日向倉山(奥只見)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 810m
- 下り
- 805m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:10
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
石抱橋を渡った監視小屋周辺には駒ヶ岳を目指すと思われる大勢の方が準備中でした。枝折峠へはまだ開通していませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場(標高約760m)から赤崩山⇔日向倉山の稜線出合(標高約1140m)までは斜度の均一なやや急登ですが、この支稜は下りでも危険を感じるほどではないと思います。 稜線へ上がってから幅広尾根の小さなアップダウンを繰り返します。 日向倉山手前の鞍部(地形図1277m標高点の東側)からは、右側は雪庇が崩落した雪壁で、雪稜は平らでなく北側に傾いています。 鞍部付近のみ藪が出ており、北側の雪面をトラバースしました。 クレバスは安定し、雪面は締まり、終始アイゼンのみで踏み抜き皆無でした。 往路で展望の良い赤崩山(1164.6m)へ寄り道してから日向倉山(1430.6m)へ向かいました。 |
写真
感想
日向倉山は2013年5月4日、銀山平から未丈ヶ岳へ行った時の通過点でした。
当時は白光橋から支稜を上がるのが一般的だということを知らず、石抱橋の冬季閉鎖ゲートから赤崩山経由で行きました。
天候は雲の多い晴れですっきりした眺望が望めず、消化不良気味でした。
今回はその時のリベンジ山行であり、終日快晴で大成功でした。
初めて歩く雪山ではなく、尾根の分岐もなく、今回は地形図も山地図も持って行きませんでした。
日向倉山で見えていた山名の分からない山は帰宅後に調べました。
※ 写真で、山名の間違いがありましたらご指摘ください。
頂上は南東方向に広く、北西の三角点があるはずの付近には灌木が僅かに雪から出ていました。
中ノ岳〜越後駒ヶ岳は膨大な量の雪を冠し、東西に長い荒沢岳の稜線は鋸歯状の岩襖を連ねており、迫力に満ち溢れていました。
北側には大きく翼を広げた未丈ヶ岳、艱難辛苦を乗り越えて日帰りした毛猛山が懐かしく思い出され、感慨ひとしおでした。
誰も行かない山に興味と好奇心があり、奥只見湖の東側に注目していました。その一つが立倉山・・・・・
日向倉頂上からの目視より、撮影画像のズームの方が頂上の様子はよくわかり、立倉山頂上は針葉樹があって展望抜群ではないことが分かりました。
丸山スキー場の奥には羨望のまなざしで眺める丸山岳、この山こそマイナー12名山の選定基準に合致する山は他にないでしょう。
深山幽谷に存在しながら『村杉半島』と言われる山塊の主峰も眺めることが出来ました。
予定変更で未丈ヶ岳まで往復出来ない時刻ではありませんでしたが、下山後は一般道で帰ることや、赤崩山手前からの支稜の下りはある程度の余力を残して置くことなどを考え、下山の途に就きました。
日向倉山は特段の体力&持久力を要する山ではなく、時間の掛かる山でもありません。奥只見ではメジャーな範疇の山と言えるでしょう。
本日は快晴下、他の登山者はなく、勿体ない貸し切りの秀峰でした。
本来GWになれば賞味期限切れの山ですが、今年は雪がタップリの穴場でした。
フトGWに他にも登っている人はいないかと確認したら、takayama2さんのレポがありました。
山頂からの福島の山々に詳しく、毛猛も登頂済みとは流石ですね。私は村杉岳しか分かりませんでした。
また機会があれば宜しくお願いします。
初めまして
今年のGWは長かったので、ネット上に記録を公開しないだけで、相当多くの方が登られていると思います。
赤崩山〜日向倉山より、日向倉山〜未丈ヶ岳の方が、賞味期限切れは早いと思います。
山座同定は広域図が出ている登山地図上で、日向倉山から定規など真っすぐなものを当てて山名を調べました。2012年版の『越後三山』、2011年版の『尾瀬』などです。
毛猛は線路歩きが出来たおかげで日帰り出来ました。
越後の山は頂上にツガやシラビソなどの大きな針葉樹がなく、標高の割に好展望なのでお気に入りです。
コメントありがとうございました。
こちらこそよろしくお願いします。
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