鍋割山(大倉発-寄着)



- GPS
- --:--
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,107m
- 下り
- 1,029m
コースタイム
15:00鍋割山-15:25鍋割峠-18:00寄小屋-寄バス停19:00
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鍋割峠から寄コシバ沢への下りは崩落箇所があり、かなり危険 |
写真
感想
久々の丹沢。
最近、高尾山ばかりだったので少し足を伸ばすことに。
行ったことのない鍋割山を目指すことにしました。
急に休みが取れたため、あまり下調べができず、古い地図だけが頼り。
渋沢から大倉までバスで行く予定だったが、ゴールデンウィークということもありバス停はかなりの行列。
大倉入り口まで行くバスが先に来て、ガラガラだったので、大倉入り口から大倉まで歩いてしまおうと言うことに。
大倉入り口から大倉までは、30分弱かかった。
大倉に到着。たくさんの人。
登山届けを書くカウンターが設置されていて提出を盛んに呼びかけていた。
登山届けを提出し、準備を整えて出発。
大倉から西山林道を経て鍋割山へ。
前半は歩きやすい林道。天気も良く、木漏れ日が気持ちい。新緑の若葉の色鮮やかだ。気温も20度以上あった。
二俣を過ぎたあたりから急なのぼりが始まる。
途中、沢の水の上を歩くようなところもあって天気がよいので気持ちがいい。
しかし、雨などで水量が多い日は危険だろうなと思う。
後沢乗越から急登が続く。今まで林道で楽な道が続いていたが、その分後はずべて急な登り。大倉尾根に比べたら、まだ楽だと思うが・・・気温も高いので汗が噴出してくる。それまで、林道を歩いているときにはみえなかったが、ゴールデンウィークと言うこともあって、かなりの人がみえた。
急登が続くので道脇で休憩している人がたくさん。
僕らも適度に休憩を取りながら登りきった。
途中トイレも水場もなかった。
山頂にたどり着くと、かなりの人。さすがはゴールデンウィーク。
そして山小屋から伸びている行列。
そう、鍋割山と言ったら名物の鍋焼きうどん。
それを求める人の行列だ。
恐るべしゴールデンウィーク。
当初は、せっかくだから名物の鍋焼きうどんをいただこおかと思ったりもしたのだが、ゴールデンウィークだし混んでてなかなかありつけないだろう。ということで、お昼は持参した。
初めて使う棒ラーメン、九州味(たぶんとんこつ)。これに、レトルトの中華丼とゆで卵、チャーシューをトッピング。
これが思った以上においしかった。今までの山ご飯で一番かも。
山頂も晴れ渡っていて、風も時折そよ風が吹く程度。ロンT一枚でも寒くなく、むしろ暑いくらいだった。
あまりに気持ちが良いので草の斜面でお昼寝。30分以上寝てしまった。
この時点で14:30過ぎ、当初、塔ノ岳を経由して大倉尾根を下ってこようかと思ったが、時間的に厳しいのて、そのまま下山することに。
来た道をそのまま下るのも面白くないと言うことで、天気もいいし、鍋割峠から寄コシバ沢を下り、寄バス停へ下ることに。
しかし、この無計画と、下調べをしてこなかったこと、そして地図が古かったことがこの先の自分たちを苦しめることに。
鍋割峠まで下るとがけ崩れの音が。遠くの斜面だったが初めて聞いた音だったのでぞっとした。
鍋割峠から沢に下る道がかなりの難路。古い地図には危険マークもなく、破線の登山道にもなっていなかったのでそれほど危険だとは思っていなかった。
ところが、道が途中でなくなっていた。恐る恐る慎重に見に行くとその先が崩落しており、赤テープでマーキングされた大木も沢のほうへ根こそぎ落ちていた。
これはいけそうもないと思ってみぎをみると、踏み後のようなものが崩落したと思われる際にそってトラバースするようなかたちで30センチくらいのはばしかないがついていた。しかも地面は土ですこし斜面になっており手がかりになるようなものはないし、かなり危険だがここをトラバースしないと先には進めない。
慎重にすすむことに。
かなり緊張を伴うような場所が続き、沢へ近づき高度感もなくなってきた。そしてやっと沢のガレ場へ。ほっと一息。
沢の脇の斜面がかなり削られて大木が根こそぎ倒れていた。
この前の春の嵐の大雨のせいか?
ここからは沢をひたすら下る。雨のあと通れないような登山道だ。下るにつれて沢の水量が増してくる。これ以上いったら危険なのでは?と言うところで左脇に沢を外れ沢沿いの登山道へ。歩きなれた一般的な登山道の感じにほっとする。
しばらくするとまた沢へ降り沢を飛び越えて今度は右側の沢沿い、そしてまた左へ。それを何回か繰り返しながら下っていく。下った行くほどに沢の水量は増えていくので、沢を渡るのも一苦労。どうやって渡ったらいいか悩むような箇所もあった。やっと沢を外れ杉林へ。かなり日が落ちてきた。杉林の中は薄暗くなっていた。この時点で17:30を過ぎていた。
寄発19時ばすにはまにあいそうだ。だが暗くなる前に、登山道は抜けたい。
20分ほど歩くと林道へ。ほっとした。
さらに歩くと舗装路へ。さらにほっとした。バス停まではまだ距離があるが、ここまできてしまえば安心。後は19時までにバス停につけばいい。
結局バス停に着いたのは19時。
バスの時間は19:15。しかも最終バスだった。危ない危ない。
いろいろと勉強になった山行だった。
とにかく地図は新しいものを。水場、トイレの情報。当たり前だけど大事ですね。
心身ともに疲れ果てた。元気を取り戻すために温泉へ。
このまえ、丹沢を縦走したときには休業で入れなかった。東海大学前の温泉、さざんかへ。
休日700円。なかなか安い。
内風呂は天然温泉。温泉ではないが露天風呂もある。大きな荷物の入るロッカーもあるし。
なかなか良い湯でした。
食事もそこで済ませたのだが、安いしかなりのボリューム。
結局そこを出たのが22:30ごろ。
心身ともに癒されました。
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