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ヤマレコ

記録ID: 1856609 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走比良山系

奥比良縦走:蛇谷ヶ峰〜釣瓶岳〜武奈ヶ岳

日程 2019年05月19日(日) [日帰り]
メンバー , その他メンバー3人
天候曇り 風が強く寒い一日でした。
【気温】大野集会場:17℃  イクワタ峠:17℃   武奈ヶ岳:13℃
アクセス
利用交通機関
車・バイク
名神:米原JC〜北陸道:木之本IC〜国道8号〜国道303号〜国道367号を
南下。(自宅から道の駅まで約2時間半)

集合:道の駅くつき新本陣(5時30分発)→ 葛川市民センター駐車場に
移動(5時45分)→ 乗り合って桑野橋大野集会所に移動(6時着)
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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.7〜0.8(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち77%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
7時間13分
休憩
1時間27分
合計
8時間40分
Sスタート地点06:0806:48登山口06:5007:55天狗の森08:02蛇谷ヶ峰西峰08:0608:15蛇谷ヶ峰08:2708:54滝谷ノ頭09:04ボボフダ峠09:0609:38ヨコタニ峠09:4010:14地蔵峠10:1910:21地蔵山10:2410:58小ピークで昼食11:2611:30イクワタ峠11:3312:00釣瓶岳12:0612:22細川越12:2412:50細川尾根分岐12:57武奈ヶ岳13:0013:20西南稜1120m地点13:2113:27ワサビ峠13:2813:34御殿山13:4313:50RP御殿山413:56RP御殿山313:5714:05846m地点14:09RP御殿山214:1014:21RP御殿山114:45坊村14:4714:48ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
比良比叡トレイル: https://hirahiei.com/
その他周辺情報「山と高原地図」のコースタイムは少し甘めの設定かと思います。

写真

大野集会所裏からスタートした林道は、ウォーミングアップにしては、少しきつめかな?
ゆっくり行きましょう。
2019年05月19日 06:13撮影 by Canon IXY 180, Canon
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大野集会所裏からスタートした林道は、ウォーミングアップにしては、少しきつめかな?
ゆっくり行きましょう。
5
林道にはタニウツギがいっぱい。
2019年05月19日 06:31撮影 by Canon IXY 180, Canon
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林道にはタニウツギがいっぱい。
5
傾斜も舗装も尽きると、「きのこ研究所」が現れた。
2019年05月19日 06:41撮影 by Canon IXY 180, Canon
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傾斜も舗装も尽きると、「きのこ研究所」が現れた。
4
こんな場所に不法投棄の車が。。
2019年05月19日 06:44撮影 by Canon IXY 180, Canon
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こんな場所に不法投棄の車が。。
5
40分ほどの林道歩きで、やっと蛇谷ヶ峰の登山口に。
いよいよ登山道に入ります。
2019年05月19日 06:49撮影 by Canon IXY 180, Canon
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40分ほどの林道歩きで、やっと蛇谷ヶ峰の登山口に。
いよいよ登山道に入ります。
3
東向きの尾根に乗ったようだ。
2019年05月19日 07:24撮影 by Canon IXY 180, Canon
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東向きの尾根に乗ったようだ。
4
チゴユリ
2019年05月19日 07:29撮影 by Canon IXY 180, Canon
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チゴユリ
8
天狗の森:すでに石楠花は終わっていた。
2019年05月19日 07:55撮影 by Canon IXY 180, Canon
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天狗の森:すでに石楠花は終わっていた。
5
蛇谷ヶ峰西峰に掛かる山名板。朽木(くつき)側ではこの山を小椋栖山(おぐらすやま)と呼ぶようです。
2019年05月19日 08:01撮影 by Canon IXY 180, Canon
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蛇谷ヶ峰西峰に掛かる山名板。朽木(くつき)側ではこの山を小椋栖山(おぐらすやま)と呼ぶようです。
5
西峰より釣瓶岳を望むが、武奈ヶ岳は雲の中だった。
2019年05月19日 08:03撮影 by Canon IXY 180, Canon
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西峰より釣瓶岳を望むが、武奈ヶ岳は雲の中だった。
5
蛇谷ヶ峰より琵琶湖を見下ろす。評判の展望も曇り空では・・・。
2019年05月19日 08:14撮影 by Canon IXY 180, Canon
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蛇谷ヶ峰より琵琶湖を見下ろす。評判の展望も曇り空では・・・。
8
三角点名:蛇谷ヶ峰
2019年05月19日 08:16撮影 by Canon IXY 180, Canon
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三角点名:蛇谷ヶ峰
3
縦走路に入ると、このテープを頻繁に見かけます。
北端の蛇谷ヶ峰から武奈ヶ岳を越え比叡山に至るトレールをこう呼ぶようです。
2019年05月19日 08:32撮影 by Canon IXY 180, Canon
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縦走路に入ると、このテープを頻繁に見かけます。
北端の蛇谷ヶ峰から武奈ヶ岳を越え比叡山に至るトレールをこう呼ぶようです。
4
峠 Д椒椒侫斉宗これからは緩やかな道が続きます。
2019年05月19日 09:04撮影 by Canon IXY 180, Canon
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峠 Д椒椒侫斉宗これからは緩やかな道が続きます。
2
峠◆Д▲蘆峠
2019年05月19日 09:14撮影 by Canon IXY 180, Canon
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峠◆Д▲蘆峠
2
峠:ヨコタニ峠。しばらく続いた緩やかな道はここから徐々に地蔵山への登りに変わります。
2019年05月19日 09:37撮影 by Canon IXY 180, Canon
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峠:ヨコタニ峠。しばらく続いた緩やかな道はここから徐々に地蔵山への登りに変わります。
4
植生が変わったような。
2019年05月19日 09:51撮影 by Canon IXY 180, Canon
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植生が変わったような。
3
地蔵峠への登りで。ヤマレコ仲間のnara7さん、ありがとう。
2019年05月19日 10:03撮影 by Canon IXY 180, Canon
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地蔵峠への登りで。ヤマレコ仲間のnara7さん、ありがとう。
9
小ピークからリトル比良の山並みを望む。
2019年05月19日 10:14撮影 by Canon IXY 180, Canon
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小ピークからリトル比良の山並みを望む。
3
地蔵峠の「山の神」にきれいな花が(造花でした。)
2019年05月19日 10:16撮影 by Canon IXY 180, Canon
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地蔵峠の「山の神」にきれいな花が(造花でした。)
4
峠ぁ地蔵峠
2019年05月19日 10:16撮影 by Canon IXY 180, Canon
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峠ぁ地蔵峠
2
地蔵山(三角点名:地蔵峠)
2019年05月19日 10:20撮影 by Canon IXY 180, Canon
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地蔵山(三角点名:地蔵峠)
3
レンゲツツジかな?
2019年05月19日 10:21撮影 by Canon IXY 180, Canon
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レンゲツツジかな?
4
峠ァД汽菊宗なんか雰囲気が変わったような。
2019年05月19日 10:33撮影 by Canon IXY 180, Canon
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峠ァД汽菊宗なんか雰囲気が変わったような。
2
時には散乱する倒木を跨いで。
2019年05月19日 10:37撮影 by Canon IXY 180, Canon
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時には散乱する倒木を跨いで。
4
イクワタ峠手前の茂みで風を避けて食事をしました。
2019年05月19日 11:25撮影 by Canon IXY 180, Canon
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イクワタ峠手前の茂みで風を避けて食事をしました。
3
麓にガリバー旅行村が見えます
2019年05月19日 11:26撮影 by Canon IXY 180, Canon
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麓にガリバー旅行村が見えます
2
峠Α尾根のTOPなのに峠?イクワタ峠。望む釣瓶岳のピークは森の更に奥だった。
2019年05月19日 11:29撮影 by Canon IXY 180, Canon
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峠Α尾根のTOPなのに峠?イクワタ峠。望む釣瓶岳のピークは森の更に奥だった。
3
振り返る蛇谷ヶ峰も遠くなりました。
2019年05月19日 11:31撮影 by Canon IXY 180, Canon
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振り返る蛇谷ヶ峰も遠くなりました。
4
展望に欠ける釣瓶岳だけど、
2019年05月19日 12:00撮影 by Canon IXY 180, Canon
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展望に欠ける釣瓶岳だけど、
2
富士山が見えるの?
2019年05月19日 12:00撮影 by Canon IXY 180, Canon
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富士山が見えるの?
5
やっと武奈ヶ岳を捉えました。
2019年05月19日 12:07撮影 by Canon IXY 180, Canon
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やっと武奈ヶ岳を捉えました。
5
鞍部の細川越え、武奈ヶ岳まで約200mの登りになります。
2019年05月19日 12:22撮影 by Canon IXY 180, Canon
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鞍部の細川越え、武奈ヶ岳まで約200mの登りになります。
2
ムシカリ
2019年05月19日 12:28撮影 by Canon IXY 180, Canon
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ムシカリ
7
中央のピークが釈迦岳でしょうか?
2019年05月19日 12:43撮影 by Canon IXY 180, Canon
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中央のピークが釈迦岳でしょうか?
3
風に揺れるスミレ。
2019年05月19日 12:53撮影 by Canon IXY 180, Canon
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風に揺れるスミレ。
4
強風が吹き抜ける武奈ヶ岳に到着。山頂から蛇谷ヶ峰、釣瓶岳、琵琶湖を望むが、寒いな〜!。
2019年05月19日 12:55撮影 by Canon IXY 180, Canon
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強風が吹き抜ける武奈ヶ岳に到着。山頂から蛇谷ヶ峰、釣瓶岳、琵琶湖を望むが、寒いな〜!。
8
強風の中を坊村へ下る。
2019年05月19日 13:01撮影 by Canon IXY 180, Canon
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強風の中を坊村へ下る。
2
直下には乱舞するコイワカガミが。
2019年05月19日 13:04撮影 by Canon IXY 180, Canon
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直下には乱舞するコイワカガミが。
6
コイワカガミとチゴユリのコラボ。
2019年05月19日 13:06撮影 by Canon IXY 180, Canon
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コイワカガミとチゴユリのコラボ。
11
いよいよ西南稜の下りだ。
2019年05月19日 13:07撮影 by Canon IXY 180, Canon
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いよいよ西南稜の下りだ。
4
振り返る。
2019年05月19日 13:10撮影 by Canon IXY 180, Canon
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振り返る。
4
このコースのハイライト、西南稜を何度も振り返る。
2019年05月19日 13:18撮影 by Canon IXY 180, Canon
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このコースのハイライト、西南稜を何度も振り返る。
7
峠АД錺汽啼宗さあー、本日最後の登りだ。
2019年05月19日 13:27撮影 by Canon IXY 180, Canon
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峠АД錺汽啼宗さあー、本日最後の登りだ。
3
御殿山。もう下るのみだ、ゆっくりしましょう。
2019年05月19日 13:33撮影 by Canon IXY 180, Canon
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御殿山。もう下るのみだ、ゆっくりしましょう。
3
御殿山から武奈ヶ岳を振り返る。
2019年05月19日 13:35撮影 by Canon IXY 180, Canon
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御殿山から武奈ヶ岳を振り返る。
5
尾根筋(冬道)を離れ夏道へ向かう。
2019年05月19日 13:49撮影 by Canon IXY 180, Canon
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尾根筋(冬道)を離れ夏道へ向かう。
2
昨年の台風の爪痕かな。
2019年05月19日 14:20撮影 by Canon IXY 180, Canon
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昨年の台風の爪痕かな。
2
あ〜、やっと終わりだ〜。
2019年05月19日 14:38撮影 by Canon IXY 180, Canon
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あ〜、やっと終わりだ〜。
3
明王院へ下山終了。
2019年05月19日 14:39撮影 by Canon IXY 180, Canon
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明王院へ下山終了。
4
葛木市民センター駐車場へ戻ります。
2019年05月19日 14:48撮影 by Canon IXY 180, Canon
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葛木市民センター駐車場へ戻ります。
4
撮影機材:

感想/記録

昨年の比良デビューは定番コースだったが、今年は一味違った
コースをとの希望が叶って、北端からの縦走が実現した。

集会所の裏から舗装された林道に入ると、ウォーミングアップには
少しきつめの登りがなかなか緩んでくれない。
ペースを抑え気味にゆっくりと上がって行く。
林の中にはアカマツやタニウツギが多く見られるが
茸はとれるのだろうか?などと考えながら蛇行を繰り返すと、
やっと傾斜も緩み同時に地道に変わった先に「きのこ研究所」と
書かれた建物があった。やっぱり茸に無縁の林ではなさそうだ。

長く続いた登り傾斜の林道も40分ほどして尽きると、やっとそこが
登山口だった。
東向きの尾根に乗り、新緑が美しいブナ林からしばらくすると
石楠花の林(もう終わってしまったが)に変わり、真新しい看板が
付けられた「天狗の森」を一登りすると電波反射板が立つ
蛇谷ヶ峰西峰に出る。朽木地区では「小椋栖山(おぐらすやま)」と
呼ばれる西峰から釣瓶岳が望めるが距離ははまだまだ有りそうだ。
気合を入れ直して、一旦鞍部に下り登り返したピーク・蛇谷ヶ峰は
360度の展望が評判の山だが生憎の曇り空で、多くは望めなかった。

明るさに欠ける琵琶湖やリトル比良の山並みを眺めなが行動食を
頬張り南へ向かって縦走路へ入ると頻繁に「比良比叡トレイル」と
印刷されたテープが見られ、ルートを示してくれる。
緩やかに高度を下げ、言われないと気づかぬような尾根上のコブ、
「滝谷の頭」を過ぎるとボボフダ峠となり、地形的には蛇谷ヶ峰〜
地蔵山を繋ぐ稜線の最低鞍部に位置するようだ。

しばらくは起伏の無い緩やかな尾根が続く。時折陽が射し込むと
浅い谷地形の斜面は穏やかな表情を見せてくれる。
アラ谷峠、ヨコタニ峠と続いて現れる峠は鞍部に位置する地形では
なかった。尾根を挟んで東西を往来するのに都合の良い場所として
通られた場所ではないだろうか?

ヨコタニ峠から小さなピークを越えると尾根下に登山道と接するように
林道が現れた。重機の跡が残るので造林作業が行われているのだろう。
しばらく並行した林道と離れ、小さなピークに出ると三角点が
埋められた地蔵山だった。東側にはアップダウンを繰り返して連なる
リトル比良の様子が良くわかる。

ササ峠を過ぎると灌木が増えたせいか雰囲気に変わってきた。
蛇谷ヶ峰を背にして明るい尾根を登ると、やっと間近に釣瓶岳を
捉える小さな平坦地に出た。風を避けられるユズリハ?の茂みで
昼食を摂り尾根のTOPに出ると、なんとそこがイクワタ峠だった。
なぜここが峠なのかな?

しかし6月も近いと言うのにまるで晩秋を思わせるような気候だ。
風をまともに受けながらの登りにかかるが、間近に思えた釣瓶岳の
ピークも意外に遠く感じる。小さな岩場を過ぎ森を更に進んだ先に
やっと山頂の道標が現れた。展望も乏しいので僅かな小休止で
急な下りにかかると登山道の様子が変わり、初めて露岩混じりの道に
なってきた。しばらくして初めて武奈ヶ岳の姿を梢の間に捉えるが
山頂に人影はなさそうだ。この寒さで山頂に留まる人がいないのかな?

道標が散乱する細川越えからはいよいよ残す登りは200mほどだ。
灌木が消えた剥き出しの尾根に出るともう遮る物が何もない
武奈ヶ岳山頂まで一息だ。

昨年初めて訪れた山頂は素晴らしい展望で歓迎してくれたが、
二度目の山頂は真逆だった。煽られるような強風で早々と
下る事にしたが、まだ楽しみは残っている。それは西南稜で、
武奈ヶ岳のハイライトと言われる稜線は是非歩いてみたかった道だ。
楽しんで下ろう!

坊村に向かい下り始めた途端、岩場にはコイワカガミが群生し、
ケルンが積まれた稜線は1000m級の山とは思えないほど開放的で
つい振り返り、振り返りしながらワサビ峠へ下る。

本日最後のピーク・御殿山でゆっくりと休んだ後はもう下るだけだ。
流石に人気コースでしっかり踏まれ道を、足元に注意を払って黙々と
下るが緊張感が緩んでしまった。変化の乏しい長い下りにうんざりし、
疲れを感じ始めた頃、やっと国道を走る車が目に入ってきた。

【山中での雨を心配してのスタートだったが、幸い時々晴れ間ものぞく
まずまずの天気に恵まれた。展望も花も恵まれたものではなかったが
変化していく比良の縦走路を楽しく感じられた一日だった。】
訪問者数:351人
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この記録へのコメント

登録日: 2013/11/11
投稿数: 3117
2019/5/22 9:18
 良さそうな稜線歩きです
こんにちはonetotaniさん

 今週末は今ひとつのお天気でしたが、比良も同様だったのですね。でも、この稜線歩きは魅力的です。体力的にキツそうですが、ぜひ歩いてみたいです。
 ただ、調べてみましたが、この区間のバスは休日運行でしかも1日1本のみ、グループで置き車しないと無理なのでそこが問題ですね。

 武奈ヶ岳は早春に歩こうと計画していましたが天候不良で延期。タイミングを見計らって登頂したいと思っています。
登録日: 2013/5/27
投稿数: 5141
2019/5/22 19:55
 比良
こちらと思えば、またあちら。
神出鬼没、縦横無尽に山を歩いてみえますね。

この辺りは、積雪期に一度歩いただけですが、西南稜からの武奈ヶ岳は見事なものでした
レコを拝見し、爽やかなこの季節にも、是非歩いてみたい稜線ですね
登録日: 2010/12/28
投稿数: 2626
2019/5/22 20:45
 Re: 良さそうな稜線歩きです
teppanさん 今晩は。
曇り空と強風で寒い寒い一日でしたが、知らない比良の山は新鮮で
大変楽しく歩けました。

蛇谷ヶ峰から武奈ヶ岳に縦走中、すれ違った人は皆テント泊組でした。
このコースを日帰りで歩く人は少ないんでしょうか?
ましてや、バス利用では早くても9時出発になりそうで、じっくり歩ける
余裕はなさそうですね。

自宅からのアクセスがもう少し良ければ、いろいろ歩けるのにな〜。
登録日: 2010/12/28
投稿数: 2626
2019/5/22 21:14
 Re: 比良
totokさん 今晩は。
先回とは違うコースで比良の山を歩いてみたくて、案内をお願いしました。
山の雰囲気、道の様子が変わっていく縦走の楽しさが感じられる
良いコースでした。

西南稜を望む御殿山から坊村までの下りは正直、長く感じられました。
あの開放的な道を積雪期に歩くのは爽快でしょうが、下りの最中には
坊村から武奈ヶ岳まで雪の中を歩くには、タフな心と体力が必要だろうなと
そんな事ばかり考えていました。
登録日: 2016/5/17
投稿数: 588
2019/5/23 6:42
 こんにちは
道中 お会いしたnara7です。
天候のせいか、全く人に会わないので、嬉しくて、まくしたてるように喋ってしまいました。楽しい時間…で元気もらいました。

こういうルートどりもあるんですね、車2台デポ作戦出来たら♪
電車とバスで出発だと、朝早くから歩けないので、歩くの遅い私は日帰りは難しいです。

感想が小説みたいで、素敵♪ 風景が蘇ってきます。。。
風強く、疲れて 余裕なかったので、ふむふむ、そういう事ね〜と振り返らせて頂いてます。
登録日: 2010/12/28
投稿数: 2626
2019/5/23 20:17
 Re: こんにちは
nara7さん コメントありがとうございます。
寂しい縦走路でしたね。

ホームの鈴鹿とは違う景色や雰囲気を楽しむために、
もう少しいい条件で歩きたかったのですが・・・。
季節を変えてまたお邪魔することにします。

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