠方面に進んでました。
2009年10月10日 07:01撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 7:01
北沢駒仙小屋のテント場の先に仙水峠との分岐があるので、栗沢山方面に向かいます。多くの人は仙水峠方面に進んでました。
道はそれなりに歩かれているようで、踏み跡もわかりやすかったです。
2009年10月10日 08:04撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 8:04
道はそれなりに歩かれているようで、踏み跡もわかりやすかったです。
樹林帯を抜けてハイマツ帯を少し登ると栗沢山頂上です。ここから見る甲斐駒ヶ岳が迫力があるので楽しみにしてましたが、ガスで何も見えず。残念。
2009年10月10日 08:45撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 8:45
樹林帯を抜けてハイマツ帯を少し登ると栗沢山頂上です。ここから見る甲斐駒ヶ岳が迫力があるので楽しみにしてましたが、ガスで何も見えず。残念。
今朝のバスの一便で出発してアサヨ峰往復してきたおじさんとすれ違いましたが、朝一は雨が降っていたとのこと。寝坊して二便に乗って正解だったかも?この後は白鳳峠まで誰にも会いませんでした。あと霧氷がきれいでした。
2009年10月10日 09:17撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 9:17
今朝のバスの一便で出発してアサヨ峰往復してきたおじさんとすれ違いましたが、朝一は雨が降っていたとのこと。寝坊して二便に乗って正解だったかも?この後は白鳳峠まで誰にも会いませんでした。あと霧氷がきれいでした。
アサヨ峰に到着。たまにガスの隙間から南アルプス林道が見えましたが、基本的には寂しく黙々と歩いた感じです。
2009年10月10日 09:46撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 9:46
アサヨ峰に到着。たまにガスの隙間から南アルプス林道が見えましたが、基本的には寂しく黙々と歩いた感じです。
早川尾根の稜線を鳳凰三山に向けて進みます。左側は相変わらずガスなので甲斐駒ケ岳がどこにあるかもわかりません。
2009年10月10日 10:03撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 10:03
早川尾根の稜線を鳳凰三山に向けて進みます。左側は相変わらずガスなので甲斐駒ケ岳がどこにあるかもわかりません。
だんだん天候が回復してきて、稜線の右側は北岳の山頂こそみえませんが、南アルプス林道がはっきり見えるようになってきました。
2009年10月10日 11:09撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 11:09
だんだん天候が回復してきて、稜線の右側は北岳の山頂こそみえませんが、南アルプス林道がはっきり見えるようになってきました。
その後の天候回復は目覚しく、早川尾根小屋に近づくころには樹林帯の中に陽がさしてきました。誰とも会わず、天気も悪い秋山ということで、なんとなく悲しい雰囲気で歩いてきましたが、俄然テンションUP。
2009年10月10日 11:36撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 11:36
その後の天候回復は目覚しく、早川尾根小屋に近づくころには樹林帯の中に陽がさしてきました。誰とも会わず、天気も悪い秋山ということで、なんとなく悲しい雰囲気で歩いてきましたが、俄然テンションUP。
当初、早川尾根小屋にテントを張ろうと考えていましたが、小屋番の人の対応が微妙だったので、急遽予定を変更して鳳凰小屋まで行くことに。
2009年10月10日 11:37撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 11:37
当初、早川尾根小屋にテントを張ろうと考えていましたが、小屋番の人の対応が微妙だったので、急遽予定を変更して鳳凰小屋まで行くことに。
秋の日暮れは早いにもかかわらず、予定を変更して鳳凰小屋まで行くことにしたので、広河原峠、白鳳峠は急いで通過しました。
2009年10月10日 12:53撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 12:53
秋の日暮れは早いにもかかわらず、予定を変更して鳳凰小屋まで行くことにしたので、広河原峠、白鳳峠は急いで通過しました。
この樹林帯を登っていくと・・・
2009年10月10日 12:58撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 12:58
この樹林帯を登っていくと・・・
青空!
高嶺までは急登で、大きな岩をよじ登って進みます。ここで一気に標高が上がるので、森林限界を抜けて見晴らしがよくなります
2009年10月10日 14:12撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 14:12
青空!
高嶺までは急登で、大きな岩をよじ登って進みます。ここで一気に標高が上がるので、森林限界を抜けて見晴らしがよくなります
歩いてきた早川尾根がはっきり見えます。朝と比べて劇的な天候の回復具合に驚きました。
2009年10月10日 14:14撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 14:14
歩いてきた早川尾根がはっきり見えます。朝と比べて劇的な天候の回復具合に驚きました。
地蔵岳も見えてきて余裕が出てきました。こんな感じで日本庭園のような木もあって、快適な花崗岩の道を進みます。
2009年10月10日 14:49撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 14:49
地蔵岳も見えてきて余裕が出てきました。こんな感じで日本庭園のような木もあって、快適な花崗岩の道を進みます。
アカヌケ沢の頭まで来た時にはここまで天候が回復しました。見事なオベリスクです。
2009年10月10日 15:05撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 15:05
アカヌケ沢の頭まで来た時にはここまで天候が回復しました。見事なオベリスクです。
もう一枚。こんなに青空になるとは・・・。
2009年10月10日 15:23撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 15:23
もう一枚。こんなに青空になるとは・・・。
鳳凰小屋へは砂礫の道を下っていきます。小屋までは結構距離がありました。反対に小屋から地蔵岳まで登ってくる時は、砂に足をとられて大変そう。
2009年10月10日 15:39撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/10 15:39
鳳凰小屋へは砂礫の道を下っていきます。小屋までは結構距離がありました。反対に小屋から地蔵岳まで登ってくる時は、砂に足をとられて大変そう。
なんとか鳳凰小屋に到着。小屋の人から今日はテントが一杯になるからできるだけ詰めてテントを張るように指示がありました。あとペグは使用しないでくださいとのことでした。小屋番さんの言うとおり、最終的にテントが一杯になりました。
2009年10月11日 05:43撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 5:43
なんとか鳳凰小屋に到着。小屋の人から今日はテントが一杯になるからできるだけ詰めてテントを張るように指示がありました。あとペグは使用しないでくださいとのことでした。小屋番さんの言うとおり、最終的にテントが一杯になりました。
翌朝は地蔵岳へは登らず、観音岳へショートカットする道を登りました。この道もしっかりと踏み跡もあって特に問題ありません。
2009年10月11日 05:49撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 5:49
翌朝は地蔵岳へは登らず、観音岳へショートカットする道を登りました。この道もしっかりと踏み跡もあって特に問題ありません。
ショートカットから薬師岳に続く稜線に到着。
2009年10月11日 06:39撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 6:39
ショートカットから薬師岳に続く稜線に到着。
八ヶ岳?
2009年10月11日 06:40撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 6:40
八ヶ岳?
稜線からはくっきりと北岳が見えました。昨日とは大違い。
観音岳に向かって稜線を進んでいると、すれ違ったおばちゃんに「ここ登ったら富士山がすごいよ!」と言われました。
2009年10月11日 06:41撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 6:41
稜線からはくっきりと北岳が見えました。昨日とは大違い。
観音岳に向かって稜線を進んでいると、すれ違ったおばちゃんに「ここ登ったら富士山がすごいよ!」と言われました。
そんな大げさな、と思いつつ岩場を登った先で見た富士山は・・・。写真だといまいち迫力ないですが、ライブで見る富士山は最高の富士山でした。
2009年10月11日 06:58撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 6:58
そんな大げさな、と思いつつ岩場を登った先で見た富士山は・・・。写真だといまいち迫力ないですが、ライブで見る富士山は最高の富士山でした。
観音岳に向けて快適な稜線を進みます。すでに山頂にはたくさんの人がいます。
2009年10月11日 07:02撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 7:02
観音岳に向けて快適な稜線を進みます。すでに山頂にはたくさんの人がいます。
昨日見えなかった甲斐駒ケ岳もばっちり。
2009年10月11日 07:04撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 7:04
昨日見えなかった甲斐駒ケ岳もばっちり。
そして右側には終始見事な白峰三山。
2009年10月11日 07:09撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 7:09
そして右側には終始見事な白峰三山。
白砂の稜線。
2009年10月11日 07:35撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 7:35
白砂の稜線。
白峰三山をバックに薬師岳山頂。
2009年10月11日 07:43撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 7:43
白峰三山をバックに薬師岳山頂。
今度は稜線沿いに地蔵岳まで戻ります。
2009年10月11日 08:43撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 8:43
今度は稜線沿いに地蔵岳まで戻ります。
昨日見えなかった甲斐駒ケ岳?
2009年10月11日 09:53撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 9:53
昨日見えなかった甲斐駒ケ岳?
高嶺に戻ってくるまでずっと左側には北岳が見えています。
2009年10月11日 10:06撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 10:06
高嶺に戻ってくるまでずっと左側には北岳が見えています。
御池小屋でしょうか?
2009年10月11日 10:37撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 10:37
御池小屋でしょうか?
高嶺から急斜面を下り、白鳳峠から広河原に向けて下降します。樹林帯に入るまでは真正面に北岳を見ながら下っていきます。
2009年10月11日 11:17撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 11:17
高嶺から急斜面を下り、白鳳峠から広河原に向けて下降します。樹林帯に入るまでは真正面に北岳を見ながら下っていきます。
樹林帯に入ってから広河原までは結構急な下りが続きます。登りに使いたくないなと思いました。
2009年10月11日 12:11撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 12:11
樹林帯に入ってから広河原までは結構急な下りが続きます。登りに使いたくないなと思いました。
サルもうろつく広河原に到着。ここからバスに乗ってスタート地点の北沢峠まで戻りました。
2009年10月11日 13:10撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
10/11 13:10
サルもうろつく広河原に到着。ここからバスに乗ってスタート地点の北沢峠まで戻りました。

感想

南アルプス林道のバスを利用して鳳凰三山を周回登山しました。

出発時は稜線では雨が降っていたみたいで、稜線に上がると木々が白くなっていました。(霧氷?)
秋山ということで少し寂しい感じがする上にガスで景色が見えず、
さらに登山者が少ないコースなので、最初のうちは景色が暗く感じられました。

ところが高嶺あたりから急激に天候が回復して、
鳳凰小屋では別コースから登ってきた登山者も多く、テン場が一杯になるほど盛況でした。
静かな山行を好む人もいますが、自分は寂しさ一杯だったので、
登山者で賑わっているのを感じられて一安心でした。

二日目は超快晴でした。
小屋から稜線に上がった瞬間に、秋の澄んだ空気のもと見えた北岳に感動。
さらに稜線を歩いていると、すれ違いのおばちゃんに富士山がすごいよと声をかけられたのですが、
そんな大げさな〜と思いつつ歩いていくと・・・
富士山が見えた瞬間は大感動でした。とにかく富士山でかかったです。

白鳳峠からの下山は正面に北岳が見えますが、
樹林帯に入ってからかなり急な下りだったので、登りには使いたくないなと思いました。

広河原から北沢峠へはバスで帰りましたが、初めてカモシカを見ることもできて満足の山行でした。

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