明神平〜赤ゾレ山〜伊勢辻山・薊岳
imonee
体力度について
- GPS
- 52:14
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,215m
- 下り
- 2,279m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 4:28
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 5:23
| 天候 | ほぼ晴れ 5/3は若干風があったため林間にテントを張った |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
桜井〜榛原 近鉄線 300円 榛原〜菟田野 奈良交通バス 510円×往復 菟田野〜大又 東吉野コミュニティバス 予約制・無料 榛原〜大和八木 近鉄線 350円（宿泊地へ移動） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
★関東圏の百名山などに比べると踏み跡が薄めで 過保護な道標もないので（多少あるケド） 赤リボンと踏み跡をよく確認 （薄めに感じたものの踏み跡は基本的に明瞭です） 今回のルートに危険はなかったが意外と傾斜がきつめな印象 地面は土や落ち葉などで柔らかく石は少なかった ★大又〜林道ルートは滝が見れるがゆったりと登っていて疲れる 長いがひたすら林道を詰めてゆけば山道に入る 登山者より釣り人を多く見かけた 山道に入ると、危険はないがけっこうな急登で常にふくらはぎが張る ★明神平は近くに水場あり。もちろんトイレはない ★赤ゾレ山方面は歩きやすいハイキングコース 国見山は展望なし 赤ゾレ山は巻き道もあり山頂への分岐は特に道標もないのでわかりにくい でも赤ゾレ山からの展望は素晴らしいです 伊勢辻山までの道みちはアセビの群落があり満開だった ★薊岳へは明神岳方面への踏み跡とか四方にあって一瞬迷うが 方角を間違わず尾根づたいに歩けば良い 赤ゾレ方面よりややハードだがこちらの方が登山者が多め 薊岳前後はヤセ尾根でロープあり ★大鏡山というのはよくわからんかった。大鏡池はあったけど ここから樹林帯の怒濤の下りとなり、道づたいにひたすら歩けばよいが 意外と傾斜があるらしく足に響いた 変化の乏しいダラダラ下りで心が折れる こちらを登りにしないで良かったと思った ★最後に車道に出て笹野神社へ下る分岐に気付かずそのまま坂道を下りた ちょうど和佐羅滝への登山道入り口に出る 大又バス停へは右へ5分ほど |
| その他周辺情報 | 大又バス停にトイレあり（和式ボットン） 大又・明神平の開けた所・各山頂などでは携帯が通じました（au） 林道ルートの七滝八壺の少し先に最後のトイレあり（あまり入りたくない） 東吉野コミュニティバスは無料なのにとても親切で嬉しかったです |
写真
この上の小ピークで単独のおじさんに道を聞かれました。バリルートを歩いてるみたいなンですが、道に迷ったとか…。まさかここに来て私が道を聞かれるとは…
3
……神社に下る道に気付かず車道を下りて、ここに出てしまいました。大又バス停まで5分ぐらいの距離です。時間あれば和佐羅滝も見に行きたかったのですが、全然時間ないしそもそも足がガクガクで無理でした…
1
装備
| 備考 | ドライレイヤー、メリノウール、駒の小屋Tシャツ、夏用トレッキングパンツ、靴下、帽子（夜はフリースを着て#3のシュラフでやや寒かった。ダウンを持っていたが着るのが面倒で上にかけた） |
|---|
感想
(￣∀￣)
令和最初の登山として、記念すべき十連休の山行として、
前日の昼まで迷いに迷って決めたのが、明神平。
十ヶ月ぶりのテン泊登山なので少しゆるめにしようと…
そのうえ、初めての山域、初めてのトイレなしテン場…
慌てて好日山荘に携帯トイレを買いに行ったらあまり数がなく、
100均で10個買って、万が一足りなければお花摘みということで…
施設にいる母を見舞ってから、大急ぎで新宿へ！
バスタ新宿が出来て久しいですが、今回は臨時便なのか
新宿駅西口26番乗り場から出発の夜行バス「やまと号」。
西口乗り場は久しぶりなので魔窟新宿駅で迷いかけましたが
何とか到着。
バスの座席は車両真ん中にあるトイレの階段の後ろだったので
トイレ行きやすいし席ごとにカーテンも閉められるので快適でした。
でもバスはバス、やはりぐっすり眠れたとは言えませンでしたが…
登山口への路線バス発着駅「榛原」に一番近い「桜井」駅で降車。
榛原に移動し、コンビニで焼鳥を買って食べて、予定より早いバスで菟田野へ。
菟田野からは前日に予約した東吉野コミュニティバスを待ちます。
30分ぐらい待つはずだったのに、バス（というか普通の車）はすぐ来てくれて、
客が私だけだったのですぐに出発してくれました。
その際、私は2日後の帰りのバスの予約15:35を一本早い13:35に変更してしまい、
変更したそばから後悔することに…（バカ）
明神平から薊岳経由で大又に下るだけなのでそんなに時間かからないと思ったからですが、よく考えたら朝苦手だから寝坊出来た方が良いし、時間が余ったなら和佐羅滝に行くなり、薊岳に向かう前に明神岳に登ることも出来たのに…
コミュニティバスは無料だというのにとても親切で丁寧でした。
予定より30分ほど早く大又に到着し、トイレに行って出発。
目の前の笹野神社の脇には、「薊岳→」の標識が。
下山時はここから出てくるのね、と、ちょっと楽しみ(^^)
入山は滝を楽しみつつ、林道ルートでゆきます。
人影のない小径を20分ほど歩くと七滝八壺。
少し先に最後のトイレがあり、さらに歩くと魚止めの滝。
たまに釣り人の姿を見かけながら、黙々と細い舗装路を歩きます。
道は若干傾斜があるようでけっこう疲れますが、
沢沿いで気持ちよく、危険もありません（当たり前）
ずっと道なりに歩いてると長くて何だか不安になって
二度ほど地図を確認しましたが、問題ありません。
二階滝というのがどれかわからなかったけど、
やがて林道が終わり、鉄の橋を渡って山道に入ります。
何度か渡渉したり沢沿いの気持ちよい道ですが、
意外と傾斜があり息が切れます。
この辺りから他の登山者とチラホラ会いましたが
GWとして考えると全然少ない、静かな山旅。
久々のテント装備はとても重くて、スピードが出ませんが
時間はたっぷりあるのでゆっくりゆきます。
明神滝を過ぎると徐々に沢から離れ、
だんだんと傾斜がゆるくなってくると水場に到着。
水を汲もうか迷いましたがとりあえず喉を潤すだけで出発。
もうすぐ今日のゴールだけど、遅々として足が進まず。
それでも何とか、写真で見た通りの憧れの明神平に到着！
天気もいいし気持ちイイ！
しかしちょっと風があり、この見晴らしの良い場所でテントを張るには、
えーと、入口は風向きのどっちだったけかなぁ…（←60泊もしていてこの無知さ…）
こんなところに張って邪魔？風に飛ばされる？
天理大山小屋より奥の林間にはすでに4張ほどのテントが。
私も、もしお花摘みするならここの方が場所を見つけやすそうだし、
風除けにもなるしソロの方ばかりで静かそうだし…と、
でも混雑したテン場しか経験がないので、
なまじテントの数が少ないとあまり近くに張るのも悪いし…
そんなことを考えてたらなかなか場所を決められず、
目をつけてた場所を後から来た人に取られたり（←言いがかり）
決断力のない私は何か妙な場所に張ってしまった気がします…
というわけでテントを張ったら昼寝します。
これがしたくてテン泊してンだ！
水場は2分ほど歩いた先に豊富に流れており、
夕方には鹿を見かけて気分良し。
夕食はお米を炊いて、まずは中華スープで猫まんま。
お次は味海苔で巻いて食べ、最後は鮭茶漬け。
といっても焼き鮭のそぼろをかけただけですが、けっこうウマかった。
まだ暑さはさほどではなく、食欲があったのが良かったです。
夜は降るような星空、しかしなかなか寒かった。
久しぶりのテントの夜を満喫しました。
2日目はお椀で食べるカップヌードルを朝食にし、
8時出発で赤ゾレ山方面へ。
登り下りで多少傾斜がきつい所はあったものの、
基本的に楽チンなハイキングルート。
私が今まで登って来た山のように過保護な道標はなかったですが
踏み跡は明瞭だしそもそも特に分岐もない。
アセビの群落を楽しみながら登った先は最終目的地の伊勢辻山で、
あれ？赤ゾレ巻いちゃった？
帰りはぬかりなく赤ゾレ山頂への踏み跡を見つけ、無事登頂。
よい景色でした(＾ー＾)
すれ違った登山者は5〜6人でしょうか、静かだったなぁ。
そしてテントに戻るとまた昼寝。至福のひとときです。
この日はあしび山荘の改修？やら
高校生パーティの到着やらで賑やかでしたが、
さすが山岳部、夜7時には静かになり、8時には完全に静寂。
天気の良いGWだというのに、こんなに幸せでいいンでしょうか。
3日目。あ〜あ、時間変更しなければ、もっとゆっくり出来たのに…
正直、この2日間の自分の予想以上の亀足に衝撃を受け、
もしかして13:35下山て難しいかも…？と不安に…
それでもコースタイムより1時間半ほど余裕のある8時に出発。
昨日のルートと同じようにきっと道は安全だろうと期待しながら
明神岳に後ろ髪をひかれつつも
重いザックが足に負担だったので、諦めて先へ進みます。
誰かのレコで『絶景の稜線歩き』とか書いてあった気がしたのですが
実際には『快適な尾根歩き』といった感じかな。
薊岳までは何故かコースタイムより1時間も多くかかりましたが、
まぁハイキングルートといった感じで安全に到着！
しかしこの先は、まぁ大したことはないですが、
若干危険なヤセ尾根がしばらく続きます。
まぁこれぐらいはないと、つまらんでしょうね（←よく言う）
そしてまた道が落ち着くと、今度は変化の乏しい暗い樹林帯に。
この辺から登って来る人たちと何度かすれ違いました。
こっちのルートを登るのはイヤだな…
大鏡山というのがよくわからぬまま、水のない大鏡池の横を通って
後は延々と、苦手な下りに突入です。
半分ぐらいの地点に古池辻という場所があるはずですが、よくわからず
とにかくひたすらダラダラと下ってゆく感じ。
荷物は重いし景色も楽しめず、意外に強い傾斜を黙々と下るのが
何だかとてもツラくて辛くて仕方ありません。
距離的には大したことないし、実際楽な道なンですが、
とにかく足に負担がかかり、完全に膝が笑っています。
なさけない…
やがて道が広くなり舗装道に出ると、
特に分岐も見つけられずにそのまま坂道を下ってしまい、
出た場所が和佐羅岳への登山口。やっちまった…
最後に笹野神社に出るのを楽しみにしていたというのに…
かといって引き返すのもイヤなので、そのまま5分ほど歩いて大又バス停へ。
何とか予約時間の15分前に到着することが出来ました。
まぁ予約を早めて良かったですね、実際、時間が余ったとしても、
とても和佐羅滝を見に行く気力は残ってませンでしたから…
この日が一番いい天気だったので、
もっと山でゆっくりすれば良かったとも思うけど、あとのまつりです。
無事に榛原駅に戻ったら、またコンビニで焼鳥を買って食べました。
やっぱり肉が恋しくなるのです。
それと、100％オレンジジュース！美味しかったぁ！
その後は大和八木のホテルにチェックインし、シャワーを浴びて昼寝。
夜は半額シールの張られた刺身を買って来て食べました。
(￣∀￣)
というわけで、自分としてはとても疲れたけど、
内容的にはかなりゆる登山な3日間でした。
あと、2日目3日目と下痢したのですが、
もしかして水場の水を煮沸せずに飲ンじゃったから…？
特に大量に飲んだ3日目の夜は明らかにお腹がキュルキュル言ってて、
痛くはなかったのが幸いでしたが、文句なしの下痢…
といっても私はしょっちゅうストレスで下痢するので
原因はよくわかりませぬが…
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ちなみに肝心のおトイレですが、小は100均の携帯トイレで問題なし。
使用後も思ったよりかさばらず、臭いも（たぶん）大丈夫でした。
まぁ、でも、自分のとはいえ、なかなかヘビーでやんすね。
このまま尿検査に出そうかしら…（※ダメです）
場所は、結局、テントの中で(＾＾;)
人に見られないですむ、安心出来る場所というのはやはり難しく…
空いてるテン場で、ソロテントだからこそ出来たことですね。
だけど好きな時に？すぐ用を足せるし、いつもトイレ行くの面倒だったので
考えようによっては携帯トイレ、イイ(・∀・)bかも！
さすがに大は、テントの中とは、いきませンでしたが…（内緒）
後始末はそのまま燃えるゴミでもいいのかもしれないけど
袋の指示通り水を加えてトイレに流し、袋類のみ密封して燃えるゴミに。
なかなかに壮絶？な体験でした☆
こっそり拍手
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こんにちわ、imoneeさん、やぁ、日記に書いていらっしゃった通り、関西の山、制覇されたんですね、おめでとうございます。
明神平、本当に気持ちいい所でしょう。去年、伊勢辻行きました。六月初めだったからアセビの花は終わりでアセビの群落ってよくわかりませんでした。まあ、近くだから来年、アセビの花のころ、行きたいと思います。
下山途中だったので赤ゾレ山も上ってません。貴重なレポ、ありがとうございます。次回、行きたいです！
明神平をベースにして、檜山奥峰とか少し遠いけど池木小屋山とか楽しいですよ。よろしければ、また、お越しください。
携帯トイレは…特に明神平は必要かもしれませんね。この先、休みの日はもっと多くの人がテント張りますから。
もっとも固形物は体の中に持ち帰ります。
明神〜伊勢辻〜薊岳♥ 完走おめでとうございました！
(＾＾)sari-paA さんこんにちは。
レコご覧頂きありがとうございます
大峰山脈の方は、もう少し修行してからにしようと…
今回は思ってた以上に体がなまってて、
自分のコースタイム見てあまりののろさにビックリしました
テン泊も久々だったので満喫しました。
色々教えて頂きありがとうございました
池木小屋とか行ってはみたいけど大丈夫でしょうかね？破線ルートですが…
でも誰かのレコにその辺りまでは踏み跡明瞭だって書いてあったような。
いずれにしろ地図読みの練習をしっかりと…
ところで、「固形物は体の中に持ち帰る」とは？
大きい方はお花摘みしないということでしょうか？
勿論、その通りです。2,3泊なら我慢です😡。
ただカレールー状は駄目ですね〜。以前、大峰 世界遺産を汚してしまいました😰。
大峰は、標高2000メートル近くあるから、５月中旬以降がいいですよ。お花が一杯咲き始めて…。ただ、普通の人は長期休みないんですね。残念ですね。
台高とか鈴鹿のコースタイムは、日帰りハイカー基準にしてるから、テン泊装備では厳しい😰😁ー当たり前ですよ。林道終点から明神平まで2時間、普通じゃないでしょうか。私もそれくらい掛りましたよ😭。
機会あれば、是非是非、お越し下さい😄。
(＾＾)sari-paAさんお返事ありがとうございます。
そうか、ガマンか…
でも携帯トイレならいいですよね？
大峰は、弾丸的だけど１泊２日で八経ヶ岳か大普賢岳には行けるンだよなー
釈迦ヶ岳もいいなー
縦走もいいけど、つまみ食いしちゃうかも
そうか、日帰りハイカー基準のコースタイムってこともあるンですね
ちょっと安心しました。
ありがとうございます。
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