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ヤマレコ

記録ID: 1838785 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走芦別・夕張

芦別岳本谷に雪崩の音が響く

日程 2019年05月05日(日) [日帰り]
メンバー
 snufkinjr(CL)
, その他メンバー1人
天候快晴
アクセス
利用交通機関
車・バイク

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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.8〜0.9(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち45%の区間で比較) [注意事項]
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コースタイム [注]

日帰り
山行
9時間16分
休憩
58分
合計
10時間14分
S太陽の里ふれあいの家04:3106:25ユーフレ小屋06:2807:31ユーフレ本谷07:3609:47芦別岳10:3311:50ユーフレ本谷12:32ユーフレ小屋14:40太陽の里ふれあいの家14:4414:45ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
丸木橋!
その他周辺情報温泉:ハイランドふらの

写真

4時30分.日の出を待たず,前回より30分早く出発.
2019年05月05日 04:25撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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4時30分.日の出を待たず,前回より30分早く出発.
2
1週間で明らかに雪解けが進んでいます.
2019年05月05日 05:16撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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1週間で明らかに雪解けが進んでいます.
2
前回はスノーブリッジの下に埋もれていた夫婦沢の丸木橋が行く手に現れました.太い丸木ですが,濡れてヌルヌルしていて凶悪.とても渡る自信はなく,激流の夫婦沢を岩伝いに渡りました.
2019年05月05日 05:52撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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前回はスノーブリッジの下に埋もれていた夫婦沢の丸木橋が行く手に現れました.太い丸木ですが,濡れてヌルヌルしていて凶悪.とても渡る自信はなく,激流の夫婦沢を岩伝いに渡りました.
3
丸木橋ルートを取ったパートナーは,途中で滑って進めなくなってしまいました.どうするつもりでしょう.
2019年05月05日 05:57撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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丸木橋ルートを取ったパートナーは,途中で滑って進めなくなってしまいました.どうするつもりでしょう.
2
スリングで引っ張り上げて無事に通過.最大の核心部でしたね.
2019年05月05日 05:58撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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スリングで引っ張り上げて無事に通過.最大の核心部でしたね.
3
6時30分,ユーフレ小屋.
2019年05月05日 06:19撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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6時30分,ユーフレ小屋.
2
沢がだいぶ開いてきています.
2019年05月05日 06:46撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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沢がだいぶ開いてきています.
2
ゴルジュはまだ埋まっていましたが,大量のデブリは既に溶けてなくなっていました.
2019年05月05日 06:49撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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ゴルジュはまだ埋まっていましたが,大量のデブリは既に溶けてなくなっていました.
3
デブリが増えている.
2019年05月05日 07:04撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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デブリが増えている.
3
インゼル,また来たよ.
2019年05月05日 07:14撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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インゼル,また来たよ.
2
今日は,鉄の12本爪 Petzl Vasak Flexlock Crampons.
2019年05月05日 07:34撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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今日は,鉄の12本爪 Petzl Vasak Flexlock Crampons.
1
気温が上がりだして,轟音と共に,細い枝沢から水と共にデブリが吹き出すように流れ落ちてきます.
2019年05月05日 08:11撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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気温が上がりだして,轟音と共に,細い枝沢から水と共にデブリが吹き出すように流れ落ちてきます.
4
三俣.真ん中の細い沢がルートです.デブリの脇を通過して入っていきます.
2019年05月05日 08:32撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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三俣.真ん中の細い沢がルートです.デブリの脇を通過して入っていきます.
2
次第に斜度が増していきますが,雪面が柔らかいので余裕があります.
2019年05月05日 09:00撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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次第に斜度が増していきますが,雪面が柔らかいので余裕があります.
3
そして,問題の地点にやってきました.
2019年05月05日 09:03撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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そして,問題の地点にやってきました.
3
前回は,こちらに向かい,間違いに気づいたもののクラスト斜面をトラバースできず,やむなくここを登りました.
2019年05月05日 09:11撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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前回は,こちらに向かい,間違いに気づいたもののクラスト斜面をトラバースできず,やむなくここを登りました.
3
今度こそ,本谷を詰め上がります.
2019年05月05日 09:11撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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今度こそ,本谷を詰め上がります.
2
なんの問題もなく,余裕でザクザクと登っていけます.ピッケルもいらない.
2019年05月05日 09:12撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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なんの問題もなく,余裕でザクザクと登っていけます.ピッケルもいらない.
3
左手に芦別岳山頂部岩頭を見ながら急斜面を登る.
2019年05月05日 09:14撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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左手に芦別岳山頂部岩頭を見ながら急斜面を登る.
2
9時30分.ついに本谷を登り切りました.
2019年05月05日 09:30撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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9時30分.ついに本谷を登り切りました.
3
9時51分,登頂!芦別岳,1726.1m.北海道のマッターホルン.
2019年05月05日 10:14撮影 by RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9時51分,登頂!芦別岳,1726.1m.北海道のマッターホルン.
12
風もなく,ぽかぽかだったので,しばし,まったり.10時17分,下山開始.
2019年05月05日 10:17撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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風もなく,ぽかぽかだったので,しばし,まったり.10時17分,下山開始.
1
今回は,本谷を下ります.
2019年05月05日 10:52撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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今回は,本谷を下ります.
3
この辺なら尻滑りも安心.
2019年05月05日 11:28撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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この辺なら尻滑りも安心.
1
飛行機雲.
2019年05月05日 11:38撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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飛行機雲.
3
ただいま,インゼル.
2019年05月05日 11:52撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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ただいま,インゼル.
3
ゴルジュを越える.
2019年05月05日 12:03撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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ゴルジュを越える.
2
12時30分,ユーフレ小屋まで,帰ってきました.
2019年05月05日 12:31撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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12時30分,ユーフレ小屋まで,帰ってきました.
3
問題の丸木橋.帰りは,岩伝いが難しそうなので,丸木から.乾いているから歩いて渡れそうだけれど,万が一の事を考えると怖くて...
2019年05月05日 12:52撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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問題の丸木橋.帰りは,岩伝いが難しそうなので,丸木から.乾いているから歩いて渡れそうだけれど,万が一の事を考えると怖くて...
4
行者ニンニクの畑!しばし,採取.
2019年05月05日 13:42撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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行者ニンニクの畑!しばし,採取.
2
旧道を延々と歩いて,ここを越えると,異界から現世へ戻る.
2019年05月05日 14:16撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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旧道を延々と歩いて,ここを越えると,異界から現世へ戻る.
3
ここから意外と長い.
2019年05月05日 14:35撮影 by Canon EOS 5D Mark III, Canon
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ここから意外と長い.
1
14時37分,帰ってきました.
2019年05月05日 14:41撮影 by RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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14時37分,帰ってきました.
5
夕陽に向かって家路を急ぐ.
2019年05月05日 18:36撮影 by iPhone 7, Apple
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夕陽に向かって家路を急ぐ.
2

感想/記録

先日,念願の本谷に挑んだものの,最後の最後で詰め損なってしまいました.パートナーは,「別にいいんじゃない」って感じでしたが,とても,そのままではいられませんでした.ラインが美しくない.

とはいうものの,当初,連休後半は下り坂の予報.がっくりでした...  しかし,次第にいい感じになってきて,前日には,登山指数は "A" になりました.パートナーは,あまり乗り気ではないようでしたが,前日から,ペツルのアイゼンを準備したり,「絶対行くぞ」アピール.

納得できないことがあったとき,それをそのまま放っておくことができない.失敗の記憶は,時が経つにつれて次第に曖昧になる.それと共に気持ちも楽になっていくけれど,そういう風に曖昧にしていくと,結局,また同じ失敗を繰り返して悔しい思いをすることになる.以前は,仕方がないと諦めたり,むしろこっちの方が良かったとと考えようとしたり,失敗した理由付けをして納得しようとしたりしたこともあったけれど,最近は,そういうブレーキはかけないことにしました.「すっぱい葡萄」の理論は自分にはいらない.自分の思いに素直に真っ直ぐ従う.どんなことがあっても,自分の思い描いたようにやり遂げる.人生に残された時間は常に短い.

前回に比べて気温がだいぶ高い予報なので,雪崩れたり,踏み抜いたりするリスクを少しでも減らすために,早い時間帯に一気に登ってしまいたい.というより,早く行きたくってしかたがない.出発時間を早めるために,1時45分起床.4時30分.日の出を待たず,前回より30分早く出発.行者ニンニクもちらっと眺めただけで,どんどん先に進みます.

1週間で明らかに雪解けが進んでいます.そして,前回はスノーブリッジの下に埋もれていた夫婦沢の丸木橋が行く手に現れました.太い丸木ですが,濡れてヌルヌルしていて凶悪.とても渡る自信はなく,激流の夫婦沢を岩伝いに渡りました.丸木橋ルートを取ったパートナーは,途中で滑って進めなくなってしまったので,スリングで救助.

雪が溶けて踏み抜くようになってきているし,一部は,藪でルートが不明瞭.ユーフレ川本流を辿るだけなので迷うことはありません,沢はどんどん開いてきています.ゴルジュはまだ埋まっていましたが,先週あった大量のデブリは既に溶けてなくなっていました.

本谷の中は,気温が上がりだして,轟音と共に,細い枝沢から水と共にデブリが吹き出すように流れ落ちてきます.

デブリの中を丸く抉れた溝が刻まれています.「尻滑りの跡なのかな,こんなに急なところで...」と話しながら,歩きやすいので,そこを歩いたりしていました.でも,滑ってかえって歩きにくいので,脇によけてしばらくすると... 「ザアアー...」という音と共に,雪崩れていきました.小川級の雪崩.

次第に斜度が増していきますが,雪面が柔らかいので余裕があります.
そして,問題の地点にやってきました.前回は,右の斜面に向かい,間違いに気づいたもののクラスト斜面をトラバースできず,やむなくそのまま登りきりました.今度こそ,本谷を詰め上がります.

左手に芦別岳山頂部岩頭を見ながら急斜面を登る.あっけないくらいなんの問題もなく,余裕でザクザクと登っていけます.ピッケルもいらない.
9時30分.ついに本谷を登り切りました.9時51分,登頂!芦別岳,1726.1m.北海道のマッターホルン.風もなく,ぽかぽかだったので,しばし,まったり.10時17分,下山開始.

今回は,本谷を下ります.さすがに上部の急斜面で尻滑りする勇気はありません.アイゼンをはいているので,そのまま滑ると捻挫や骨折の危険もあるし,雪崩れる危険もあるかもしれないので,ゆっくり慎重に一歩一歩.それにせっかくの本谷を一気に通過するのがもったいない.

12時30分,ユーフレ小屋まで,帰ってきました.

問題の丸木橋.帰りは,岩伝いが難しそうなので,丸木から.乾いているから歩いて渡れそうだけれど,万が一の事を考えると怖くて...下りの丸木橋は余裕でした.

芦別岳は,行者ニンニクの山.行者ニンニクの畑!しばし,採取.

その後,旧道を延々と歩き,14時37分,帰ってきました.ついに,27年間越しの課題を達成しました.そして,また,来ますね.次は,またクラストして,絶対に滑落できない状況の時の白く輝く本谷へ.

温泉は,ハイランドふらのへ.コストパフォーマンスの高い温泉でした.
訪問者数:292人
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この記録へのコメント

登録日: 2017/3/14
投稿数: 2
2019/5/10 21:56
 飛行機雲
こんばんは。本谷に向かう途中スライドし、少しお話しをさせて頂きました。
私達のパーティーは1300m辺りで、左岸からの大玉の雪崩れに合い
撤退してきました(全員無事)
もう少しだったのにとても残念でした。
お二人の登頂がとても羨ましいです
同じ飛行機雲を見ていたのになあーと思いました。
登録日: 2014/9/22
投稿数: 21
2019/5/11 5:58
 Re: 飛行機雲
コメント,ありがとうございました.
ご無事で何よりでした.とても気温が高くなってきていたので心配していました.
次は,きっと登頂できますね.
私たちも2度目で完登できました.
harurunrunさん達が,次こそは本谷から山頂に立てますように!

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