毎日あるぺん号で行く甲武信ヶ岳(毛木平〜道の駅みとみ)
- GPS
- 07:31
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,223m
- 下り
- 1,594m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 7:15
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西沢渓谷からは山梨交通の塩山行、山梨市営バスの山梨市行のバス便あり。山梨市営バスはICカード非対応。 道の駅みとみのバス停設定は山梨市営バスのみだが、自由乗降区間内なので、塩山行のバスも停車してもらえる。 |
その他周辺情報 | 笛吹の湯(山梨市営)510円(現金のみ) |
写真
感想
「毎日あるぺん号」を使い、甲武信ヶ岳に20年越しの初登頂。20年前は、甲武信小屋に宿泊予約を入れた後、雷雨の恐れを告げる天気予報を前に、キャンセルしてしまったのだった。今回もまた不安定な天気予報の日に登ることになってしまった。
竹橋の毎日新聞本社から出発するあるぺん号。甲武信方面と八ヶ岳方面の乗客が同じバスに乗り込み、八ヶ岳方面に行く人は、道の駅はくしゅうで別のバスに乗り換えとなっていた。甲武信方面の終点は廻目平の金峰山荘だが、今回はそこを目指す人はいなかったようだ。バスは4列シート。シートの前後のスペースは余裕があるので、隣が空席だったということもあって、予想していたよりは座り心地はよかった。
ようやく明るくなりかけた午前4時半の毛木平の空気は冷たく、氷点下近くまで下がっているような体感だった。千曲川の流れの音を聞きながら次第に高度を上げていく。ナメ滝の辺りから先は登山道がアイスバーン状になっているため、チェーンスパイクを装着。
千曲川源流碑から急坂を上り詰めれば、国師ヶ岳からの主稜線に出る。間もなく、眺望が開けてくれば、山梨、埼玉、長野の3県にまたがる甲武信ヶ岳の山頂に着く。山頂からの視界は180度ほどだが、雄大な眺めが広がる。
当初は、甲武信ヶ岳から雁坂峠まで縦走する算段だったが、午前8時で既に西方には積雲が沸き上がってきいるのが見えたため、雷に見舞われないうちに、早めに徳ちゃん新道を使って下山することにした。
木賊山周辺は、まだ30センチ以上の積雪が残っており、踏み抜きの跡も多く見られた。分岐から南向きの斜面に入ると、雪は急激に少なくなるが、近丸新道との分岐までは、深くえぐれた中に雪が残っていたり、雪解け後の泥水で滑りやすかったりと、歩きにくい急坂が続いた。
徳ちゃん新道に入れば、乾いた尾根道で、引き続き急坂続きではあるが、歩きやすくなる。雲行きは怪しくなる一方で、ついには小雨、さらには細かな雹すら降り始めた。下る速度を上げつつ雨装備を整え、西沢山荘からは傘もさしながら道の駅みとみまで下り着いた。
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